こんにちは。2019年6月12日発売の週刊少年マガジンより、ヒットマン【第49話】を読みましたのでご紹介します。
48話では、翼は無事にBlue Wellsの短期集中連載を勝ち取りましたが、週刊連載を2本同時に進めることは負担が多いと判断し、「ラブレター」を休載させてほしいと編集長に直談判した龍之介。
失敗したら翼の担当を降りるという条件の下、企画は動きだしました。
目次
ヒットマン【49話】最新話ネタバレあらすじ
BlueWellsの情報収集をする小鳥遊は、バンド結成のいきさつを調べていました。
そこには依然ボーカルを務めていた秋月風夏のことが書かれていました。
交通事故により死去。
亨年16歳―――――。
この境遇が、小鳥遊の母親の死に重なり少し描くことに戸惑いが生じました。
BlueWellsのボーカル優もそこに対して考えがありました。今回の話では秋月風夏のことは話さないと。
いつまでも後ろを振り返るのは風夏だって喜ばないと思っての決断でした。
そして取材当日・・・お互いの自己紹介を軽くすませたところで、剣崎が質問しました。
「秋月風夏さんのことはどのように扱えばよろしいでしょうか?」
その突然の質問に小鳥遊はドキッとしましたが、優は凛とした態度でその質問に答えます。
「読者やファンの方には今の僕たちを知ってほしいので風夏の事は描かないでください!」
描くことに抵抗があった小鳥遊はその言葉に胸をなでおろしました。そうして取材は進み滞りなく終了。
帰路につく2人は各々の想いにふけっていました。
気持ちが舞い上がっている小鳥遊に対して、どこか浮かない顔の剣崎。どこか違うんじゃないか、そんな考えの剣崎は小鳥遊に問いかけました。
「今回の連載、秋月風夏のことを描かないでやる意味があるのか??」
「ここまで来るのにいろいろな苦労や葛藤があったはずなのにそれを描かないなんて!!」どこか納得いかない剣崎に小鳥遊も答えます。
「大切な人だから軽々しくネタにしてほしくないんですよ。私だってそんな辛いシーン描きたくありません・・・・・。」
そこで剣崎は人として言ってはいけないことを口にしてしまいました。
――――プロなら描けよ面白いだろ!!―――――
人の死をおもしろいという。
そんな剣崎に怒りがこみ上げた小鳥遊は涙が流れ、そして剣崎の頬を叩いてしまいました。
「最っ低・・・・・!!!!!!」
ヒットマン【49話】を読んだ感想
秋月風夏、このストーリーもよく知っています。読者でした。死をマンガに描くことは誰でも嫌なものだと思います。
今回の小鳥遊の考えは納得できます。剣崎の行動と発言は編集者としての発言かもしれませんが、もっと言葉を選んで発するべきだったのではないかと思いました。
ないとは思いますが、今回の短編集中連載が成功しないと担当を外されるという焦りがでたのではないかと感じずにはいられませんでした。今後の2人のやりとりが気になります。
ヒットマン【50話】を考察
剣崎の発言により、2人の間に大きな溝が出来た感じがあります。これを埋めるには、剣崎の相当の理由が聞けないと埋まらないのではないでしょうか。
しかし、今までの剣崎の行動と発言は何か意味があるところになりたっていたので、今回も何か大きな理由がありそうです。
相手の了承を得ないで勝手に掲載することは絶対にやってはだめなので、もう一度剣崎が頼みに行くような気がします。そこでも一悶着起こしそうでハラハラさせられるのではないでしょうか!
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