こんにちは。2019年11月25日発売のアフタヌーンより、フラジャイル【第67話】「反逆者の帰還」を読みましたのでご紹介します。
前話をご覧になっていない方やもういちど振り返りたい方はこちら
66話では、岸たちが皆で慰安旅行で温泉に来ていました。温泉の酸性濃度を測ったり、宿のいちゃもんをつける岸との旅行は最悪ですが、中熊はこれ幸いと、岸にこれからどうするのかを聞くのでした。何はともあれ、宮崎はこの旅行がとても楽しかったようで良かったです。
フラジャイル【漫画原作67話】最新話ネタバレあらすじ
業績ランキング国内1位を誇るアミノ製薬へと復帰した火箱は回りからとても嫌われていました。
火箱はJS1を告発した裏切り者と呼ばれているのです。
2週間前、社長室で辞令を言い渡された辞令、告発対象である間瀬は現場復帰で内部告発者である火箱は総務部へと移動になりました。
納得のいかない火箱ですが自分だけではどうにもならないので、平社員へと降格になった間瀬にも同意を求めますが、間瀬はアミノが自分を必要と思うのならすぐに昇格するだろうと答えます。
火箱はひとまず社長の言うことを聞くしかありませんでした。
社長室から出て乗ったエレベーターの中で、間瀬は来月十王寺が退職するという情報を火箱に伝えます。
十王寺はアミノの首席研究者でJSシリーズの生みの親。
アミノの宝とも呼べる十王寺が辞めてしまうことで、これらどうなるのかと声を荒げる火箱ですが、間瀬からは総務部は関係ないと冷たくあしらわれてしまいます。
例えどこにいようと、JSは自分の問題という飛箱はアミノ製薬薬用植物園にいる十王寺に直接会いに行きました。
しかし、火箱の問いに対する回答を何一つくれない十王寺は、辞める理由も教えてくれませんでした。
元ビフィズスの三沢と飲みに来た火箱は十王寺のことを三沢に話します。
十王寺のことは分かりませんが、また営業になって新薬を売りたいという三沢に、火箱は元気をもらうことが出来ました。
翌日、同じ部の春田に呼ばれてトイレで話をした火箱は春田から十王寺は解雇されるのだという事を聞きます。
そしてアミノが新薬の自社開発から撤退するという事を知るのです。
正確には創薬の最初の一部分を止めて大学などから買い取るようにするようですが、これで会社にとって十王寺が不要になったという事をしりました。
その決定打となったのがビフィズス製薬を買収し、新薬候補を得ることができたこと。つまり火箱が十王寺をクビに追い込んだのです。
その後の経営戦略会議、そこで社の管理職ポストの2割が廃止されることが発表されました。
管理職の社員たちは大騒ぎし始めました。
その夜、火箱は春田に誘われていったカラオケで、アミノの未来を憂う会という人たちに紹介されます。
アミノの株主たちのようで、次の株主総会で今のアミノの経営改革に反発しようとしているのです。
これに賛同すれば十王寺を取り返せるかもしれないと言われた火箱の心は揺れます。
フラジャイル【漫画原作67話】の感想
火箱が自分の行動が引き金となって尊敬する十王寺が辞めると気が付いたシーンがとても印象に残りました。あれで火箱の心は折れたのではないでしょうか。
火箱に十王寺が辞めることを教えた間瀬ですが、間瀬は既に十王寺が解雇であること、その原因をたどると火箱の行動にたどり着くことを知っていたのではないでしょうか。本当に性格が悪い。
間瀬は何かを企んでいるのでしょうか。火箱に会社を辞めさせたいのではないかと思っています。
フラジャイル【漫画原作68話】考察予想
アミノ社内を舞台にした話が始まりました。また新たな大問題に首を突っ込むことになりそうな火箱ですが、十王寺を取り返したい気持ちはとても強いはずです。
だからこの話にのるのではないでしょうか。しかし、今度何か問題を起こせば今度こそ会社にいることは出来なくなります。火箱にとっては綱渡りになります。
これを十王寺が望んでいるのか分かりませんが、あまりいい結果は待っていないと思います。しばらく岸が見られないのは残念に思います。
まとめ
フラジャイル【第67話】「反逆者の帰還」のネタバレと感想&68話の考察予想についてまとめました。