こんにちは。2019年6月5日発売のビッグコミックオリジナルより、もふもふ【第42話】「自由」を読みましたのでご紹介します。
第41話をまだご覧になっていない方はこちらからお願いします→もふもふ【第41話】へ
前回では、久しぶりにスナックで飲んだが、スナックに払う金がないので、財布を取りに帰るとうそをついて、外に出た。自分が嫌になりかけたときに、タクミとエイタが探しに来てくれた。
誘われるままスナックに戻って、ママと爺ちゃんを含め5人でババ取りをした。久しぶりに声を出して笑った。ママは笑いすぎやといって怒ったが、本当に楽しかった。
目次
もふもふ【42話】最新話ネタバレあらすじ
エイタは知らない女の子と出会った。砂場で一人で遊んでいる。薄汚れたもふもふをもって遊んでいるが、もふもふの名前はなく、拾ったやつをもらったらしい。エイタの自分のもふもふを女の子に見せて一緒に遊んだ。
エイタの作った家を見せてあげた。日よけのハッパを付け、そばに木を植えた。ダンゴムシを家の中に入れ、遊ばせた。
その時5時の音楽がスピーカーから流れた。お母さんには必ず5時に帰るように言われているが、女の子が帰らないと言うので、僕も一緒に帰らないのだ。女の子が海に行こうと言い出した。
海はダメだ。子供だけで言ったら絶対にダメと言われている。
でも、女の子は海には入らない、砂浜で遊ぶだけだと言う。大人みたいに砂浜に座って、のんびり海を眺めたいのだと言う。
結局手をひっぱられて、海に来てしまった。ひと組のカップルが遊んでいる。二人で海に入り波に洗われながら、アハハハ!!キャアキャア!!と言っていちゃついている。
大人はいいなあ。自由に遊んでも誰にも叱られない。5時を過ぎて遊んでいても、怒る人はいない。早く大人になりたいなあ。
そこに誰かがエイタァー!!と呼ぶ声が聞こえた。自転車で通りかかったお母さんだ。5時には必ず帰りなさい。
海に行ってはいけませんと、この2件だけは毎日、口すっぱく言われている。それなのに、その二つの約束をいま破っている。
母さんは鬼のような形相で追いかけてきた。エイタは逃げた!!すぐにつかまるのは目に見えている。
捕まって叱られるのも覚悟の上だ、女の子と手をつないで、走った!!走った!!逃げるのも自由の一つだと思った。
もふもふ【42話】を読んだ感想
今日はエイトの独り舞台だ。知らない女の子と出会って、エイタが作った家でままごと遊びをした。日よけの葉を付け、涼しげな木を植えてみた。
思った以上にそれらしい家が出来た。僕が大きくなった時に、住みたいような家が出来た。折角楽しく遊んでいたのに、5時が来てしまった。
お母さんの顔が頭に浮かぶ。5時に帰ると言う時間の約束を破って、行ってはいけないと言う海の約束を破って、僕はもう不良になってしまった。お母さんは怒るだろうな。でも、女の子と一緒にいるのも楽しい。
もふもふ【43話】を考察
どこか陰のある女の子だ。薄汚れていて、拾ったのをもらったと言うもふもふで一人で遊んでいる。兄妹はいないのだろう。友達もいないのかもしれない。一人で遊ぶことになれているようだし、一人で遊んでいても違和感がない。
海が好きそうで、一緒に海まで行ったが、まだまだ寒い季節なので、海も冷たそうだ。小さい女の子なのに、何故か寂しそうな海が似合ってしまう。
大きくなっても寂しい海の似合う、女の人になるのだろうか。それとも、今いるカップルのように彼氏と楽しく遊ぶのだろうか?