2022年6月1日発売の週刊少年マガジン27号掲載の「ダイヤのA actⅡ」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
8回表、追加点を狙う青道は、稲実バッテリーの巧みな配球の前に小湊、白州と三振に打ち取られました。
成宮は続く御幸に対しても、内外に投げ分けて揺さぶりをかけますが、御幸は動じません。
そこで成宮は勝負球を投じました。
目次
ダイヤのA actⅡ292話ネタバレ
多田野は最後にチェンジアップで決めるには、インコースをもっと意識させておきたいと考え、成宮に極上の球を要求しました。
彼らの選んだ勝負球は、ストレートでした。
しかしストレートを狙っていた御幸は、バットを振り抜き、打球がセンター方向へ飛んでいきます。
みんなが打球の行方を見守る中、センターのカルロスがボールを追いかけます。
すると成宮は打ち取ったことを確信して、ガッツポーズを見せ、御幸は悔しそうに下を向きます。
そしてカルロスが打球をキャッチして、スリーアウトになりました。
こうしてエースと4番の四度目の対決は成宮に軍配が上がりました。
先ほどの成宮のストレートは、今日最速の153㎞をマークしていました。
多田野は御幸が真っすぐを狙っていたことに少し焦りましたが、成宮がインハイにライズさせて極上の球で応えてくれたことに満足しました。
すると成宮はこっちの思惑通りに打ち取れる奴ではないので、御幸を舐めるなと多田野に忠告します。
しかし成宮は多田野の想いが伝わったらしく、この後も頼むぞと言いながら、彼の胸元をグラブで叩きます。
多田野は力強く返事をして、もっともっと鳴さんのボールを受けたいです!と告げました。
一方、沢村は御幸に次はクリーンナップに回るので、切り替えていきましょうと声をかけます。
そして沢村は元気に声を張り上げ、選手たちもそれに答えながら、守備につきました。
そんな中、稲実はベンチ前で円陣を組みます。
国友監督は沢村について、キレのいい変化球と抜群の制球力を持っているため、去年とは違って簡単に攻略できる投手ではなくなったと話します。
それでもバットに当たらないボールではなく、ストライクゾーンで勝負してくるタイプだけに消極的な態度は向こうを勢いづけるだけなので、狙い球が来たら迷わず振って結果を恐れるなと指示する国友監督。
そして国友監督は、並みいる好投手を打つために日々バットを振ってきた自分たちの対応力を信じろ、私もお前たちを信じると選手たちに告げました。
8回裏、稲実の攻撃は2番の白河が打席に立ちます。
白河は稲実の攻撃のバリエーションが硬軟豊かなのは、国友監督の勝負勘があってこそで、稲実野球を最大限に発揮するにはどんな形であっても塁に出るしかないと考えます。
そして白河はバットを短く持って構えました。
今度はベースに覆いかぶさるわけでもなく、構えもオーソドックスのようです。
それを見た御幸は、去年のような揺さぶりは通用しないと悟ったかと考えます。
すると白河は沢村が投げた瞬間、バットを寝かせてセーフティバントの構えを見せました。
しかし打たずにバットを避け、球はアウトコースにわずかに外れてボールに。
沢村はセーフティでも何でも来るなら来い、覚悟はできてるぞと強気で2球目を投げます。
白河はその球を打ちに行きますが、3塁線ファールに。
彼は沢村たちがまだ成宮を超えていないと考えていました。
ダイヤのA actⅡ292話感想
御幸と成宮の4度目の対決は成宮に軍配が上がりましたね。
そして沢村は8回裏の攻撃で稲実の上位打線を抑えることができるのでしょうか?
次回のダイヤのA actⅡ293話が掲載される週刊少年マガジン28号は6月15日に発売されます。
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