こんにちは。ひらりです。
2021年9月16日発売のモーニングより、そのモガリは熱を知らない【12話】「かつての塊」を読みました。
11話では、
氷堂事件の後、過去の事件を漁るだけの日々に嫌気がさし始めたランの元に、変死体が出たとの知らせが入りました。
すぐに飛んでいくランと追いかける南。タクシーの中で死亡していた死体を解剖したランは、死因は溺死だと判断し・・・。
それでは、この記事では、そのモガリは熱を知らない【12話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
そのモガリは熱を知らない【12話】最新話ネタバレあらすじ
遺族が直接大学に出向いてきましたが、ランはきっちりと解剖を終わらせて遺族の下に向かいます。
自己紹介を済ませたランたちは、勉の死から2日が経過していたが最後に安否を確認したのはいつだと聞きます。
しかし誰もパッと答えることは出来ませんでした。
タクシー運転手の仕事は不規則であることに加え、もう家族で一緒に何かをすることもなかったため数日顔を合わせなくても誰も何も思わなかったのです。
父親に対する不満を口にした息子の基輝は、おそらく自分が最後に見たのだと言いました。
一昨日の朝10時頃、風呂に入っていた勉が廊下までぬらしていたことに対して気持ち悪いと言います。
しかしランは死人に口なしと思っているのであれば後悔すると基輝に言い出て行きます。
その後も検査を続けるランたちは勉の肺の中からプランクトンを発見します。
その種類から河川で溺れた可能性が高いと判断し、調べようにも河川は数多く存在し骨の折れる作業です。
その時、捜査一課のいつもの刑事、本郷と青柳が検査を尋ねてきました。2人のおかげで重大なことが判明します。
後日、ランと南は解剖結果を牧田宅に報告しに来ました。
2日前の朝8時、勉は河川敷で遊んでいて溺れかけた子供の人を助けていたのです。
水泳経験者であったため助けに入った勉ですが、パニックを起こした子供を助ける際に体に水を取り込んでしまったのです。
その場での溺死ではなく遷延性溺水を起こした勉は子供を助けた5~6時間後には苦痛を感じ始めていたはずですが、持病があったため普段通りの対処しかしませんでした。
そのため命を落としてしまったのです。
仕事を切り上げて病院に行かなかったのも人を助けたのも真面目だったからと母親が言うと、基輝はそれがダサいと言おうとしました。
しかし沖の近くまで流された基輝のことも助けてくれた父の姿を思い出し、基輝の目から涙がこぼれ落ちます。
そのモガリは熱を知らない【12話】感想
結局牧田勉の死は事故によるものでした。今回の話では、もっと家族が生きている間に寄り添えていたら、お互いのことをもっと思いやれていたらと少し後悔が残りました。
一瞬でも基輝のことを疑った自分を殴りたいです。一番父の死に興味がなさそうだった基輝が最後に誰よりも辛そうにしたシーンでは胸が締め付けられました。
言わないでと約束したから自分以外誰も知らない父の記憶、その存在が何よりも基輝に後悔の念を与えることでしょう。
そのモガリは熱を知らない【13話】考察予想
次回は新事件発生、“欲望”が事件を搔き乱すという見出しということは今度は事件です。不謹慎ですがワクワクします。
搔き乱す欲望の持ち主は勿論ランです。なんだかんだ捜査一課の刑事に煙たがられつつも少し気に入られている感があるのが見ていて好きです。
ランの過去についての一件も氷堂事件で終わり、もう何もない状態で進んで行く物語。
南が更にランを見ていたいと思うような事件をランが解決してくれることを楽しみにしています。
まとめ
この記事では、そのモガリは熱を知らない【12話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。