2022年3月2日発売の週刊少年マガジン14号掲載の「ダイヤのA actⅡ」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
6回表、青道高校は倉持が盗塁を決め、さらに小湊が進塁打を放って、1死三塁の好機を作ります。
続く白州は成宮が与えた死球で出塁。
絶好の場面で4番の御幸が打席に立ちました。
目次
ダイヤのA actⅡ281話ネタバレ
成宮の元へ向かった多田野は、猫が空中でくるんと体勢を変える動きのことを、にゃんばらりというらしいと話します。
しかし嘘だと一蹴する成宮。
多田野は本当なのだと言いますが、成宮は最近ネタが弱いと不満げに話しました。
そんな中、御幸はバットを振りながら、そう簡単に冷めてくれるなよと考えます。
ワンアウトランナー一・三塁で4番に回りました。
最低でも同点には追い付きたい場面ですが、逆にここで点を取れなければ青道に勝ちはないと予想する者もいました。
多田野は成宮には言わなかったものの、まだ中盤なので1点は構わないと考えます。
しかしここで御幸を完ぺきに抑えたら試合の流れを掴めます。
多田野は成宮のことを、それができる投手だと信じていました。
稲実の内野陣は三振でも構わないものの、ゲッツーならよりベストだと考え、自分たちなら守り抜けるので打たせて来いと身構えます。
一方、御幸はショートが二塁寄りになり、内野は中間守備で一塁線も閉じていることを確認します。
ゲッツー狙いなら低めに沈む球が多くなることが予想されますが、御幸は追い込まれるまでは低めは捨てると考えていました。
そして成宮はついに御幸に初球を投じました。
それは思わず御幸も驚く、インコースへのカットボールでした。
外れてボールとなりますが、白州に当てたすぐ後の強気すぎる選択で、御幸も頭になかった様子。
そして成宮は2球目にアウトコースのストレートを投じます。
御幸はバットを振りますが、ファールに。
やっぱり食いついてきたとニヤつく成宮。
彼にとって御幸は初めて会った時から、気になる存在でした。
幼い頃から御幸は何も考えず初球からブンブン振り回してくる他の打者とは違っていたのです。
少年野球の試合で成宮が御幸と対戦した時のこと。
成宮が先ほどの打席で手が出なかったコースは苦手なんだろうと考えながら、投じたボールを御幸は綺麗に打ち返しました。
試合後に成宮が第2打席の初球は狙っていたのかと尋ねると、御幸は今後も戦う相手の弱点なんかいうわけないと答えを拒否しました。
これが御幸と成宮の最初の出会いでした。
そして3球目、成宮は変化球を選択しますが、御幸はバットを振らず、多田野はキャッチし損ねて、ボールをこぼしてしまいます。
その隙に白州が動いて二塁に向かいました。
多田野は謝りますが、成宮は関係ない、バットに当てさせなければいいと考えていました。
そして国友監督は多田野に、結果が四球でも成宮も納得できるので際どいコースを攻めて行けと指示します。
カウントは2-1。
成宮なら攻めてくると予想し、身構える御幸。
成宮はお互い背負うものが多くなった、どちらの覚悟が強いのかはっきりさせようと心の中で御幸に語りかけながら、勝負の一球を投じました。
御幸は決めるならチェンジアップだと推測するのでした。
ダイヤのA actⅡ281話感想
お互いを知り尽くしている御幸と成宮の戦いは、次の一球で勝負が決まりそうですね。
果たしてどんな結果になるのでしょうか?