こんにちは、6/13発売のモーニングより、コウノドリ【第289話 ソーシャルワーカー】を読みましたのでご紹介します。
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288話では、医師ゴローと助産師サオリが衝突するお話が完結しました。出産の時になっても患者さんの前で衝突する2人でしたが、サクラに怒られて何が大事かを忘れていたことに気づきます。
サクラのアドバイスで、患者は無事に自然分娩での出産ができてみんなに笑顔が生まれましたが、その後も2人の衝突は続きます。
目次
コウノドリ【289話】最新話ネタバレあらすじ
ソーシャルワーカーの向井がネイルサロンにて、爪のお手入れをしてもらっているシーンからのスタートです。
ペルソナにて、向井は爪がピカピカになっていることを小松たちに褒められます。
向井は今回爪のお手入れをしてくれた人物が15年前に飛び込み分娩でペルソナに来た妊婦であったことを話してくれます。
当時のことを思い出して私も大変だったという向井。飛び込み分娩はいきなりの出産の上、入院できるのはたったの4日間です。
その間にソーシャルワーカーは、妊婦の家庭の状況や、育てる意思など色々なことを把握しなければいけません。
さらに、助産制度などは妊娠中にしか申請できないので、本人の許可もとったりでまさにお産とのスピード勝負だと向井は言います。
そして、彼女の子供、トモカが生まれました。初めは本人も病院も育てられないと思っていました。
しかし、入院中にトモカの面倒を見るうちに彼女に育てたいという意志が生まれ、実家を頼れなかった彼女は母子寮に入ることになりました。
その間も向井はソーシャルワーカーとして、患者を信じて見守っていました。
それが、仕事だと分かっていても数年後に成長したトモカをつれた彼女が、ネイリストになったとの報告をしに来たときは、向井も嬉しかったといいます。
今では彼女はネイルサロンの店長。
向井は自分へのご褒美、そして自立した彼女を見て元気を貰うために彼女のネイルサロンに行っているのです。
場面は診察中のゴローに代わります。
妊娠していることがわかった女性、井上アケミ。
しかし、明らかに井上アケミと名乗る女性は外国の方です。相談を受けた向井が調べると、やはり他人の保険証を使っていることが発覚しました。
ビザが切れたのに日本に残っていて妊娠してしまったようで、パートナーの知人の保険証を借りたようです。
こんなことあるんだ、とびっくりするゴローですが、向井は今までもあったとあまり驚いてはいないようです。
今度は廊下を歩く向井に下屋が声をかけます。
以前転倒して運ばれてきた患者に肺がんが見つかったことを下屋は気にしています。
年齢のこともあり本人は治療を望んでいませんが、認知症もあり独り暮らしの家に帰すのは気がひけます。
しかし、施設に入ることも本人は嫌がります。
嫌がる患者に、向井はデートがてら施設を見に行こうと提案すると患者はそれを受け入れました。
この向井の対応にはほかの先生も尊敬の眼差しをむけます。
次は向井、小児科に呼ばれてまるで救命のように大忙しです。
場面はサクラの診察シーンです。
二度目の出産になると言う松井夫婦。旦那は胎児のエコー画像に感動しています。
その後話を聞くと、一人目の子どもは妻の連れ子だということがわかります。サクラはその事を向井に伝えておくように指示します。
コウノドリ【289話】を読んだ感想
新シリーズスタートしました。今回の主役はソーシャルワーカーの向井。医者ではありません。
しかし、患者にとって、寄り添ってくれるソーシャルワーカーはすごく大事な存在です。病院側も、そんなソーシャルワーカーに救われるところはたくさんあるでしょう。
向井は、THEお母さん、といった包容力を持っているキャラクターです。その優しさがどんな事件を解決してくれるのかが楽しみです。サクラの担当する患者さんになるのも楽しみの1つです。
コウノドリ【290話】を考察
次回、もうサクラの患者さんは出産間近に迫ってくると思います。その時、自分の子供ではない上の子を旦那が雑に扱うのではないでしょうか。
1人だけだったから可愛がってきた子供も、いざ自分の血の繋がった子が生まれるとなると2番の扱いになってしまうと思います。
その時、上の子の母である妻はどうなるのでしょうか。旦那と衝突するか、我が子にきつく当たるか。最近の子供の虐待問題で多い親が違うという状態。すごく時事的な内容になると予想されます。