古見さんは、コミュ症です【196話】最新話ネタバレ感想|197話を考察! | 放課後マンガ

こんにちは!2019年5月8日発売の週刊少年サンデーより、「古見さんは、コミュ症です。」第196話を読みましたのでご紹介します。

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195話では・・・夏祭り。只野と留美子がいい感じで二人でいたところを目撃した人々。古見さんもその中の一人。ある者は只野に、ある者は留美子に、そしてある者は古見さんに。そこら辺どうなのという皆の問いに、相も変わらず恋愛には鈍い只野と古見。

いつもと変わらぬ二人の様子に周囲はホッとするやらもどかしいやら。そんな中、一人留美子は自分の只野への気持ちを確認する夏でした。そんな夏休みも終わり・・・

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古見さんは、コミュ症です【196話】最新話ネタバレあらすじ

二学期。迫る次期生徒会長選挙。古見さんのクラスでも、一人立候補者が出ました。潔清子(いさぎきよこ)。

初登場のキャラです。ウェーブのかかったショートヘア。何より表情が見えない程の分厚いメガネが印象的です。

クラスメイトへの挨拶を促された清子は、静かに教壇に。と、唐突にスプレーと除菌シートを取り出して教卓を磨くや、「汚い同情票はいりません」清子は言い放ちます。

唖然とするクラスメイトを後目につかつかと自席に戻り・・・椅子に糸くずを発見、自前の掃除機を出して掃除し始めるのでした。

そう、潔清子は”潔癖性”なのです。職員室。応援演説の担当を決めろと促す担任に、「私友達いないので」と清子。

気まずくなった担任が、まあがんばれと肩をたたこうとするのをサッとよける清子。潔清子は潔癖性なのです。

教室。次の授業の準備を完璧に整え、ハンカチを椅子の上に。そこに折り目正しく座る清子は、教室を見渡してみます。

騒々しく騒ぐクラスメイトたち、その中に阿瀬志吹さんの姿を認め、清子は立ち上がって訊きます。

「あなたに応援代表をやってほしいんだけど」清子と阿瀬さんが小中と同じ学校だったというのが理由のようです。と、「あっごめっ」ふざけていた男子が清子の背中にぶつかります。

”ポーン”着ていたベストを窓の外に放り投げる清子。潔清子は潔癖性なのです。

驚く周囲を余所に、清子は阿瀬さんへの依頼を続けますが、阿瀬さんは困っている様子。

「なじみちゃんとかいいんじゃないかな!?」

「アレにだけは頼みたくないわ」なじみは生理的に合わない清子。阿瀬さん、今度は古見さんにお願いしてみます。

例によって、自分に自信のない古見さんは、(自分なんかがやっていいいのかな・・・)と逡巡しますが、頼まれたら断れない性格、おそるおそる首を縦に振ります。

しかし、「おことわりします」にべもない清子。と、”ドン”さっきの男子がまた清子にぶつかって・・・「ちょっちょっちょっ!!」シャツを脱ぎ捨てようとする清子を慌てて止める阿瀬さんでした。

放課後。「話を聞いてみたらどうです?」古見さんの応援ですら断った清子。その断り方に少し違和感を感じていたか、清子の動向を気にしている様子の古見さんに促したのは只野君です。

「フンス!」その言葉に励まされたか、いい顔で気合いを入れ、提案を首肯する古見さんでした。清子を追う古見さん。

しかし。例によって声をかけることが出来ません。ビラ配りをする清子。ポスターを貼る清子。掃除をする清子。

清子が帰路についてもずっと声をかけられず、単なるストーカーと化している古見さんでした。

と、古見さんが目にしたのは、横断歩道を渡りきれず、赤信号になってしまったおばあちゃん。

おばあちゃんに浴びせられるクラクションの嵐のなか、さっと飛び込みおばあちゃんを背負って助け出したのは、他でもない清子でした。

頭を下げるおばあちゃんに軽く手を挙げて返礼する清子。

その高潔な行為に、古見さんは清子に駆け寄りますが、「!」急に顔色を変え、走り出す清子。近くの自販機でミネラルウォーターを買うや、”バシャア”おばあさんを背負った自分の背中にぶっかけたのです。

清子は潔癖性なのです。”!?”町中でもぶれない清子の奇行に驚く古見さん。

慌てて駆け寄りますが、「触らないで!」清子はまたしても、そして強く古見さんを拒絶するのです。

澪に拒絶されて以来、二回目の拒絶にショックを受ける古見さんなのでした。

古見さんは、コミュ症です【196話】を読んだ感想

新キャラ登場です。眼鏡っ娘びいきなので、まずは単純にそのデザインが嬉しいのですが、この漫画の例によってアクの強い潔癖性キャラ。

近くに実在したら怒鳴りつけてしまいそう。(ていうか、糸くず一本で掃除機がけはじめる奇行種が今までの教室描写に出てこなかったなんて。などというヤボは、この漫画では言ってはいけないこと。)

さてこの清子さん。久しぶりのメイン格になりそうな「キャラ立ち」。この作品って「古見さんはみんなの人気もの」って言う前提から始まるので、古見さんに対して「どのように肯定的か」の違いでキャラクターを見せていくのが通常。

ところが、ついにクラスメイトの中に「古見さんに否定的」な人物が登場なのです。これは是非とも大事にして欲しいキャラですね。

古見さんは、コミュ症です【197話】を考察

「汗っかき」の阿瀬さん(友達とは思ってないらしいけど)に話しかけてみたり、「生徒たちは純潔であるべき」とか演説しているのにシャツ脱ぎ出したりと、どうもこの清子、単純な潔癖性ではない感じを臭わせています。

また、今話の所々に出てくる古見さんへのわだかまり。やはり、最後の「触らないで」も、単なる潔癖故の台詞ではなさそう。

過去に何か確執があった関係のはずはないので(そんなことがあれば古見さんが覚えてないはずはない)、清子の中の「潔癖」の方向性と、「学校のスター」古見さんの存在とになにか相反するものがあるのでしょうか?

自分に対してマイナスイメージのある人物とも交流する。只野君たちとの関係から、コミュニケーション能力を成長させてきた古見さんに、大きな試練の時が来た感じです。きっと来週分だけでは決着はつかないでしょう。

いつも通りまっすぐな古見さんが、また只野たち友人に助けられながらも、清子の心の壁を越えていく過程をじっくり描いて欲しいところです。

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