第九の波濤【95話】最新話ネタバレあらすじ感想|96話を考察! | 放課後マンガ

こんにちは。2019年6月12日発売の週刊少年サンデーより、第九の波濤【第95話】を読みましたのでご紹介します。

94話では、長崎大学水産学部の2年生に無事進級した海老原。上級生としての初仕事は、昨年自分たちが受けた洗礼として1年生に強面で脅すことだったが、新入生はネット対策で怖いのは最初だけと既に認知していた。

そんな新入生たちをセーリングヨット部に勧誘に成功した海老原たちは早速沖に出発する。

目次

第九の波濤【95話】最新話ネタバレあらすじ

悪天候のため新入生は全員が船酔いする事態にヨットを一度接岸する。

ここ新長崎漁港地区には長崎大学全学共同教育研究施設、通称“環シナセンター”をはじめ、西海区水産試験所、長崎県総合水産試験場など世界有数の研究機関が点在する。

そこで海老原は“ラグビー先生”こと川辺先生を見つける。先生は昼から鍋だとカワハギの味噌仕立ての石狩鍋風を用意する。

リタイアしそれぞれ帰宅した新入生もいたが、残りは暖かい汁を啜り落ち着いてきた様子だ。

川辺先生は「バイオロキング」といい、生物(バイオ)にセンサーやカメラを付けて、その行動を記録(ログ)して調査をしている。

先生は以前、五島沖の風力施設“はえんかぜ”の模型を持参していたが、洋上風力発電施設に漁礁性があるか否かが気になるという。

施設を作ることで魚が消えて地元漁師に迷惑がかかるのではなく、テトラポットや岩のように漁礁として魚が集まれば一石二鳥にもなり得る。

本来ならば3年生の授業だが潜木は興味を持ったようだ。漁科に選択した海老原は、やりたい仕事や明確な目標は考えいない。

それでも新入生が昨年の海老原たちの学園祭の様子を見て、長大水産学部を進学したという話を聞き、人生の岐路はいつどこで起きるか分からないものだと感じている。

自分は一目惚れした園子が目当てで水産を選んだが、果たして水産で園子に胸を張って言える存在になったであろうか?

考えながら廊下を歩く最中に海老原は何かに気が付いた様子だ。果たして彼は何を見つけたのか。

第九の波濤【95話】を読んだ感想

ここ2〜3週はラグビーワールドカップ(RWC)の開催間近とあり漁業とラグビーを無理矢理繋げた展開に感じる。

古くからのラクビーファンならピンときた、新日鉄釜石VS同志社大学の決勝戦。この試合で「鉄の巨人」の異名を持つ新日鉄釜石は日本一となり前人未到の7連覇を達成する。

ちなみに試合は1985年。川辺先生の回想では当時中学2年生の14歳だから、現在48歳というのが判明した。ストーリーには全く関係はないが話のネタとして。

第九の波濤【96話】を考察

1年生の時は学園祭での料理など食に関する話もあったが、今回のように環境な生物学など水産学部ならではの多様なテーマが2年生に進級したことで、今後は紹介されるだろう。

現実世界でも博多や銚子沖合に設置されていた洋上風力発電は、2019年から電気が商用化されるなど、新しいエネルギー産業として注目されていることから読み続けていくのも知識を深めていくには最適であろう。

ストーリー的にはそのような見聞を紹介しつつ、海老原がどの分野の道を選択するかが見どころとなろう。

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