2022年3月24日発売の週刊少年チャンピオン17号掲載の「弱虫ペダル」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
インターハイ2年連続優勝を果たした坂道は、巻島に会うことを楽しみにしていたものの、彼は飛行機の時間が迫り、坂道がインタビューに答えている間に帰ってしまいました。
しかし巻島は金城と田所の説得により、再び坂道の元へ戻り、ようやく坂道は彼に想いを伝えることができたのでした。
目次
弱虫ペダル679話ネタバレ
箱根学園追い出しレースでは、1年生の溝川と戸田が必死にレギュラーメンバーの集団ペースについていこうとしていましたが、みるみる離されていました。
葦木場たちはもちろんのこと、スプリンターである銅橋や泉田も集団ペースにしっかりついていっており、溝川たちはレギュラーメンバーのすごさを改めて感じました。
しかしそんな彼らよりも、さらに速い速度で山を登っているのが、今年のインターハイ個人総合2位と3位の真波と黒田でした。
真波がわずかにリードし、黒田がそれを追いかける状態で、2人はどんどん加速していきます。
真波は内心登りの自分のペースについてくる黒田に感心していましたが、黒田はそんな彼の心を見透かし、ついて来るだけだと思うなと告げました。
その言葉を聞いた真波は胸がざわつきます。
気づけば2人の前方には右カーブが待ち構えていました。
真波はここで仕掛けてくるのかと気づきます。
すると黒田は「しなれ猫足!」と叫びながら、カーブの手前で仕掛けて真波を追い抜いていきました。
真波は今日の黒田はワンテンポ早いと感じます。
さらに黒田はスピードを乗せたまま、コーナーから全開で立ち上がり、加速も速く、あっという間に真波と差を広げていきました。
それを見た真波は今までにないほど黒田の本気を感じ取り、ゾクッとします。
そしてスプリント対決の時、あんなにはしゃいでいた黒田がこの山に入ってから、1度も口角が上がっていないことに気づく真波。
さすがに今日の勝負では、余裕で勝つというわけにはいかなそうだと感じながら、真波は加速して黒田の後ろに追いつきました。
真波は黒田に、走りのキレがすごい、ちょっと緩めたら置いて行かれそうだと興奮気味に言います。
そんな彼に黒田は、自分は今日お前に勝つために仕上げてきたのだと返しました。
すると真波は、それなら自分も出し惜しまずに行くと宣言し、黒田の横を颯爽と追い抜き、ぐんぐん加速していきます。
さすがに今のはやり過ぎたと感じながら、チラッと後ろを振り返る真波ですが、すぐ後ろに黒田の姿がありました。
真波は黒田がついてきたことに驚きを隠せません。
黒田は1年間レギュラーとして真波と一緒に練習してきたため、癖や動きは染みついていました。
自分に同じ手が2度通用すると思ったのかと真波に問いかける黒田。
黒田は小さい頃、お気に入りのボールを公園に忘れたことがありました。
遊びに夢中になって家に帰ってご飯を食べた後、親に言われて慌てて公園に取りに戻った時には、そこにはもうボールはありませんでした。
弱虫ペダル679話感想
箱根学園追い出しレースが再開しました。
黒田の本気の走りに真波も驚いていましたね。
ここから2人の勝負がどうなるのか楽しみです!
次回の弱虫ペダル680話が掲載される週刊少年チャンピオン18号は3月31日に発売されます。