グランドジャンプめちゃで連載中の「奇習愛」についてネタバレをまとめました。
【前回のあらすじ】
母親に期待され、勉強漬けの日々を送る恭子。
そんな中、塾の先生と毎週水曜日に密かに見つめる青姦だけが楽しみでした。
ところが、塾を変わるよう母に言われ…?
奇習愛7話ネタバレ!
昔から浮気ばかりの男に泣かされてばかりだった琴乃も、ついに自慢の優しい彼氏からプロポーズを受けました。
SNSでもオープンで、積極的に周囲にも琴乃を紹介してくれていた祥吾ならば浮気の心配もない。
ようやく自分も幸せになれるのだと、涙を流してそのプロポーズを受け入れた琴乃。
しかし結婚の話を進めていく中で、祥吾から突然地元に戻って漁師の仕事を継ぎたい、と告白されます。
遠洋で全く家には帰れないと言うことを友人達に相談すると、余りいい言葉は貰えません。
やはり大変だろうか、と悩む琴乃。
しかし既婚の友人は自分の夫も海外に飛び回って居て年2、3回しか会えないと実体験を語ります。
普段会えない分、会えた時はずっとラブラブで何年経っても新婚のよう。
お互いの嫌な部分も見えづらくて不満や喧嘩も無いし、育児丸投げで腹が立つのは中途半端に見える位置に夫がいるから。
物理的に離れてしまえば頼りようもないし、案外割り切れると語られ、少し納得する琴乃。
何より格好良くてモテるのに、こんなにも一途で居てくれる人はこの先現れないかもしれない。
これだけメリットがあるのだから、自分も一つくらい彼に譲るべきなんじゃないだろうか。
そう考え、琴乃は漁師の妻になる事を決意しました。
それから7年が経ち、3か月ぶりに夫と会う琴乃と娘の美咲。
自然次第の漁業を扱う夫は休みが不定期で、次もいつ会えるかは解りません。
その分、会える時間はかけがえのないものでした。
布団に入った祥吾に、そっと誘いをかける琴乃でしたが、1日中美咲と遊んでくたくただからと謝られます。
3か月ぶりなのに、と思ってしまいますが、素直にそれを了承する琴乃。
結婚前から性欲の少ない祥吾は、浮気の心配もなく平和である事に違いはありません。
だけど娘が小学校に入るまでは毎日育児で忙しなく、寂しがる暇も無かった頃とは違います。
せめて2人目が出来れば、と思ってしまう程、この辺鄙な土地で過ごす日々を退屈に感じていました。
こんなに夫と会えないならば、この村に住まずに娘と東京で2人暮らしをしても成り立つのではないか。
そんなとき、琴乃の携帯に知らない番号から連絡が入ります。
もしもし琴乃、俺、わかるかな、と言って掛けてきたのはかつての元彼・ユウトでした。
電話口でやっぱり琴乃が一番大事、一生かけて償う、と言葉を並べるユウト。
しかし琴乃はそれを最後まで聞かず、ぶちっと電話を切りました。
夫以外では最も長く付き合い、浮気が治らないのに琴乃が離れられず、ずるずる続いたのがユウトです。
10年以上たっているのに、まだ自分の事を好きだと思われている事を悔しいと思う琴乃。
だけど、そんな考えの中に少しだけ、もし今娘と二人で東京に住んでいたら、と考えます。
元彼とも物理的に会える距離に居るならば、寂しい余り魔がさすのではないか。
そんなのは駄目だ、と考えを振り払いながら買い物から帰ると、高校まで友人だった瑠依が現れます。
瑠衣も旦那の実家に嫁ぎ、琴乃の家と同じように漁師をやっていると話します。
すっかり疎遠でしたが、すぐにまた仲良くなる二人。
瑠衣は今度漁師妻の会に来ないか、と誘い、琴乃は食い気味に行きたいと答えます。
毎月どこかの家で開催されるというその会で次回は会おう、と言われとても楽しみに思う琴乃。
これで少しは自分の居場所も増えるだろうか、と嬉しさや期待で胸が高鳴ります。
寂しいからと浮気なんて発想になる前に、こうして女同士で共感したり励まし合ってエネルギーを蓄える方が健全。
早速その会に参加し、生身の人間と触れ合った事でついつい涙を流し、辛い思いを吐露してしまう琴乃。
