こんにちは。ひらりです。
2021年7月26日発売のアフタヌーンより、フラジャイル【86話】「病理医の宿願」を読みました。
85話では、辛すぎる治療を前に心が折れ、病室からいなくなってしまった天羽を見つけ出した朝加は、もう1度天羽に手を差し伸べます。
病院スタッフ、家族、そして朝加に支えられて天羽はもう1度治療に専念する覚悟を決めました。
それでは、この記事では、フラジャイル【86話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
目次
フラジャイル【86話】最新話ネタバレあらすじ
天羽に造血細胞移植が開始されました。弟からもらった造血細胞が点滴で天羽の体に入っていきます。
慶楼大学AI研究室では現在MSIハイの特徴がAIに取り込まれていました。これこそが岸の見ている世界です。宮崎がその世界の凄さに圧倒されている時、等の岸は手嶌がいることで研究室から逃げていました。
宮崎、手嶌、布施の3人が岸の元へ行き岸と話をします。宮崎は今の研究で病気の成長過程が分かるようになれば、病気の成長予測も可能なのかと質問します。
岸はこれからの転移について突き止めることも可能になるかもしれないと話しました。病気の過去と未来を見ることこそ病理医の宿願なのです。
研究が進めば理由もわからずに死んでしまう人がいなくなるかもしれない。岸たちは生きている間にその階段の1段分を登ろうとしているのです。
朝加は伴から、天羽にとある同意書のサインをもらって来いと言われていました。それは心肺停止後に蘇生をしないことへの同意です。
無菌病棟はそのベッド数に限りがあります。治る見込みがない患者を残しておけば、助かるのに助からない患者が出てきます。更に緩和を圧迫することにもなり、稲垣に迷惑をかけてはいけないと伴は言いました。
そのサインをもらう前に天羽が体調を崩してしまいました。皮疹や下痢、高熱など様々な症状が出ていますが原因が分かりません。
すぐに原因を探ろうとしましたが、天羽はそれよりも移植のための手術を受けてくれた弟の心配をしています。天羽を安心させてから、すぐに検査を行います。
しかし朝加1人では原因を特定することが出来ませんでした。稲垣が来て伴はどういっているのかと聞きますが、伴とは連絡が取れないと朝加は言います。
すると、稲垣はこの病院の無菌病棟を作ったのは伴なのだと話し始めました。同じように緩和ケアを作った稲垣。お互いがどんな思いをしているか、知っているからこそお互いを気遣っています。
伴が蘇生をしない同意を取るように言ったのも、稲垣を心配してでした。
朝加と稲垣が2人きりで話している時、廊下から宮崎のすすり泣く声が聞こえました。そして岸を発見します。
帰ろうとする岸を無理やり捕まえて天羽の状態を説明すると、岸は血液検査の結果を見てすぐに可能性を考え始めました。そして夜にも関わらずその場にいる全員が天羽のことを話し合い始めます。
1人で戦おうとしていた朝加は、翌日他の科の医師にも協力を仰ぎ意見を求めます。
フラジャイル【86話】感想
伴みたいな医師は嫌だなと思ってしまう面がありましたが、最後まで読んでいると伴はちゃんと救える命を救おうとしていることが分かりました。
諦めずに戦い抜く姿勢も大事ですが、1人の患者にこだわり多くの命を見捨ててしまう医者ではないと言う事です。患者にとってはそっけないですが、どちらが正しいだろうと言われたら分からなくなりますね。
稲垣と同じで壮望会にとっては重要な人物と分かった伴が、もう少し参加するのか気になります。
フラジャイル【87話】考察予想
次回決着するようです。勿論注目したいのは天羽の治療の結果です。元々転移が多いため、移植をしても完治は難しいと言われていた天羽。
残念な結果も勿論ありえます。それが医療と言うものです。しかしまずは目の前の原因不明の症状の正体を突き止め、移植と関係ないところで死んでしまわないことが重要です。
やっと協力して戦うことを知った朝加にとって初めての患者。結果はどうであれ戦い抜き、後悔のない治療にして欲しいです。
まとめ
この記事では、フラジャイル【86話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。