こんにちは!2019年4月20日発売のビッグコミックオリジナルより「善人長屋」第19話「またな忠助」を読みましたのでご紹介します。
18話では・・・ある朝、善人長屋の入り口に赤ん坊が捨てられていた。忠四郎がその赤ん坊を拾ったが、忠四郎自身が捨て子であったため、思い入れが激しい。仕事もせずに赤ん坊にかかりきりになっている。チラシを作ってあちこちに貼るが、さてどうなる事やら。
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善人長屋【19話】最新話ネタバレあらすじ
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— Gさん (@erojiisama) April 20, 2019
善人長屋の忠四郎は疲れた様子で帰ってきた。あかん坊の親探しのチラシを、足を延ばして赤坂まで張りに行っていたらしい。
忠四郎が疲れているのは体ではない。心の方だ。今日まで自分は捨て子で、しかもこの世に一人きりの、身寄りもない人間だと思ってきた。
ところが、自分を拾ってくれた口入屋の清兵衛さんが亡くなる時に最後に残したと言う話を聞いた。
捨てられた赤ん坊のそばに男の子がいたらしい。その男の子は赤ん坊の顔を見て涙を流していたらしい。
おっかさんが死んだので赤ん坊を捨てるしかないのだと泣きながら叫んでいたらしい。
それを聞いて、会いたいのは会いたいが、それよりも自分は一人ぼっちじゃないとあったかい気持ちになったらしい。
そのあくる朝、早速チラシの効果が表れた。
母親だと言う女が現れた。
その女は赤ん坊を春太と呼び抱きしめた。フギャァ!!フギャァ!!と泣く赤ん坊に乳をやろうとするが赤ん坊は飲まない。
いつまでも泣き止まずにいると今度は別の女が入ってきて乳を含ませた。赤ん坊はグビグビと飲む。
飲み終わるとキャハ!キャハ!と笑っている。先の女は母親ではない。この女が母親に違いない。赤ん坊はよく知っている。
しかし今度はこの女は、自分は母親ではないと言う。女が帰る時、半蔵は後をつけた。
女が長屋の家に帰りつくと亭主が待っていたが、話を聞いているとその亭主が働きもせず、バクチばかりで家には金もなくやむを得ず赤ん坊を捨てたと言う。
半造は翌日夫婦を儀右衛門のもとへ連れてきた。さすが儀右衛門である。粋な計らいで夫婦の生活が成り立つようにし、赤ん坊も母親のもとに返した。
善人長屋【19話】を読んだ感想
【本日発売】悪党揃いの“善人長屋”にまさかの赤子…!?