こんにちは。ひらりです。
2021年6月24日発売のアフタヌーンより、フラジャイル【85話】「総力戦」を読みました。
84話では、
天羽からの無茶な呼び出しに応じていた朝加が心身ともに疲れていきました。
患者のわがままに付き合わされることに嫌気がさした朝加でしたが、患者を一番に考えることは朝加が夢見た医者のあるべき姿です。
しかし、その姿は理想でしかなかったのです。
それでは、この記事では、フラジャイル【85話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
目次
フラジャイル85話最新話ネタバレあらすじ
壮望会の緩和ケア科は稲垣によって作られました。
元々内科だった稲垣は、治る見込みのない患者を別の病院に転院させ、それをよしとしている内科の方針に嫌気がさしていました。そしてある日爆発し、慶楼のケア科で研修し、壮望会に緩和ケア科を作ったのです。
患者を投げ出してきた過去があるからこそ、稲垣は爆発しても投げ出さなかった朝加の行動をとても嬉しく感じました。
しかし、朝加は天羽からの電話を1度無視して別の患者の元で安心を得ようとしていたことから、天羽のことを投げ出してしまったと感じています。
罪悪感がありますが切り替えていつも通り朝加が天羽の病室に入るも、病室に天羽の姿はありませんでした。
シャワーでもないため、スタッフが協力して天羽を探します。
朝加は通路の一部にある小さなスペースにいる天羽を見つけました。
壁に体を預け、死んだように下を見ている天羽は朝加に気づくと目だけを朝加の方に動かします。
朝加は目の充血から天羽が一晩中吐き続けていたことを悟ります。
それでもいつも通りの様子でベッドに戻らせようとしました。
天羽は既に自分は負けたのだとベッドに戻ることを拒みました。諦めモードに入っている天羽は、死ぬと分かっている患者に対する医者の態度について話し始めました。
伴のように助からない患者に対しては全力を尽くさず適当にしている医者は分かると天羽は言います。
必死で生きる患者にとってはそんな医者の諦めた態度は邪魔でしかありません。
そう感じる天羽の前に現れたのが朝加でした。
患者が喜ぶことを考えて行動してくれる朝加は、頑張る天羽の邪魔にならなかったのです。
朝加は自分の経験を思い出しながら、天羽に手を伸ばします。
天羽が頑張れなくても続いて行く明日のために、周りの者たちが頑張るのです。
この日から天羽の介護体制が強化されることになりました。シャワー、トイレも全て介護です。トイレは嫌だと言う天羽でしたが、怖い看護師に無理をしたら死に急ぐと怒られてしまいます。
天羽は周りの人皆の力を借りたことで、無菌室の守護神は空気清浄機だけではないことを知ります。
弟もまた、天羽のドナーであるために体調管理を心がけています。それは天羽のために出来ることだと稲垣に教えられたからです。弟は天羽が元気になることを信じています。
天羽は朝加に電話で謝ると、今の自分に出来ることを一生懸命頑張ります。
フラジャイル85話感想
朝加が折れてしまった自分の心を修復出来たのが、思っていたよりもかなり早かったです。
前回の剣幕ではあのまま医者を辞めてしまってもおかしくないほどだったのに、また頑張れたのは稲垣がいたからでしょうか。
これまで煙たがっていた割には、今回稲垣にしっかりとついて行けるようになっていてよかったです。
朝加は天羽のことと今担当している患者の件が終われば、それで内科を辞めて緩和ケア科に移るのではないかと思いました。
フラジャイル86話考察予想
次回は頑張った天羽は遂に骨髄移植をします。
天羽が一生懸命頑張ったところで、フルマッチドナーがいたところで多分無理だと言われていましたが、奇跡を起こして欲しいです。
この作品は本当にリアルであるため、助からないことも勿論あります。
天羽はそれほどの患者ですが、それでも頑張ることには意味があるのだと希望を貰いたいです。
天羽の苦しみを少しでも取り除きつつ、頑張れる体制を整えていきたいところです。総力戦が天羽を変えていきます。
まとめ
この記事では、フラジャイル【85話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。