こんにちは。2019年8月5日発売の週刊少年ジャンプをいち早く入手しました。ビーストチルドレン【第11話】 「オレは、あなたに」を読みましたのでご紹介します。
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10話では、セブンスのためにメンバー集めに奮闘する桜ですが、そううまくはいかず練習すらままならない状態でした。
そんな中、キックの上手な鰐淵を無理やり3対3に誘い込んだ桜は絶対に鰐淵をメンバーに入れたいと強く思うのでした。
目次
ビーストチルドレン【11話】最新話ネタバレあらすじ
それは鰐淵の記憶。一樹選手にキックを誉められた鰐淵は絶対に一樹選手と同じチームでラグビーをすると言って、一樹選手とある約束を交わしました。
しかし、一樹選手の突然の死。
どんなに蹴ったって一樹選手はいない。頭ではわかっていても鰐淵は、雨の中でもボールを蹴り続けることをやめられませんでした。
現在行われている3対3。
桜は正確な鰐淵のキックに感動していました。蹴られたらもう倒せない。その事を理解した桜が狙うのはボールです。
直接ボールに飛び込む桜ですが、鰐淵はクルンと桜を避けると真上にボールを蹴りあげます。
「・・・そういうのもあるのか」
驚いている間に、また点をとられてしまいました。キックは1度でも見せると相手の判断を鈍らせ、蹴る側のペースにのせることができます。
つまり、キックひとつが100倍にも戦略を増やす!!スペースがある3対3では特にキックは活きます。
ですが桜は鰐淵のキックをみて、恐れるどころかすごいとさらに感動してテンションをあげています。
鰐淵のキックを一樹選手のあの時の試合の様だと具体的に語る桜に鶴岡はついていけませんが鰐淵は食いついてきました。
鰐淵は桜のいう一樹選手のプレーを真似ていたようです。
突然の一樹選手のことで意気投合した桜と鰐淵でしたが、お互いが1位だと思うプレーが異なり再び衝突します。
ですが桜は「オレもっと鰐淵先輩とラグビーしたくなりました」と言います。その姿は昔の鰐淵そのものです。
見るたびに鰐淵のキックに感動する桜は、「綺麗なキックだ」と鰐淵に言います。一樹にも言われた言葉。
動揺した鰐淵は初めてのミスを犯します。追わなくていい、と言う鶴岡ですが、取りやすそうと判断した桜はボールを追いかけてキャッチしました。
「いつか・・・オレが蹴って師匠(一樹選手)がかっこよく取る!約束です!!」
鰐淵の思い出がよみがえります。取っても意味のないボールですが、取りやすそうだから取りたくなったと言う桜は満面の笑みを浮かべています。
変なやつ、という鶴岡に鰐淵も「・・・ああ」と返事をしました。
ビーストチルドレン【11話】の感想
一見冷たい先輩だと思った鰐淵は、一樹選手を失ったことでずっと前に進めなかったようでした。一樹選手とプレーするために練習を続けてきたキック。
報われることなく上達だけしていくキックにようやく活躍できる場所を見つけたのではないでしょうか?
鰐淵が勝てばもう周りをうろつかないと言う約束をしていましたが、この試合は確実に鰐淵が勝つことになるでしょう。
それでも、鰐淵は桜のセブンスのチームに入ってくれると信じています。
ビーストチルドレン【12話】を考察
あと3点で鰐淵のチームが勝ちます。これは揺るぎないでしょう。もうこのゲームは勝ち負けではなくなっています。
鰐淵は桜に一樹選手と重なる部分を見つけてしまったのです。こいつとならやれる、と鰐淵はセブンスのチームに入ります。
確実に。これで5人になるとあと2人。誰が入ってくれるのでしょうか。
大きな壁となるのは鰐淵くらいだと思うので、その鰐淵を手に入れた桜は後は欲しい人材をぱぱっと集めるのではないでしょうか。いよいよまともな練習を始められる予感がします!