2022年4月14日発売の週刊少年チャンピオン20号掲載の「SHY-シャイ-」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
シャイはアマラリルクの本拠地であるネヴァーランドに到着し、スピリッツと合流しました。
そしてその場を動けないスピリッツに代わり、クフフを救うように頼まれるシャイ。
一方、裏手からネヴァーランドへの侵入に成功したミェンロン、パヴォレア、ランページ、ジャガナートの4人が遭遇したのはタコでした。
目次
SHY-シャイ-127話ネタバレ
巨大な化け物の中から、タコが現れました。
タコは仕事の邪魔をされたことに激怒します。
しかし次の瞬間、タコは自らの顔を持っていた工具で殴りました。
するとタコは気絶し、タコを頭にかぶった少女が泣きながら降伏宣言しました。
その後、少女はミェンロンたちに”オッコ”だと名乗り、ネヴァーランドでエンジニアをしているのだと説明しました。
そして先ほど怒っていたタコの頭は、”タッコ”という名の彼女の相棒のようです。
そんな中、パヴォレアはオッコに、ここからネヴァーランドに行けるのかと尋ねました。
オッコはここはネヴァーランドの排清所なので、もちろん繋がっていると答えます。
排清所には自由で楽しい子供になるために排泄された、自分を縛る大人の欲「大人成分」が流れてくるのだとか。
大人成分はネクタイや財布、パソコンなど、さまざまなものがありました。
しかしこの地下水路は複雑怪奇で、素人が迷い込めばここで生涯を終えるというオッコ。
それを聞いたランページは、じゃああんたに案内してもらおうと手をボキボキと鳴らしながらオッコを脅します。
するといつの間にか目を覚ましたタッコが、脅しに屈するなとオッコに言いました。
オッコは殺されると慌てますが、タッコは奴らは道が分からないんだから殺されないと断言します。
しかしパヴォレアは、道を教える気がないなら、タコを食べちゃおうと言い出しました。
それを聞いたタッコは慌てて、自分の頼みを聞いてくれるなら、道を教えてやると告げました。
その後、ミェンロンたちは、オッコと共にエンジニアルームへとやってきました。
エンジニアルームでは魚を被った人々が、青い顔をしながらパソコンで作業しています。
そんな中、オッコは真ん中に座るイカ部長の元へ行き、掃除ロボが壊れたのだと恐る恐る伝えました。
するとイカ部長は、またやりやがったなとオッコを怒鳴りながら、足で彼女の頭を何度も叩きます。
容赦なくオッコを罵るイカ部長の姿を見て、居たたまれなくなったミェンロンは、思わず龍民拳・眠突脚でイカ部長を蹴り飛ばしてしまいました。
イカ部長はミェンロンの攻撃で気絶してしまい、ミェンロンは青ざめます。
しかしパソコンに向かっていた人々はイカ部長が倒れたことで、仕事をしなくていいんだと喜んでいました。
どうやら彼らはイカ部長の圧政にかなり苦しめられていたようです。
ところが人々は今度は、仕事がなくなって無職になった、やりたいこともなく何も楽しくないと落ち込み始めます。
パヴォレアはもう自由なんだから好きなところに行けばいいと言いますが、タッコはみんなもう何日も休みなく働いたせいで、自分で考える心を失ったのだと話します。
そしてタッコは、こんなみんなを癒して心を取り戻してくれとミェンロンたちに頼みました。
そこでミェンロンは得意の按摩で、人々をマッサージし始めました。
心を癒すには、まず身体からというのが、武道の基本なのだとか。
オッコは体をマッサージしてもらい、癒された様子。
そしてオッコは前はイカ部長も優しいイカだったのだと語り始めます。
しかしネヴァーランド開園が近づくごとに休みがなくなり、責任もどんどん大きくなって、いつしかイカ部長もずっと怒ってばかりになったのだとか。
オッコはまた前みたいに、みんなでタコつぼに入って昼寝をしたり、自由に海を泳ぎたいとぼやきました。
その後、イカ部長が目を覚ましました。
ミェンロンはイカ部長の体を撫でながら、さっきはいきなり蹴り込んでしまってごめんと謝ります。
するとイカ部長は久しぶりによく眠れたと言います。
青く澄んだ海の下で何の不安もなくたゆたう、小さい頃の夢を見たのだとか。
そしてイカ部長はオッコたちに謝りながら、これからシクシクに刺身に捌いてもらいに行くと告げます。
しかしそんな彼を必死に止めるオッコたち。
イカ部長は自分が酷いことをしたのに止めようとする彼らを見て涙ぐみます。
ミェンロンは暗いところで働きっぱなしは心も荒むので、心を癒すために、よく寝て誰かと触れ合って自然でよく遊ぶことをアドバイスします。
そしてみんなで一緒に上まで行って遊ばないかと提案するミェンロン。
そんな彼の手をイカ部長は握りました。
その後、ミェンロンたちは地下水路に戻りました。
そこでミェンロンは次々と落ちてくる「大人成分」を眺めます。
するとその中に何かを発見したミェンロンは、慌ててそれを回収しました。
ミェンロンが回収したのは、レディ・ブラックことピルツが持っていた黒の転心輪でした。
SHY-シャイ-127話感想
シャイがピルツと遭遇したときは、ピルツはまだ転心輪を装着していたと思いますが、なぜ転心輪が落ちてきたのでしょうか。
ピルツの安否が心配ですね。
次回のSHY-シャイ-128話が掲載される週刊少年チャンピオン21号は4月21日に発売されます。