こんにちは。ひらりです。
2021年1月4日発売のヤングマガジンより、アルキメデスの大戦【247話】「アメリカの視座」を読みました。
246話では、演習で黒沼率いる日本軍は、空母4隻を中心にミッドウェー基地を殲滅しようと前進しますが、櫂が司令官役を務めるアメリカ赤軍が艦隊運用を2つに分けたことから方針を転換。
一気にアメリカの空母を撃沈すべくアメリカ第一艦隊を攻撃しようとするのでした。
それでは、この記事では、アルキメデスの大戦【247話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
目次
アルキメデスの大戦【247話】最新話ネタバレあらすじ
連合艦隊に対して第一任務部隊のみで迎撃に当たるよう、櫂が指揮するアメリカ海軍。
もう一方の第二任務部隊は戦いに参加せず、そのまま南西に針路を取り航行を命令します。
今からでも遅くはないと第二任務部隊の合流を人見たちは進言しますが、櫂の命令に変更はありません。
空母2隻による140機の戦闘機では青軍の300機に敵うはずもなく、ミッドウェー島駐留の戦闘機300機は雷撃と爆撃が主装備のため、櫂はそのまま待機を指示します。
このままでは全機発進したアメリカ空母は丸裸同然で、青軍に無抵抗の状態で爆撃をモロに受ける可能性が出てきました。
赤軍は虎の子である空母を失うと懸念しますが、それは日本の考えだと断定する櫂。
演習における今の赤軍はアメリカです。
アメリカの立場になり、空母は本当に虎の子かと疑問を投げかけるのでした。
その意味が分からない赤軍の将校たち。
統監室でも所詮は算盤で金勘定が主計長かと呆れる意見も出ています。
山本は青軍の勝利を判定。
櫂たちは2隻の空母を失いました。
勝利に沸く青軍。
アメリカ機の航続距離が短いため、空母の破壊を第一とした黒沼は、味方攻撃機の一旦収容を命令。
再整備の後にミッドウェー基地を爆撃して、上陸作戦による強行で島を占領するつもりです。
一方、第一任務部隊の惨敗を知る赤軍。
しかし、櫂は第二任務部隊に対して北に転進を命令して、青軍後方の艦隊を攻撃するつもりです。
距離300海里に接近する赤軍第二任務部隊に後悔する黒沼。
櫂の本当の狙いが本隊だと分かったようです。
アルキメデスの大戦【247話】感想
日本海軍伝統の戦い方は一気呵成に精神論。
黒沼が基地よりも空母の破壊を優先したのは、海軍における空母の重要性を物語っています。
第一任務部隊の惨敗はそれ見たことかと、将校たちはある程度予想がついた結果だけに、主計局だから、臆病な指揮だと櫂は散々な評価を受けてしまいます。
このような意見から、この時点では櫂の目的を誰も気が付かなかったことが分かります。
戦場の現場に立つ将校たちの意見は最もですが、櫂ももう少し作戦の意図するところを説明してあげればと思います。
アルキメデスの大戦【248話】考察予想
第一任務部隊を犠牲にしてまで勝利に拘る櫂。
確かに空母を大事にする日本海軍では、空母自体を囮にする発想は思いつくことが出来るはずがありません。
勢いつく青軍は攻撃機の換装、補給等の再整備をしています。
史実のミッドウェー海戦も連合艦隊が敗退した要因の一つに、この武器換装の間に受けた攻撃が挙げられます。
収容した攻撃機と共に空母が全滅したのです。
おそらくは日本の後方艦隊は第二任務部隊に壊滅することでしょう。
残る前方の艦隊は孤立した格好になり、ここで櫂は待機していたミッドウェー基地の300機で猛攻を仕掛けるつもりでしょう。
まとめ
この記事では、アルキメデスの大戦【247話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
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