めちゃコミックオリジナルレーベル、コミックBEANの「国民ボタン」1話についてネタバレをまとめました。
【前回のあらすじ】
6月25日の真夜中に突然訪ねてきたのは悪魔でした。
そして悪魔は当選おめでとうございますと言い、佐藤にボタンが二つある箱を渡します。
このボタンのうちどちらかはハズレで、ハズレを押すと日本国民全員が死ぬと言われます。
また、期日までにどちらのボタンを押さなかったとしても、やはり日本国民全員が死亡する、と。
期日はちょうど一ヶ月後の7月25日。
気味が悪くなった佐藤は悪魔に箱を投げつけ追い出しますが、不思議なことに箱は机の上に戻っていました。
恐ろしいけれど悪魔が言っていたことも軽視できない…
悩んだ末に会社にまで箱を持ってきた佐藤に同僚は呆れました。
そしてその同僚は箱をゴミ箱に捨ててしまいます。
箱がどうなったのか気が気でなく、仕事に集中できないまま帰宅した佐藤を待っていたのは、捨てたはずのあの箱でした…。
目次
国民ボタン2話のネタバレ!
恐ろしくなった佐藤は箱を持って警察へ行きます。
警察は類似しているケースが多くこちらも困っているんだと呆れます。
しかし佐藤は引き下がりません。
本当にすごく不気味な人だったと言い、他にも同じような被害届が出ていないか確認します。
眉間に皺を寄せた警察官にそんなのはないと一蹴されてしまします。
被害といってもボタンを受け取っただけ、大体こんなおもちゃのようなボタンで人が死ぬ訳ない
警察官はそう言い、同僚と同じく信じてもらえません。
そしてあろうことか警察官はボタンに手を伸ばし押そうとしました。
もし万が一本物だったらどうするんですか、と慌てて止めに入る佐藤。
バツが悪くなった警察官は、何も被害がないなら警察は動けないからこの箱を持って帰ってくれ、と佐藤を追い出します。
捨てても戻ってきてしまうし警察もあてにならない…
ネットで検索しても何も出てこなかった。
家に着いた佐藤はこの箱をどうすべきか思案します。
思いついたのはカメラで写真を撮ってSNSに掲載すること。
もしかしたら誰かが知っているかもしれないという一縷の望みをかけて。
翌日、会社の同僚とコンビニでお弁当を買いながらSNSをチェックしますが無反応のまま。
同僚にはまだ気にしてるのかと話しかけられます。
レジにいた外国人の店員にアタタメマスカと聞かれ、それに答えながらも同僚とボタンの話をしていました。
すると突然店員が同僚の腕を強い力で掴みます。
痛いな、なんだよ!と少しイライラしながら店員を見ると、その店員は胸元を抑え苦しんでいました。
そしてHELPと絞り出したかと思うと、そのままその場にドタンと倒れてしましました。
突然の出来事に事態の把握が出来ない佐藤と同僚でしたが、すぐに救急車を呼びます。
しかしそんな二人の行動も虚しく、帰宅してテレビをつけた佐藤は愕然とします。
ニュースから流れてきたのはA国出身者の死亡事件。
それも日本全国で同時多発した怪死事件として扱われていました。
また日本国内だけではなく、A国内においても全国民の死亡が確認されていました。
国連はテロ攻撃やウイルス等のあらゆる可能性を模索しているとキャスターは伝えています。
しかし佐藤はまさか…とボタンの可能性があるではと思い至ります。
箱を見つめながら恐怖に慄く佐藤。
そこへ突然呼び鈴がなり心臓が跳ね上がる思いをします。
何度も鳴る呼び鈴。
恐る恐るドアを開けると、そこにいたのは内閣官房からやってきた梅鉢という女性でした。
梅鉢は丁寧に佐藤のフルネームを確認し、夜分遅くにすみませんと断ったあと、自己紹介をします。
彼女は内閣官房の箱型装置対策推進室という場所から来たようで、佐藤がSNSに載せた箱について聞きに来たのでした。
箱は今お持ちですかと問われ、佐藤が中に…とそこまで言うと、梅鉢と一緒にいた兵隊が失礼しますと言い勝手にズカズカと家の中に入ります。
箱を発見するとすぐに戻りましょう、と梅鉢。
そして佐藤に同行願えますかと、同行するよう促しました。
車でどこかへ向かう最中に、佐藤はテレビの報道は事実なのか伺います。
梅鉢に事実ですと告げられると、僕はボタン押してないですと弁明しました。
焦る佐藤をよそに、分かっていますと冷静に答える梅鉢。
これが本物の悪魔のボタン…と呟いた梅鉢の言葉に、思わず、やはり本物だったんですねと食い気味な佐藤。
すると梅鉢がなんの躊躇いもなくボタンを押しました。
うわあああああと発狂する佐藤。何か胸が苦しい…と恐怖に駆られます。
しかしそんな様子を見ても梅鉢は冷静に、安心してくださいと言います。
どうやらこのボタンは佐藤にのみ反応するように出来ているようなのです。
先程の失態を隠そうと冷静を装って、そうなんですかと神妙な面持ちで尋ねる佐藤。
ええ、まずはそれを確認したくて…と梅鉢に言われると恥ずかしそうに先に言ってくださいよ…と言いました。
そしてA国国民が全滅したのは、A国内で発見されたボタンによるものだと梅鉢は言います。
自分が渡されたボタン以外にもボタンがあることに驚く佐藤をよそに梅鉢は続けます。
このボタンは各国に一つずつ配られていること。
日本の政府の調べでは、現在すでに8つの国でボタンが押されたことを確認していること。
ボタンのルールは各国共通であること。
そして政府の調査では、箱を破壊し中身を調べようとして全国民が死亡した国があるので、壊す行為もルール違反になること。
白黒、どちらのボタンがハズレかは各国で異なること。
また、その他にも何かルールがあるかもしれない為、現状ではボタンを見つけても安易に調べられないこと。
つまり現時点では、期日までにボタンを押す以外に日本国民が助かる道はないということ。
そしてこのボタンを押せるのは、佐藤ただ一人であるということ…。
梅鉢は淡々と佐藤に説明しました。
国民ボタン2話の感想!
テンポ良く話が進むので一気に読み進めてしまいました。
作画もとても絶妙な表情を描かれているので読んでいてとても引き込まれます。
ボタンによるA国国民の全滅で目の当たりになった箱の真実。
そして内閣官房の使者、梅鉢の登場。
どんどん展開していくので続きがとても気になります!
国民ボタン3話のネタバレはこちら