こんにちは。2019年6月20日発売のモーニングより、コウノドリ【第290話 前の夫】を読みましたのでご紹介します。
前話をご覧になっていない方やもういちど確認したい方はこちらからお願いします。
第289話では、ソーシャルワーカーの向井が様々な科に関わっていることが語られている話でした。
色々な場面で、患者と関り問題を解決している向井。産科からの相談です。サクラは自分ところに来た松井という妊婦が2回目の出産で、先の子が前の旦那の子供であることを気にして向井に相談することにします。
目次
コウノドリ【290話/前の夫】最新話ネタバレあらすじ
松井夫婦は院内を歩きながら赤ちゃんのエコー写真を見ています。旦那の方はエコー写真が初めてのため嬉しくてしょうがないのです。
そんな夫婦の横を、ソーシャルワーカーの向井が通ります。
松井が向かいに気づき頭を下げると向井も頭を下げますが特に何も話さずそのまま向井は歩いて行きます。
松井は再婚ということもあり、サクラは松井夫婦のことを向井に伝えておきます。
松井は今の旦那とラブラブだから再婚でも大丈夫と話す小松に、「小松さん・・・彼女って松井の前は丸山じゃない?」と向井は聞きます。
そうそう、と答える小松に、向井は松井の前の旦那がDVをしていたという話をし始めます。驚くサクラと小松。
今から約7年前、松井(当時は丸山)は子供を連れて外来に来ていました。子供の腹痛で小児科を訪れたのですが、そこですぐに虐待を疑われました。
診断は腹部打撲による内出血と、肋骨が2本骨折しているというものでした。
父親は転んだと言っていたのですが、子供は何も言わず、病院は保護することを決め、児童相談所に連絡を取りました。
病院は子供を検査のため入院させると両親に伝えましたが、父親は入院させようとはしません。
しかし、その時母親である松井が震えながら子供を入院させると言い、そのまま虐待が発覚しました。
妻も旦那から暴力を受けていたということもわかり、そのまま離婚することになったようです。
松井は離婚で経済的ににも苦労し、不仲な両親に頼ることもできなかったようなので向井は彼女のことを心配していました。
そのため、今回向井は松井夫婦の件に関わることを決めます。その夜、松井の連れ子であるハヤトは父親に赤ちゃんのエコー写真を見せられていました。
学校でも何やらボーっとしていたハヤトですが、見せられたエコーにも特に反応を示さず、友達とオンライン通信でゲームを始めます。
旦那は産まれてくる子が男か女かどちらだろうと楽しみにしており、妻もそんな旦那と楽しそうに話しています。
ハヤトはそんな夫婦の会話を聞いて、共にゲームをしている友達の声にも反応せずに黙り込んでいます。
コウノドリ【290話/前の夫】を読んだ感想
今回の話でハヤトの反応が気になりました。ボーっとしている理由が病気なのか、それとも家での居場所がなくなっていくからなのか。松井夫婦は明らかに仲がいい夫婦なのでDVなどはないと思います。
しかし、虐待を受けた過去があるハヤトは心に傷があると思います。まだ新しい父親の愛情を感じることが出来ていないのか、それとも赤ちゃんができたことによる自分の居場所がなくなるという焦りを感じているのか。
子供は敏感だから、ハヤトが何かを悩んでいることは明らかなので心配です。
コウノドリ【291話】を考察
夫婦の間に何もなく赤ちゃんは成長していくと思います。考えているのは悩んでいるハヤトの行動です。
愛されていないと感じて暴れるのかな?と考えています。赤ちゃんがお腹にいる母親を突き飛ばしたりして、怒った父親から叩かれる。
そして虐待の記憶がフラッシュバックしたり・・・。と悪い方向に進むことばかり考えてしまいます。
母親はそのことを抱え込んでしまうと思いますが、ここで向井が話を聞いてあげる、と言った形になるのではないでしょうか。