こんにちは。ひらりです。
2021年6月9日配信のマガポケより、なれの果ての僕ら【69話】「死に至る病」を読みました。
68話では、
みきおが残した遺書について、ネズが話し始めました。
自分の実験のために5年前から準備を進めていたみきおは、亜夜子がこの実験の乗っ取りを企んでいることに気づいていました。しかし実験は自分だけのものだと
実母であっても邪魔をすることは許さなかったのです。
それでは、この記事では、なれの果ての僕ら【69話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
目次
なれの果ての僕ら69話ネタバレあらすじ
みきおの実験に対する執念を知った亜夜子は、そんなみきおが誇らしく思えました。
しかしそれならばどうしてみきおがわざわざ罠の解除コードを教え、亜夜子が学校に入れるようにしたのかが疑問です。
みきおは亜夜子を殺すつもりだったのだ、と言うネズはこの実験の本質を語り始めました。
みきおが5年前から準備していたこととして、ネズと親友になることの他にはいじめるきっかけを作ったことなどです。
直接指示するのではなく、あくまで冗談のようにささやきました。
みきおはこうして生まれたいじめなどの呪縛がいつ消えるのか、同時に極限状態で人間関係が崩壊する様子を見ていました。
みきおにとって雨宮が橘の悪事をばらしたことや、山口が人を殺したことはとても面白い結果だったようです。誰も呪縛から解き放たれてはいなかったのです。
そんなみきおが一番知りたかったのはネズのことです。乗っ取り犯がいるという嘘も簡単に信じたネズが、自分を殺すことが出来るのかと心配しています。
そんな話の後で、みきおは亜夜子を憎んでいるという話を始めたと言います。
ネズがその話をしようとした時、水野が叫びました。夢咲親子の身勝手な行動に付き合わされ、壊されたことに怒る水野は涙を流しています。
このクラスのメンバーが選ばれたことに理由はなく、ただ単に不運だっただけだと言われた水野は、その場に泣き崩れます。教室内に冷たい空気が流れました。
ここで事件後、ネズが記者と面会しているシーンになります。
ネズはみきおが言いたかったことは過去や情報に支配されるなと言う事だったのだろうと考えています。
記者は世の中に情報を伝える立場だからこそ、適当な情報が飛び交うこの世の中でもっと情報に責任を持たなければならないのだと言いました。しかしネズは記者がまともな方だと言うと、これからの仕事を応援しました。
ネズや記者は皮肉にも生きる上で大切なことをみきおから教わったのです。
橘は逃げろと言ったみきおが、亜夜子を殺すために侵入させたと言う矛盾の意味が分からないとネズに聞きます。
亜夜子はここでみきおの遺書が2つあったのだと気づきました。
みきおはネズへの実験の前に残した遺書の他に、その実験の後にも遺書を残していたのです。
それはネズが自分を殺さなかったことを嬉しく感じてしまったという誤算があったからでした。
なれの果ての僕ら69話感想
亜夜子は撃たれたはずなのに全然苦しみもせず死にもしませんね。不死身なのかと思ってしまいます。
前回に続き今回も語られたのはみきおの事です。淡々と実験を進めて来たみきおは、ネズの出した結果に満足していたはずです。
それでもネズが親友と言う呪縛を解けなかった、解いてくれなかった事が嬉しかったのです。次回は嬉しさを感じたみきおの心情が語られます。
これまでとは違う意味でこんな実験をしなければ・・・、そう思える話になりそうですね。
なれの果ての僕ら70話考察予想
今回の話で感じたことは、記者が未来の姉なのではないかと言う事です。
それを感じたのは記者の顔つきと取材の内容からです。勿論取材を進める上で疑問をぶつける、自分の見解を述べるということはよくあることでしょう。
しかしこの記者の場合、それ以上に自分のことを話しているような気がするのです。更に記者の名前はまだ一度も出てきていません。
ここから記者が未来の姉なのではないかと予想しました。姉であるからこそ真実を知ろうとしているのでしょうか。
まとめ
この記事では、なれの果ての僕ら【69話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。