2022年3月10日発売の週刊少年チャンピオン15号掲載の「魔入りました!入間くん」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
合同試験中に協力任務「SOS」が発生。
任務を達成するために敵である教師と戦い、敗退寸前まで追い込まれるカムイですが、どれだけボロボロになっても立ち上がり続けていました。
目次
魔入りました!入間くん243話ネタバレ
カムイは「翻訳」の能力であらゆる言語を理解し、操る悪魔です。
かつて”カイム”はその力を持って、他種族を統率、先導し、魔王軍への反逆を企てました。
しかし魔王軍は武力でもって、これを討伐。
戦闘は熾烈を極めましたが、カイム一族はほぼ壊滅に追いやられ、それ以降カイムは魔王への絶対忠誠を誓ったのです。
”蛮族軍”と恐れられたその身を改め、身を整え、魔界と魔王への忠義を貫く紳士となりました。
カムイは母に、気高く優しく勇ましい父のような立派な紳士になりなさいと教えられました。
そのためカムイは、もう決して”蛮族”などと呼ばれないように、気高く勇ましい紳士であることを心がけてきたのです。
しかし悪魔学校で問題児クラスに入ってしまったカムイは、紳士の家系である自分がなぜ問題児クラスなのかと不満に思っていました。
カルエゴはカムイの問題児入りは女生徒への迷惑行為が原因で、他意はないと説明しました。
そんなある日、カムイは学校で食事を食べているとき、リードに食べ方がとても綺麗だと褒められます。
入間は同意し、アスモデウスに食べ方が似ていると指摘しました。
アスモデウスはカムイとの共通点を指摘されて、少し嫌そうな顔をしていましたが、確かにマナーに関しては紳士と言えるレベルだと認めてくれたのです。
その言葉で自分は気高く勇ましいのだと自信を取り戻したカムイ。
彼を突き動かすのは揺るがない信念でした。
どんな痛みも苦しみも耐えられるのは、一つの思いが彼の胸に溢れているからです。
それは「モテたい」という思いでした。
女の子にモテたい、女の子とエッチなことがしてみたい、その思いに彼は突き動かされていたのです。
カムイは赤ん坊の頃、母に父は立派な紳士でとても素敵なのだと聞かされ、紳士はモテるのだと気づきました。
それからは「紳士たれ、さすればモテる」という信念を基に生きてきたカムイでしたが、なぜかモテませんでした。
女性を尊び、気持ちを真っすぐ伝え、紳士の素質も十分にあり、ランクも「4」に上がったのに何が足りないのかと考えたカムイは、見せ場が必要なのではないかと感じます。
これまで問題児のみんなには輝かしい見せ場がありました。
そうでなければ自分がモテずアロケルに彼女がいる辻褄が合わない、だって顔のパーツはほぼ一緒なのだから・・・
そう考えたカムイは活躍の場さえあれば、きっとモテると信じていました。
そのため1年生を守らなければいけない、この時が見せ場だと思ったカムイは、モモノキにどれだけ攻撃されても、必死に耐えて立ち上がり続けたのです。
しかしついにカムイは力尽きて倒れてしまいました。
その時、マリアンヌが倒れたカムイを受け止め、もう止めてと叫びます。
これ以上この方を傷つけることは、許しません!
マリアンヌは泣きながら、そう叫ぶのでした。
魔入りました!入間くん243話感想
前回は初めてカムイがカッコよく見えたのですが、やはり下心があったようですね。
しかしどんな理由があれど、1人で1年生を守ったことに変わりはないですし、彼をバカにしていたマリアンヌの心を動かしたのは少し感動しました。
ここからどんな展開になるのか楽しみです!
次回の魔入りました!入間くん244話が掲載される週刊少年チャンピオン16号は3月17日に発売されます。