2022年3月1日発売の少年ジャンプ13号より、「夜桜さんちの大作戦」119話についてネタバレをまとめました。
【前回のあらすじ】
兄妹には内緒で一人で夜桜百の元へ向かった凶一郎。
太陽の体から放出された結晶成分を浸透させた鋼蜘蛛で百にダメージを与え、圧倒します。
そんな彼の前に、夜桜家の歴代当主たちが姿を現しました。
目次
夜桜さんちの大作戦119話ネタバレ
夜桜家歴代当主は、つぼみの根としてよみがえった傀儡です。
凶一郎は彼女らを滅ぼせば、六美はつぼみの呪いから解放されると考えます。
すると百が桜の花びらを散らしながら、その場から消え始めます。
ニノ前御前が、話し合うために集まったのにもう帰るのか、息子を手にかけることに怖気づいたのかと問いかけると、百は既に話は終わった、各々手筈通りにと指示し、全てはつぼみ様のためにと言い残して去っていきました。
するとニノ前御前は凶一郎に、妹のために自分たちを狙う度胸はあっぱれだと褒めるも、愚かだと言い放ちます。
凶一郎がここで果てれば、現夜桜は骨抜きとなり10代目夜桜六美は自分たちの手中になるというニノ前御前。
遺言や辞世の句があれば言付かるとニノ前御前は言いますが、凶一郎はすぐに帰るから必要ないと一蹴しました。
凶一郎は兄妹みんな大好きでしたが、六美はなおのこと特別でした。
当主を守るという大義名分が兄であるという自尊心に拍車をかけ、六美そのものが彼の存在意義でした。
まるでお姫様とそれを守る騎士のようだと凶一郎は思っていたものの、それは勘違いだったのです。
ある日、六美は体調を崩して寝込んでいましたが、凶一郎の部屋にやってきて、あやとりがしたいと言いました。
そして凶一郎とあやとりで遊ぶ中、六美は母の口座を引き継ぎ、他の資産名義も手続し、取引先への通達もしたのだと伝えます。
これで夜桜家の業務はいつも通り何一つ滞りなくこなせると言いながら、涙を流す六美。
凶一郎はハンカチをスッと差し出しますが、六美は大丈夫だと断ります。
自分の涙くらいぬぐえないといけないという六美。
たとえ父や母がいなくても、みんなで幸せに暮らした家に変わりはなく、自分は夜桜家の当主だから、みんなが自分を守ってくれるように、この夜桜家を守らなければならないのだと語りました。
その言葉を聞いた凶一郎は自分を恥じました。
兄の目線に溺れて妹として見守るばかりで、たおやかな姿の内に秘めた彼女の深く優しく大きい強さに気づけなかったのです。
そして凶一郎は、六美を守ってるんじゃない、自分たちが六美に守られているのだと言いながら、鋼蜘蛛であやとりをします。
すると当主の一人の顔が突然切断されました。
そして凶一郎は「黒糸」を発動し、当主たちに強烈な一撃を放つのでした。
夜桜さんちの大作戦119話感想
凶一郎の強烈な攻撃が放たれました。
果たして凶一郎は一人で当主たちを相手にして、どこまで戦えるのでしょうか?