2022年3月10日発売の週刊少年チャンピオン15号掲載の「弱虫ペダル」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
2年目のインターハイの表彰式後のことを思い返す坂道と今泉。
チーム総北のOBである巻島たちが優勝を祝福する中、坂道は取材を受けていました。
取材が終わり、巻島に優勝の報告をしようとする坂道ですが、巻島は飛行機の搭乗時間に迫られて帰ってしまっていました。
目次
弱虫ペダル677話ネタバレ
巻島と会えなかった坂道は、みんながバスに荷物を運ぶ中、一人肩を落として座り込んでいました。
そんな彼の姿を見た鳴子は慰める方法も分からず、なぜか今泉を責め、軽く口論になります。
坂道は切ない顔で空を見上げており、とてもたった今インターハイ2連覇の偉業を成し遂げた男の顔ではありませんでした。
そして坂道は巻島とのこれまでの出来事を思い返します。
巻島の言葉を胸に頑張ってきた坂道は、やっと報告ができると思っていたのにと落ち込みます。
一方、鳴子と今泉はせめて声だけでもと、巻島に電話をかけますが、山奥なので圏外でした。
鳴子は2連覇といえば大抵のことは水に流せるくらいすごいことなのにと言いますが、今泉は仕方がないと返します。
今泉によると、金城は坂道が大切にしているのは「勝利」ではなく、「つながり」なのだと言っていたようです。
その頃、田所の車で移動中の巻島は、切ない表情で窓の外を眺めていました。
田所が巻島に話しかけますが、巻島は外を眺めてボーッとしており、気付いていない様子。
そこで金城が代わりに巻島に声をかけると、巻島はようやく気付いて謝ります。
そして金城が軽井沢駅17時30分の新幹線に乗れば飛行機に間に合うんだろうと田所の質問を復唱すると、巻島は予約の便に乗れるはずだ、その駅まで送ってくれれば十分だと答えました。
しかし田所は、お前が十分と言っているときは、全然十分じゃない時だと言いながら車を停めました。
そんな彼の行動に驚く巻島。
田所は巻島がインハイゴールの会場に気持ちが残りまくってると指摘し、車をUターンさせて会場に戻ろうとします。
ところが、巻島は慌てて田所を止めます。
自分は日本にインハイを見に来ただけだという巻島。
決めた時間の中で坂道には会って十分に声もかけた、最後に会えなかったとするならそれも運命だ、だから駅に行ってくれと巻島は要求しますが、田所はイギリス行きの飛行機は、ひと便ふた便ずらせばいいと説得します。
日本に気持ちを残して帰るのかと叫ぶ田所に、心残りはないと少し声を荒げる巻島。
しかし「唯一心残りがあるとすれば・・・」と言いながら、巻島はポケットの中にゴソッと手を入れました。
巻島がイギリスにいたときのこと。
立ち寄った店で巻島は偶然にも「くも太郎」のキーホルダーを見つけました。
それは以前坂道が巻島にくれたものでした。
世界進出していたのだと巻島は驚き、次会ったら教えてやろう思いながら、そのキーホルダーを坂道のために買ったのです。
それを渡し損ねたのが心残りだと語る巻島に、田所と金城は声を合わせて、今すぐ戻ろうと説得します。
巻島はこれは後から郵便で送るからいいと言いますが、金城は手紙とか一番やらないタイプだろと指摘。
それでも巻島は戻るのはカッコ悪いし、次会った時に必ずいうからいいと、戻ることを拒否します。
すると金城は巻島に、坂道は今日精一杯頑張りやり遂げた、この日の彼には今しか会えないのだと告げます。
そんな彼の言葉に巻島は沈黙しました。
田所はニヤッと笑いました。
その頃、総北高校の選手たちはバスに乗り込んでいました。
坂道もフラフラしながら乗ろうとしますが、背後に突然巻島が現れるのでした。
弱虫ペダル677話感想
巻島は田所と金城の説得で戻ってきたようですね。
戻ってきたところで終わってしまいましたが、坂道がどんなリアクションをするのか、巻島とどんな会話を交わすのか楽しみです!
次回の弱虫ペダル678話が掲載される週刊少年チャンピオン16号は3月17日に発売されます。