こんにちは。2019年6月10日発売のビッグコミックより、はっぴーえんど【第56話】「ひとりじゃない」を読みましたのでご紹介します。
55話では、友紀ちゃんは天道先生のすすめで、アイドルグループはちマキのアカネちゃんと出会った。アカネちゃんはお母さんの在宅医療の経験を経て、今は言うことが出来る。
もっと早くママに緩和ケアを受けてもらって、辛さを取ってもらって、一緒に家で過ごすことが出来たら、もっとママと楽しい時間を過ごすことが出来たのではないかと思うと。
目次
はっぴーえんど【56話】最新話ネタバレあらすじ
友紀ちゃんはアカネちゃんの話を聞いて、お母さんの在宅医療を受け入れる決心をした。
病院から自宅に帰ってきて、お母さんは在宅医療を支えてくれるメンバーと挨拶を交わした。
天道先生と看護師の吉永さん、それにサポートの主役の北郷さんだ。天道先生はまずアドバイスする。
病院では出来なかったような事を思いつく限り頑張ってやって欲しい。
そうすれば生活を楽しむことによって、より寿命を延ばせる可能性がある。
同時に自分の終わりの準備も進める、例えば友紀ちゃんに伝えたい料理のレシピなども準備していくと、ちょっとした奇跡も起きるかもしれない。
そこへ友紀ちゃんが学校から帰ってきた。以前に比べて表情も明るくなっており、お母さんのそばでずっと話し込んでいる。
お母さんの帽子の代わりにウイッグをすすめ、パジャマも着替えてもらっておしゃれな感じにした。
お母さんの具合が少し良くなれば、一緒に得意のハンバーグを作りたいと約束した。お母さんのハンバーグソースはレストランのソースよりもおいしくて好きなのだ。
思った以上に在宅医療は順調で楽しい。
しかしある日、お母さんが意識を失って、呼びかけても反応がなくなった。昨晩、数回嘔吐して今朝になって呼び掛けても起きないのだ。
友紀ちゃんも初めてのことに動転している。サポートメンバーが駆けつけ、症状は高カルシウム血症からくるものだとわかった。
点滴をして数日後には良くなるようだ。数日後、友紀ちゃんが起きてみると弁当が作ってあった。
お母さんが作ったもので、この友紀ちゃんのお弁当を作りたくて、在宅医療に切り替えたとお母さんは言っていた。
はっぴーえんど【56話】を読んだ感想
進行がんのお母さんの病状は良くなったり、悪くなったりだ。やっとお母さんの希望であった在宅医療に切り替え、友紀ちゃんも納得して始まった。
やはり病院と違って、お母さんにとっては気持ちの落ち着く環境であることは間違いがない。
精神的に落ち着き、友紀ちゃんとも病院では話せなかったこともいろいろ話した。気分の良い時は一緒に料理を作り、お母さんのレシピを教えたりも出来るようになった。
でも、体調がよくない時は、意識不明になり、友紀ちゃんやお父さんにも心配をかけることになる。これも在宅医療だ。
はっぴーえんど【57話】を考察
お母さんは友紀ちゃんに弁当を作った。ある朝起きると歩けるような気がして、キッチンで弁当を作った。
友紀ちゃんは驚いたが、お母さんは、この友紀ちゃんの弁当が作りたくて在宅医療に切り替えたのだと言った。
母親として可愛い娘にやってあげるべきことを、出来ずに心苦しかったのだろう。自分の病気のせいで友紀ちゃんが不自由な思いをしているかもしれないことが気になっていたのだろう。
やっと、その弁当を作ってあげることが出来た。この弁当には本当の母親の愛情が詰まっている。