2022年4月15日発売の週刊漫画TIMES掲載の「ヤバい女に恋した僕の結末」についてネタバレをまとめました。
【前回のあらすじ】
マモルに拒絶された叶奏は美波の家に行き、彼女にマモルと別れてほしいと懇願しました。
美波はそれを拒否するも叶奏は、マモルがいいと号泣しました。
一方、智広は帰ってこなかった叶奏を家で待つことにしたものの、由貴子は早く叶奏を連れ戻しなさいと怒るのでした。
目次
ヤバい女に恋した僕の結末183話ネタバレ
叶奏が戻ってこないため、智広に早く連れ戻しなさいと怒る由貴子。
叶奏のことが心配なら、なぜ血眼になって捜そうとしないのかと問いかける由貴子に、智広は叶奏が帰ってくると信じているからだと答えます。
すると由貴子は、叶奏が帰ってこないのは智広が原因なのではないかと指摘。
私はあなたに幸せをあげられるのに、あなたは逆に私の幸せを奪うの!?
そんな彼女の言葉に戸惑う智広。
さらに由貴子は突然涙ぐみながら、また叶奏を失ってもいいのかと問いかけます。
このままだと叶奏が帰ってこない予感がする、やっとつかみかけた自分たち3人のささやかな幸せが壊れてしまう気がすると不安を吐露する由貴子。
そんな彼女の言葉に心を動かされた智広は、叶奏を連れ戻すため家を出ていきました。
一方、美波の家にいる叶奏は由貴子から一件着信が入っていることに気づきます。
無断で外泊したから心配してくれているのかと考える叶奏。
しかしどこにいるか由貴子に教えたら、すぐに智広が現れるに違いないと感じました。
そしてこの先どうすればいいのか叶奏は悩みます。
そんな中、美波の祖母は元気がない叶奏を久しぶりに温泉に誘いました。
祖母はお風呂に浸かりながら、叶奏と初めて会ったのも、仲良くなれたのもここだったと思い返します。
叶奏は美波と仲良くなりたくて、意図的に祖母に近づいていました。
それでも祖母はいつもニコニコ優しく接してくれて、叶奏にとってとても安らげる存在でした。
すると叶奏は祖母に、自分はおばあちゃんが大好きだと打ち明け、自分のことをどう思っているかと尋ねます。
祖母は満面の笑みで「好きよ!」と答えました。
そんな彼女の言葉に叶奏は涙ぐみながら、自分はわがままなのに何でなのかと尋ねます。
祖母は確かに叶奏は子供っぽいと言いますが、美波とも同い年で放っておけない存在なのだと話します。
それを聞いた叶奏は、思わず自分もおばあちゃんみたいな人に愛されたかったと本音をつぶやきます。
そうしたらきっとよく分からない不安で寂しい気持ちなんて、少しも感じることなく、美波のようにいつも温かい心で過ごせたかもしれないという叶奏。
すると祖母は叶奏に、家でぬるいお風呂にお湯を入れて早く体を温めるにはどうすればいいと思うかと問いかけました。
叶奏は自分の方へ熱いお湯を集めればいいんじゃないかと答えますが、自分の方にじゃなく向こうに送るのだと話す祖母。
そうすれば浴槽も全体的に温まって自分にも温もりが返ってくるのです。
そして祖母は、自分のことばかり考えずに相手のことも思いやれれば、いつも穏やかでいられるのだと語り、純粋に誰かの幸せを願ったことはあるかと叶奏に尋ねます。
叶奏が子供の頃からずっとお母さんの幸せを願っていたと話すと、祖母はその綺麗な心があれば大丈夫だと言って、彼女の頭を撫でました。
叶奏は嬉しそうに微笑み、祖母に心の中で感謝しました。
その頃、智広は先ほどすごい剣幕で由貴子に詰め寄られたことに困惑していたものの、不安になるのも無理はないと考えていました。
やっと3人で足並みをそろえて幸せに向かって歩き出せたところだったので、この生活を壊してはいけないと考えながら、マモルの家に向かう智広。
するとちょうどマモルが家から出てきて、玄関先で智広と鉢合わせしました。
智広は驚きますが、マモルは彼の風貌が変わっていて誰なのか分からないようで、不思議そうな顔をしながら軽く会釈します。
そんな彼に向かって、智広は「橘だ」と名乗るのでした。
ヤバい女に恋した僕の結末183話感想
叶奏は美波の祖母の優しさに救われましたね。
これから叶奏はどんな決断をするのでしょうか。
そして智広はマモルの元へ行きましたが、2人がどんなやり取りをするのか気になります。
次回のヤバい女に恋した僕の結末184話が掲載される週刊漫画TIMESは4月22日に発売されます。