犯罪被害者支援室の女【22話】最新話ネタバレ感想|23話を考察! | 放課後マンガ

こんにちは。2019年6月12日発売のビッグコミックオリジナル増刊号(2019年7月12日号)より、犯罪被害者支援室の女【FILE22.遺体ホテル】を読みましたのでご紹介します。

第21話で、静は反省した。あんなにおびえていた証人を支援せずに放っておいた。しかし、信頼を取り戻したことによって、証人は明るさを取り戻し、日常生活を取り戻すことが出来た。

静の言った「あなたは何も悪くない」の言葉が、証人を勇気づけた。証人を守ることが出来た結果、静の自信を取り戻すことが出来、飛び切りの笑顔で写真を撮ることが出来た。

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目次

犯罪被害者支援室の女【22話】最新話ネタバレあらすじ

初めて二人を見たときの印象は、仲の良い親子というものであった。しかし、その父親の方が突然しゃがんで胸を押さえ苦しみだした。

息子と思われる人が、昔から心臓が悪かったので、多分心臓の発作だろうと慌てている。

すぐ救急車で運ばれ緊急手術が行われたが、1時間後にそのまま笑顔も戻らずになくなってしまった。

死因は心筋梗塞であった。静は病院まで付き合った手前、名刺を渡し挨拶をしたが、相手は名前も教えてくれない。

看護師に葬儀社が来たと告げられ、そして葬儀社と会いに行った切り姿をくらましてしまった。

静が霊安室に安置された遺体を見守っていると所轄の警察が事情聴取にやってきた。息子と思しき人物の記載した名前も住所もデタラメだったのだ。

所轄の刑事は遺体の身元も名前もわからないので、行旅死亡人として扱い、すぐに火葬にすると言い出した。

静は猛反対した。

息子と思しき人物は必ず帰ってくると信じて、民間の遺体安置施設に預けることにしたのだ。

調べてみると遺体は、元学校の教師で、娘の手術の費用を借り、返済できなくなって姿をくらましていたようだ。

そして、息子と思しき人物は、その元教師が借金の連帯保証人とした人の息子で紺野与志郎という名前であった。

連帯保証人になった夫婦は二人とも苦労して死んでしまい、その息子が元教師の居所を探り当てたようだ。

しかし、元教師はその時には認知症でまともに生活も出来ず、なんと紺野さんが食事等の面倒を見ていたとの事だ。

そして、両親の墓で謝ってほしくて元教師を連れ出した時に、心臓発作が起こったらしい。

犯罪被害者支援室の女【22話】を読んだ感想

意外な結末であった。連帯保証人にされ、母親は心労の末に病死、父親は自殺と両親とも殺されてしまったようなものだ。

しかもお金を借りた本人はトンズラで、見つけたときには認知症で一人では生活できない状態だった。

しかし、苦労した両親の子供は、その張本人を見つけると非難するどころか、面倒を見出した。部屋を掃除して、食事を作って、介護し出したのだ。

普通では信じられないことだ。素晴らしい人物なのか、バカなのかの判断も出来ない。借金の原因である、元教師の娘が葬儀に来たことだけが、許されることである。

犯罪被害者支援室の女【23話】を考察

犯罪被害者支援室の六月柿静はいろいろなことにかかわり合う。今回も道で倒れた父親と思しき人物にかかわり合いを持ち、民間の霊安室である遺体ホテルまで静の自腹で手配する羽目になった。

しかし、結果はよかった。紺野さんが遺体を引き取りに来て、なんと葬儀まで手配した。初めの印象である、仲の良い親子というものは間違いではなかった。

紺野さんの動作にも、多分それは表われていたのだろう。紺野さんが元教師を介護までしたのは、自分の父親に近いものを見出したからかもしれない。

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