2022年5月5日更新のマガジンポケット掲載の「十字架のろくにん」についてネタバレをまとめました。
【前回のあらすじ】
祖父は片足を失いながらも、俊と翔を救いに現れました。
俊は解放され、そのまま祖父や翔と共に逃げようとしますが、拘束された白川純がいることに気づき、逃げるのを躊躇します。
その一瞬の隙をついて百木に再び翔を人質に取られてしまい、至極はゲーム再開を宣言。
そして安堂が祖父の相手に名乗り出ました。
目次
十字架のろくにん82話ネタバレ
安堂は祖父との対決に備えて、チェンソーを準備しました。
これでいいか?と尋ねる安堂に、至極は薄っすら笑みを浮かべながら「うん」と頷きます。
そんな彼らに俊は、チェンソーなんて使って、卑怯だと思わないのかと問いかけました。
それを聞いた安堂は突然、卑怯だと!?と激高します。
できることを最大限にやりつくし、痛ぶることのどこが卑怯なのか、自分たちは痛ぶるためなら何でもやる、その方が楽しいし燃えると叫ぶ安堂。
豹変した彼の様子を見て、俊はこんな奴だったのかと絶句します。
そして安堂は伝説の北山部隊を痛ぶり殺せるなんて嬉しいと言いながら、チェンソーを祖父に向かって振り下ろしました。
祖父はそれを躱しながら、安堂に拳で反撃します。
しかし安堂は拳を左手で掴みつつ、右手に持ったチェンソーを祖父に振り上げます。
俊は驚いて叫びますが、祖父は跳び上がってチェンソーを躱し、安堂の顔面を素手で抉りました。
その攻撃で安堂は眼鏡が吹っ飛び、顔の肉を2カ所えぐり取られて血を流します。
すると安堂は顔から流れる血を下で舐めながら、「なんだよジジィ・・・まだ強ぇじゃねぇかよ~・・・」と不満げにつぶやきました。
そんな彼の姿を見て祖父は驚きます。
実は3年前、安堂は戦場にいました。
人を殺すことに自分を満たす刺激があるかもしれないと思ったからです。
しかしそこに安堂を満たすものはありませんでした。
その後、安堂は至極と出会い、至極に自分の求めているものを”刺激”なんて大雑把なものにまとめず、もっと具体的にしなければならないと言われました。
そして至極にやってほしい仕事があると頼まれた安堂は、研究者としてあらゆる者を拷問してきました。
その時、安堂は対等な殺し合いを求めていたのではなく、ただただ弱い奴を痛めつけたかっただけだと気づいたのです。
安堂は強い奴は嫌いだとつぶやくと祖父に背を向けて、どこかへ歩き出します。
彼が向かったのは、翔の元でした。
弱い奴を殺すとつぶやく安堂。
翔を抱えていた百木は慌てて、翔を置いて逃げ出します。
俊は安堂を止めようと走り出しながら、1対1のはずだろうと叫びますが、至極はそんなこと言ってないと否定しました。
そして安堂は翔にチェンソーで襲い掛かるのでした。
十字架のろくにん82話感想
今まであまり感情を表に出さなかった安堂ですが、ついに本性を現しましたね。
そして祖父と安堂の一騎打ちが始まるのかと思いきや、安堂は矛先を翔に向けました。
翔も逃げることはできませんが、このまま安堂に襲われてしまうのは惨すぎるので誰かが助けに来てほしいですね。
次回の「十字架のろくにん」83話が掲載されるマガジンポケット更新日は2022年5月12日頃となります。
十字架のろくにん83話ネタバレはこちら