ましろ日【55話・最終回】最新話ネタバレあらすじ感想! | 放課後マンガ

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54話では、テレビ局の山崎に対する取材はブラインドマラソンがそれほどポピュラーでないこともあり、目の見えない人がどの様に練習して、どの様に走るのか。危険はないのか等を視聴者に伝えたいのだ。

しかし山崎はまず正太郎の母親探しを紹介してテレビで公開してもらう事を望んだ。そして、夜になって山崎のアパートに、正太郎が息せき切ってやってきた。「テレビってすごいです!」正太郎の第一声はそれだった。

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目次

ましろ日【55話・最終回】最新話ネタバレあらすじ

正太郎の第一声「テレビってすごいです!」は、母親が見つかったと言う山崎の期待とは反したものだった。

新しいブラインドマラソン仲間が増えたのだ。梅本結子という高校1年の弱視の女の子だった。

目の見えない山崎と上杉に順平が言う。結子さんはかわいい子ですよと。

上杉の名前を2度言ったので、上杉は何で僕の名前を2度いうかとご機嫌が悪い。

順平がからかっているのを承知の上で言っているのだ。今度は上杉サキが自分の兄を紹介するが、一緒に練習している、嫌われ者の兄貴ですと紹介してみんなの笑いを誘う。

早速サキはひかりの伴走で練習を始めるが、緊張が強い。とりあえず一緒に歩きたいと言う。

しかし、最初はゆっくり走る方がうまく行くことが多く、歩くことの方が不思議と難しいのだ。とにかく難しく考えずに、楽しくやろうと思えばいいのだとひかりは教える。

山崎はひかりとサキが伴走できるランナーがメンバーに入ってよかったと喜んでいる。山崎の目的は正太郎の母親を探すためのテレビ公開だったが、そのテレビを見て新しいメンバーが入ってくれたのだ。

もし、山崎が東京パラに出場できた時その伴走が、いったい誰に唸るのだろう。中居、正太郎、順平の3人の争いになる。

競うのは走者だけではなく、伴走者も同じなのだ。しかし、順平と正太郎はライバルであると同時に、仲間なのだ。

2020年いよいよ東京パラリンピックの舞台に山崎は立っている。伴走者として横にいるのは順平だ。

そして次に控えているのは正太郎で、やはり元の仲間で、しかも山崎が望んでいた伴走者の布陣で臨んでいる。いよいよスタートの合図が鳴る。

ましろ日【55話・最終回】を読んだ感想

中居、順平、正太郎の伴走者争いにも終止符が打たれた。中居は今までの生活を捨てて広島に移住したが残念ながら、伴走者としては舞台に上がれなかった。

プロの伴走者として知識も技術も抜きんでていたが、山崎の求めるものとは違っていたのだろう。走ることは楽しくなくてはならない。

そして、広島という町に住むには覚悟がいる。幸せになるのは覚悟であり、誰かのために生きる覚悟がいるのだ。それが広島という町に住む人の覚悟であり、思いでなくてはならないのだ。

まとめ

それぞれがそれぞれの人生を歩みながら、生きている。視力を失った時から、何かを求め、山崎はブラインドマラソンを手に入れた。

ブラインドマラソンによって、何を手に入れようと思って始めたわけでは無い。いつの間にか仲間が出来て、仲間と一緒に走ることによって次の目標も出来てきた。

そして、目指したわけでは無いがいつのまにか東京パラリンピックの舞台に立つことが出来た。あとは走るだけだ。金メダルが欲しいわけでは無い。それよりも誰よりも早く走った証しが欲しい。それが何よりも、生きた証だ。

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