奇習愛11話ネタバレ!先生と生徒から義父と息子の妻になり…!? | 放課後マンガ

グランドジャンプめちゃで連載中の「奇習愛」についてネタバレをまとめました。

【前回のあらすじ】

男性恐怖症のマキは性別も年齢も判らないよう過ごしていました。

ある日、生き神様と呼ばれる生涯童貞の男と出会います。

この男性となら恋が出来る、と思うマキですが…?

奇習愛10話のネタバレはこちら!

1x1-trans_-9759073 1x1-trans_-9759073

目次

奇習愛11話ネタバレ!

教師である緒方と恋仲になっている梓は、放課後に視聴覚室でこっそり睦み合うことがよくありました。

早く高校を卒業して、先生のお嫁さんになりたいと言う梓に結婚は出来ない、と言う緒方。

緒方の家では代々花嫁と夫の父親がセックスするというおかしな婚礼儀式がありました。

いくら昔から伝わる儀式であっても梓が自分以外の、ましてや親父に抱かれるなど想像もしたくない。

そんなしきたりは自分の代で断ち切りたいから、結婚して父親に梓を差し出すくらいなら互いに独身のまま付き合いたい。

そう言われ、自分を守る為である事は解りつつも複雑な思いの梓。

卒業したら、四月の一日に交差点で待ち合わせをして、生徒と教師じゃない男女として街を歩こう、と言う緒方に梓はうん、と答えます。

中世ヨーロッパでも存在したと言われる初夜権は夫より上の立場の人に花嫁が初夜を捧げる婚礼です。

存在したことさえ謎に思うしきたりではありますが、梓にはそんな目に遭っても夫の元に嫁ぐ女の気持ちが少しだけ理解出来ました。

他の男に抱かれると言う苦行を乗り越えてでも結婚したい程、夫を愛しているから皆それが出来たのだ。

先生の妻になれるなら、義父に抱かれるくらい耐えれてしまいそうに感じていました。

好きだからこそ結婚せずに守りたい男と、好きだから乗り越えて結婚したい女、その愛はパラドックスだと思う梓。

約束通り、四月の一日に待ち合わせ場所の交差点で緒方を待つ梓。

しかし、何時になっても緒方は現れず、何度連絡しても電源が切られ、電話にも出てくれませんでした。

急に連絡がつかなくなり、母校に問い合わせても緒方は教員自体を辞めたらしく、梓は住所も連絡先も突き止められませんでした。

二年間ずっと夢でも見ていたのだろうか、自分の作り出した幻影だったのだろうか。

そんな考えが過るほど、心を切り替えられずに大学生活を送る梓。

ある日街で緒方を見かけ、駆け寄ろうとするとそこには幼い子供と妻らしき女性、そして薬指には指輪が見えました。

小学生にはなってるであろう子供を見て、初めからずっと妻子が居たのに私と付き合っていたのか、と思う梓。

あの妻は義父に抱かれたのだろうか、何が嘘だろう、全部だろうか。

私だって誰に犯されても貴方を愛してるのに、と梓は唇を噛みしめます。

それから12年、学生結婚した妻との間に生まれた息子が大学生になった緒方。

ところがその最愛の息子は恋人を妊娠させてしまったから、大学を辞めて結婚すると言って聞きません。

墓場まで持っていかなければいけない事をしていた自分に、今回の事を強く言えない、と息子の事に頭を抱える緒方。

自分と違ってオクテで心配していたはずの息子が、いったいどうしたのだろうと思いつつ、息子の彼女と初めて対面します。

そこに現れたのはかつての教え子であり、恋人の梓でした。

結婚の意志を頑なに貫く息子は、緒方の家で梓と暮らすと言い出します。

その選択に緒方は駄目だと声を荒げ、まだ将来のある学生で、10歳も年上の女なんて、と返しました。

妻はそれを止めますが、息子は反対されても駆け落ちするから関係ない、と宣言します。

下ろせと言うのか、と泣く梓に狼狽する緒方と妻。

全然変わらないんですね、先生、と梓がニヤリと笑った時、緒方はすべてを理解しました。

抵抗すればすべてをばらされてしまう、もう逃げられないと悟り、二人の結婚を認めた緒方。

ある夜、梓は抵抗する緒方を押し倒し、どうして?こういうしきたりなんでしょ、先生の家系では新婦と舅がセックスするって、と尋ねます。

それは大昔の風習で今でもそんな事ある訳ない、あの時はお前を黙らせる為の方便だと言う緒方。

そうよね、12年調べ回っても今の日本ではそんな風習どこにもなかった、と梓も答えます。

だから自分が緒方の家で再び始めてやろうと思い、嫁いできたのだという梓。

義母が知れば自殺するかもしれない、夫も息子も同じ女に取られて、とささやきます。

その言葉に抵抗できず、なすがままの緒方。

息子の事は愛してないのか、と聞く緒方に梓はそうね、せめてもの償いとして私は息子を産む、と答えます。

今回の子が娘でも、息子が生まれるまでは諦めないし、養子も検討する、その意味は解るわね?

そう言われ、緒方は全てを察し涙を流しました。

いつか息子に全てがばれたとしても、息子に息子が生まれれば、いずれその子が嫁を娶った時に息子はその嫁を抱いて恨みを晴らせばいい。

なんとおぞましい、でもこれが自分のしてきたことの報いであり、末代まで続く女の呪いと哀しみだ。

そして緒方は、梓との快楽に再び溺れてしまうのでした。

奇習愛11話感想

息子可哀想…一生続く不幸な風習になるじゃないですか…。

息子の代で終るといいなあ…というかばれないのがいいのかな?

考えさせられる話でしたね…。

奇習愛12話のネタバレはこちら!

Copied title and URL