夫が良い人だからこそ、結局悪いのは我侭に寂しがる自分だけなのだと思い知らされて辛い。
そう話す琴乃に会の面々は理解を示し、瑠依も夫に落ち度がある方が気持ちの矛先も向くのに、と寄り添ってくれました。
この会は皆が気持ちを解り合えるからこそ、正論で殴られる事もない。
他の人に吐き出せなかった勝手な気持ちも、ここではすべて認めて許してもらえる。
酒を飲み、気持ち良くなった琴乃は瑠依にお礼をいい、ここは天国ね、と抱き着きます。
そんな琴乃を愛おしそうに抱き寄せ、まぶたにキスをする瑠依。
女って愛しい生き物よね琴乃ちゃん、と言って瑠衣は琴乃の唇にキスをしますが、琴乃は酔っぱらったのだと笑い飛ばします。
しかしもう一度、深いキスをされて押し倒された琴乃。
辛かったでしょう、皆で心も体も癒そうね、と言う瑠依に琴乃は酔ってしまい、状況が解らずに居ます。
下半身に触れて来た瑠依にちょ…え?と琴乃が問うと、どうかした?と笑顔で聞く瑠依。
ふと琴乃が周りを見ると、女性達がそれぞれ睦みあっていました。
毎日寂しい、けれど浮気なんてしたくないし、私達は夫を尊敬しているし愛している。
だけど体は欲求不満になる、そこで気持ちを解り合える女同士で解消すればいい。
それが昔からこの漁村でよく行われてきたことなのだと瑠依は話します。
驚く琴乃ですが、酒で酩酊した頭では上手く考えられず、ただただ瑠依の愛撫を受け入れました。
これは浮気じゃない、女同士仲良くじゃれ合ってるだけ、誰も傷つかないし男に浮気に走るより安全でしょう。
そう言って男性にはない、女性をよく理解した女性に寄る中への愛撫によって絶頂を迎えた琴乃。
それは初めての体験で、やはり女同士だからだろうか、とどこか納得します。
恋愛感情もなく、皆あくまで共感し合える仲間であり、癒し合いの延長のようなものなのだろうか。
そう悩んでいると、祥吾から今月末また帰れそうだと連絡が入ります。
連休が取れたら旅行にでも行こう、と言う祥吾。
先日の事も本当は琴乃を抱きたかった、次は夫婦でデートでもしよう、いつもありがとう、愛してるよと告げてくれました。
わたしも、と答え、ふと妻が男と浮気するのと女と浮気するのはどちらが嫌か、と聞く琴乃。
何いきなり、と笑う祥吾に、昼ドラでそう言う話が出たんだと誤魔化します。
男性の方が嫌だ、女性同士は別に正直じゃれ合いの域に見えて、浮気されている実感が無い、と答える祥吾。
男相手だとやはり汚された気がしてしまう、と言われ、琴乃は携帯に入った瑠依からの次回の誘いに目を通します。
そう、それは浮気でも、本気でもない女同士の秘密。
琴乃は瑠依にああいう事が夫にばれる事はあるのだろうか、と尋ねます。
瑠依の家はバレてしまったものの、男とされるよりましだと許されたと答えました。
皆アッサリアリにしてくるじゃん、と困惑する琴乃に、嫌だった?この間の、と聞く瑠依。
抵抗あったら無理しないで、と瑠依は誤ってくれましたが、琴乃は嫌では無かったと返します。
楽しかったし嬉しかった、そして体も気持ちいいと感じてしまった。
それだけのことなのだ、何も悪くないしみんな幸せで、ちょっと大人の憩いの場と言うだけ。
そして琴乃は再び、漁師の妻たちの会へと足を踏み入れました。
夫にも子供にもわからない秘密の世界、それは女の業でできているのです。
そんな時、祥吾は漁師仲間から琴乃が宴会に来ている、と聞かされます。
宴会って前言ってた漁師の妻同士の?と聞く祥吾に、浮気しない代わりにレズってんだってさ、と返す仲間。
祥吾は先日の琴乃の言葉を思い返し、しっかり言質取られてた…と落ち込みます。
奴らの理屈でいくと俺らも男同士でやるのは許してもらえるって事かねえ、と言う同僚。
祥吾は俺らがしたくない、汗臭い男同士で、と返し、同僚も女だけその辺綺麗にかいくぐっててズルイ…と言うのでした。
奇習愛7話感想
公認の浮気ですか…(笑)
まあ誰でも良しではなく同じ悩みを持つ物同士、で特定の相手じゃないからいいのかな…。
特殊な地域ですよね(笑)