2022年4月28日更新のマガジンポケット掲載の「十字架のろくにん」についてネタバレをまとめました。
【前回のあらすじ】
かつて北山部隊に所属していた祖父は、人を殺すのが得意で北山部隊の最高傑作だと評されていました。
しかし戦争は彼に人としての在り方を忘れさせ、妻や息子から疎まれ、世間には馴染めませんでした。
そんな彼の心に空いた穴を埋めてくれたのが、俊と翔だったのです。
それから悲惨な事故が起こりました。
俊の復讐に燃える目が、自分と同じだと感じた祖父は、彼のことを鍛えると決意したのでした。
目次
十字架のろくにん81話ネタバレ
祖父の手によって美外留が一瞬にして殺されたことに、能義は驚きを隠せず、何だこのジジイは!?と声を荒げます。
すると安藤が太平洋戦争で一部隊とは思えない強さを有し、作戦遂行のためなら、どんな残虐行為もいとわないと恐れられた部隊があった、奴はその生き残りだと説明します。
それを聞いた能義は、気持ち悪いと吐き捨てます。
そんな中、俊は祖父に足は大丈夫かと尋ね、祖父は引きずったら動けるから大丈夫だと答えます。
そこで俊は翔を守りながらここを出ようと言いますが、椅子に拘束されたままの白川純が、俊の名前を呼びました。
俊はハッとしながら後ろを振り返り、純も助けないといけないと感じます。
その時、祖父は何かに気づき、俊の名前を叫びました。
気づくと研究者の百木早苗が、翔を抱えて走り出していました。
俊は慌ててそれを追いかけようとしますが、至極が彼の前に立ちはだかります。
これでゲーム続行だという至極。
至極の背後で百木は翔の首にナイフを突きつけていました。
その時、至極は突然クククと笑い出します。
俊は何を笑っているのかと至極を睨みつけました。
すると至極は、君の甘さがおかしかったのだと言います。
立ち止まったらダメだ、全部見捨てて行かないと、目標達成のためにはもっと残酷にならないといけないという至極。
「君は人殺しなんだよ?」
そんな彼の言葉を、俊は険しい表情で聞きます。
その様子を見た至極は、もっと楽しまなきゃダメだと語り始めます。
人生の彩りは楽しさを見出すことでしか得られず、スポーツや仕事、遊び、人殺し、レイプ、全て楽しくなったもん勝ちだという至極。
さらに彼は、次は俊が楽しさを見つけやすいようにすると言い出し、次のゲームで勝ったら、翔と純を解放すると宣言しました。
そして至極が何をしようかと考え始めたところ、安藤がスッと手を上げて、自分にやらせてほしいと志願しました。
安藤は祖父の元へ向かい「やろう」と誘います。
それを見た至極は嬉しそうに満面の笑みで、いいね面白い!と言いました。
そして至極は何かを提案します。
その内容を聞いた安藤は、チェンソーを取り出すのでした。
十字架のろくにん81話感想
再びゲームを始めるようですね。
チェンソーを装備する安藤と足を失った祖父では、圧倒的に祖父が不利ですが、どんな勝負になるのでしょうか?
次回の「十字架のろくにん」82話が掲載されるマガジンポケット更新日は2022年5月5日頃となります。