こんにちは。2019年5月25日発売のビッグコミックより、「バディドッグ」第55話「バド、捨てロボとなる」を読みましたのでご紹介します。
第54話をまだご覧になっていない方はこちらからお願いします。
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前話では、バドは相沢の家ではおとなしくするようにしてきた。しかし、相沢の奥さんとはどうもわだかまりがあるようだ。特にバドにとってはバレてはいけない内緒のことが多くある。そういう事からであろうか、バドに向ける奥さんの目つきの鋭さ、疑っているような目が気になって仕方がない。
目次
バディドッグ【55話】最新話ネタバレあらすじ
一ノ瀬さんが名義貸しの条件と言い出したのは、本物のAI研究者と直接質疑応答することだと言う。もちろんバドと直接会わせるわけにはいかない。
しかし、以前やったようにパソコンやスマホ越しに会話させることは可能だ。
そうだその方法で行こう。
その頃相沢家では奥さんのエミさんが、悩み苦しんでいた。
このままでは私が病気になってしまう。バドが近くにいると必ず気分が悪くなる。悩み、追い込まれた末、エミさんの出した結論は、家庭の平和には変えられないとバドを捨ててしまう事だった。
ちょうどゴミの回収に来た清掃車に頼んでバドを回収してもらった。
バドはいったい何が起こってか理解できない。突然暗くなったと思ったら、回りを何かに覆われ、身動きが取れなくなった。
ぐるぐる巻きにされているので、どこにいるのかどういう状態なのかさえ把握できない。
しかし、高圧でプレスされ破壊される寸前であるのは理解できる。
ボディは特別仕様なので破壊される心配はないが、しかし窮屈で動く事さえできない状態なのだ。
相沢と連絡を取ろうと試みるが、通信も不能である。
どうも、包まれているのは電波を遮断するアルミのシートのようだ。何とかしてここから脱出しなければならない。
それよりも先にこの梱包された状態から抜け出さなければどうにもならない。ゴミの中から使い捨てのライターを発見し、火をつけた。
ゴミ収集車は煙りだらけになったので消火のために車を止めた。
さあ、この混乱に乗じて脱出だ。
しかし、なぜバドはエミによってごみとして捨てられたのかが理解できない。それを解決してからでないと相沢とも連絡をしないほうがよさそうだ。
バディドッグ【55話】を読んだ感想
前々からエミさんのバドに向ける目つきが変であることは理解していた。何かを疑っているような、何かを嫌っているような目つきである。
そしてエミさんはとうとう強硬手段に出てしまった。バドは燃えないゴミとして廃棄されてしまったのだ。
まさかこんな事態になるとはだれも予想していなかった。当面困っているのは相沢である。一ノ瀬さんとの会話をさせると言う事が出来なければ、名義貸しの話もご破算となる。それどころか、バドの本当のオーナーであるカノンからまた、懲罰を下されるかもしれない。
バディドッグ【56話】を考察
バドは何とかゴミ収集車からは脱出したが、本当の問題は何ら解決していない。奥さんのエミさんになぜ、廃棄されての課がバドには理解不能である。
バドはバドなりに家にいるときは気を使っていた。エミさんに明かしてはならない秘密があるのも事実であるが、それについてはやむを得ないと考えている。
はたしてバドはその一番肝心な問題を解決して相沢と連絡が取れるようになるのか。いやそれよりも、もう一度相沢の家に帰り、今までのように、大事な仕事が出来るようになるのか?