2022年3月25日発売のkiss5月号掲載の「やんごとなき一族」についてネタバレをまとめました。
【前回のあらすじ】
娘・凛の将来の幸せのために、男の子を産むための妊活をやめると宣言した佐都。
聖花もそれに同調しますが、夫婦関係の危機に陥ります。
しかし夫の伸二郎が聖花の気持ちに理解を示し、二人の絆は深まったか見えたのですが、伸二郎は誰にも言えない秘密を抱えていました。
目次
やんごとなき一族49話ネタバレ
伸二郎はもう一度やり直したいと告げ、聖花と仲直りしました。
しかし有紗は「あんなに私のことを可愛いって言ってくれたのに・・・」とつぶやきながら、ショックを受けていました。
そんな中、以前キリコが佐都に持ちかけたどて焼き輸出の件で、ついにドバイからバシャールの広報の人間がまんぷく屋へ試食にやってきました。
そしてドバイの人たちは佐都と英語で挨拶を交わした後、いよいよどて焼きを試食します。
すると彼らは日本料理とデーツの相性の良さを絶賛し、ぜひバシャールカフェでの新しいメニューに、どて焼きを加えさせてほしいと持ち掛けてきました。
こうして取引が成立し、佐都はまさかこんな小さな店の料理が海外に行くなんてと感激します。
佐都にとってどて焼きは、何があっても諦めない、ピンチはチャンスだと教えてくれたものでした。
本当に頑張ってきてよかったと感極まり、キリコに感謝する佐都。
そんな彼女の言葉にキリコは微笑み、もっと大きく展開させる、勝負はこれからだと告げました。
そんな中、健太がドバイの人たちにせっかく日本に来たのだから、何か日本文化を体験してみないかと提案します。
するとドバイの広報の女性が、日本旅館の露天風呂に入ってみたいとリクエストしました。
ただし彼女たちは人前で肌を見せることはできず、露出の多い水着もダメなので、服のまま入れる風呂がないかと相談します。
しかしそれは難しいので、健太は言葉に詰まってしまいました。
すると彼女は無理を言ってすみませんと謝り、旅館体験だけでも十分だと言いました。
その後一同は、キリコがおすすめする京都の嵐山にある温泉旅館に向かいました。
そこは川を渡って舟で行く、知る人ぞ知る大人の隠れ家的旅館で、露天風呂にもこだわっていました。
健太は1人で露天風呂を満喫しながら、部屋風呂に入っているドバイの人たちにも露天風呂を楽しんでもらいたかったと感じます。
いま日本には世界中から観光客が訪れますが、ムスリムの人たちはまだまだ少ないようです。
というのも日本には、まだあまりムスリムの人たちを受け入れる体勢が整っていないのです。
しかしムスリムの人口は今や全世界の4分の一を占めており、日本に興味のある人もいるはずです。
もしその人たちを日本に呼び込めたらと考えた健太は、チャレンジしてみることを決意しました。
その頃、佐都は部屋で外を眺めながら、お酒を飲んでいました。
その時、佐都は有紗と伸二郎が2人で船から下りてきたのを目撃し、まさかと目を疑いました。
次の日、ドバイの人たちは素晴らしい旅館に泊まることができて感動したと、とても喜びながら、旅館を去っていきました。
佐都も有意義な2日間を過ごせたようで、健太はスパのテーマのヒントをもらえたようです。
そして佐都が船に乗り込んだところ、旅館のベランダに有紗と伸二郎が並んで立っているのを目撃しました。
それを見た佐都は、まさか2人が不倫しているのではないかと疑惑を持ちました。
それから佐都が深山家に帰って、しばらくした後、有紗も家に帰ってきました。
有紗は家の者には友達の家に泊まると嘘をついていた様子。
そこで佐都は有紗の部屋をノックし、話があると言います。
誰にも会いたくないという有紗ですが、佐都が旅館に行ったことを話すと勢いよく扉が開き、まさか見たの!?と声を荒げました。
そして佐都は有紗の部屋に入り、どうしてなのかと問い詰めます。
すると好きになったのだから仕方がないという有紗。
ただ昨夜旅館では最後の別れ話をしたらしく、2人の関係はもう終わったとのこと。
そして有紗は伸二郎を好きになった経緯を語り始めます。
有紗は深山家のために好きでもない香川家の友貴と結婚させられることになり、バーでやけ酒を飲みました。
そのバーで偶然伸二郎に出会い、彼に酒を止められるも、有紗は飲まずにはいられず酒をどんどん飲んで、酔いつぶれてしまいました。
酔いつぶれた有紗は伸二郎におんぶしてもらい、家に帰宅することに。
その夜道で伸二郎と会話を交わす中で、有紗は彼を男性として意識するようになったのです。
もちろん聖花に申し訳ない気持ちもあったものの、好きだと思ったら止まらなくなり、口実を作っては伸二郎を何度も飲みに誘ったのだとか。
そんなある日、有紗は婚約者となる友貴に突然キスをされそうになり、恐怖を感じました。
そして伸二郎に電話をしてバーにいる彼に会いに行きました。
伸二郎はその日、聖花と大喧嘩したらしく、バーで酔いつぶれていました。
有紗は解放してあげると言いながら、彼を抱きしめます。
すると伸二郎は、君は本当に無邪気で可愛いと言いました。
その夜、有紗は伸二郎とホテルに行き、彼に抱かれました。
しかし伸二郎は酔っていて覚えておらず、次の日の朝に有紗に土下座したようです。
そこで有紗は伸二郎に好きだと伝えました。
ところが伸二郎は、君は若くて感情に流されやすく、現実から逃げたいだけだろうと有紗を諭し、自分は聖花を愛しているのだと告げます。
そして彼は今回のことはなかったことにしてくれと有紗に懇願したのです。
有紗は本当に男運がないと切ない表情で言い、絶対に聖花には言わないようにと佐都に頼みました。
すると佐都は、自分が最初に香川家とのお見合いのきっかけを作ってしまったから、有紗に苦しい思いをさせていると謝ります。
しかし有紗は、それは違うと否定します。
きっかけは佐都と健太ではあったものの、結婚させると決めたのは圭一と美保子たちで、佐都たちは何とか阻止しようと頑張ってくれたという有紗。
このお見合いがなくても、いずれ圭一の命令で誰かとお見合いしなければならず、運命にはあらがえないのだと有紗は辛そうに語りました。
それを聞いた佐都は、自分と健太がするべきことは、二度とこんなことを繰り返さないよう、この家と戦っていくことだと感じました。
そして進水式と有紗の結納の日がやってきました。
見物客もたくさん集まり、船から紙吹雪や風船が飛んで盛大に結納の儀が行われます。
しかし有紗は浮かない表情をしていました。
そんな中、突然気分が悪くなった有紗はトイレに駆け込みます。
佐都は心配になって有紗の後を追いかけて、声をかけました。
そこで今月有紗の生理が来ていないことが発覚し、まさかの妊娠疑惑が浮上するのでした。
やんごとなき一族49話感想
やはり有紗と伸二郎は関係を持っていたようですね。
しかし有紗は好きでもない相手と結婚させられて、とても気の毒でした。
そんな中で妊娠疑惑が浮上しましたが、もし妊娠だとすれば伸二郎の子なのでしょうか?
次の展開が気になります!
次回のやんごとなき一族50話が掲載されるKiss6月号は4月25日に発売されます。