2022年5月11日発売の週刊少年マガジン24号掲載の「シャングリラ・フロンティア」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
夜襲のリュカオーンに遭遇したサンラクとサイガー0。
サンラクはサイガー0と一緒に戦うことで、黒狼にリュカオーンの情報が渡ることを恐れていました。
しかしサイガー0の全力で楽しもうという言葉で、サンラクは今が楽しめれば先のことなんてどうでもいいと思い直し、リュカオーンと戦う決意をしました。
その頃、秋津茜はエムルの制止も聞かず、なぜかサンラクの元へと向かっていました。
目次
シャングリラ・フロンティア86話ネタバレ
サンラクとリュカオーンの戦いが始まりました。
サイガー0は軽い武器でリュカオーンの攻撃を弾くサンラクを見て感心しながら、”剣神断覇”を発動してリュカオーンを攻撃します。
しかし思いの外リュカオーンの体は硬く、攻撃は弾かれて、後ろ足で蹴り飛ばされてしまいました。
サンラクはサイガー0に、ヘイトは自分が受け持つため、回復したら隙を見て強力な一撃を喰らわせてほしいと指示します。
すると次の瞬間、サンラクの背後の影から、もう一匹のリュカオーンが現れ、分身攻撃を仕掛けてきました。
しかしサンラクはSF-Zooの戦闘で分身攻撃を散々見ていたため、その攻撃を避けます。
影を渡り歩くことができる「分身」の奇襲は危険ではあるものの、サンラクは分身が「簡単な行動しかできない」と気づいたようです。
分身の基本行動は、せいぜい「真っすぐ飛び掛かる」程度の単純なものばかりらしく、例えば「避けた相手に追撃を入れる」という複雑な行動は一度もしていなかったのだとか。
つまり建物による影の位置を意識して立ち回れば、避け続けるのも不可能ではないということ。
警戒すべきは、アニマリアが喰われた「あの技」だというサンラク。
月明かりが雲で隠れるとフィールド全体が「暗闇」の判定になり、リュカオーンがどこから現れて攻撃するのか判断が難しくなります。
そのうえ分身は闇に溶け込み、視認性が極めて悪くなるので、避けるのは至難の業に。
そのためサンラクは、月が出ている今のうちに攻撃を入れて削っていくしかないと考え、サイガー0に雲の動きに注意しながら戦闘するよう指示しました。
サイガー0はさすがにサンラクでも、あの猛攻では攻撃まで手が回らないので、自分がダメージを与えなければと考えながら、”アポカリプス”でリュカオーンを攻撃。
その攻撃はクリティカルヒットし、リュカオーンは少し怯みました。
サイガー0はサンラクに、今度は自分がヘイトを受け持つと宣言します。
そしてサイガー0がリュカオーンを引き付けている間、サンラクは新武器の「煌蠍の籠手」を取り出そうとしますが、サンラクの背後の影から突然リュカオーンが姿を現しました。
懲りずにまた分身かと言いながら、サンラクはリュカオーンの攻撃を避けます。
分身なので一度回避すれば終わりだと思っていたサンラクですが、サイガー0はそれは本体だと言いました。
そんなサイガー0の言葉に驚くサンラク。
そしてサンラクは隙をつかれて、リュカオーンに攻撃されてしまいます。
しかし即座にインベントリアに移動したおかげで、何とか攻撃を回避できました。
サイガー0はまさか本体も影移動ができるなんてと驚きますが、サンラクは本体が影を移動できること自体は大したことではなく、問題はそれを隠していたということだと言います。
サンラクは本体は影移動ができないと決めつけていました。
本体の影移動を一度も使わずに戦っていたことで、リュカオーンにそう思い込まされていたのです。
さらにサンラクはこれまでのことを思い返し、リュカオーンが毎回突然現れる攻撃が、本体による影移動だったと考えれば合点がいくと感じます。
リュカオーンはSF-Zooの相手をしているときから、サンラクたちを騙す気満々だったのです。
そしてサンラクが最初に戦った時から、リュカオーンは彼の言葉を理解したうえで楽しんでいたのでした。
シャングリラ・フロンティア86話感想
七つの最強種のリュカオーンは、言葉も理解できて知能も高いようですね。
サンラクはリュカオーンとどのように戦うのでしょうか?
次回のシャングリラ・フロンティア87話が掲載される週刊少年マガジン25号は5月18日に発売されます。