こんにちは。ひらりです。
2021年7月28日発売の週刊少年ジャンプより、逃げ上手の若君【26話】「国司1334」を読みました。
25話では、尊氏は得意の勘で、近いうちに北条の残党が乱を起こすことを予想し、実弟の直義に鎌倉の防衛策を考えるように指示しました。
昔から尊氏の勘が鋭いことをよく知っている直義ですが、最近はその勘の良さに化け物じみた物を感じていました。
それでは、この記事では、逃げ上手の若君【26話】の考察・展開予想とネタバレ確定&感想についてまとめました。
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逃げ上手の若君【26話】最新ネタバレ「衝突まであと1年半」
足利と時行の衝突となるのは勿論「中先代の乱」です。これは1335年7月に起こる乱であるため今は1334年の2~3月くらいなのでしょう。
あと1年半という期間で注目すべきは時行の成長です。
先の戦いにて自分の力だけで敵の大将を倒すことが出来た時行は少なからず自分に自信を持てています。
加えて、自信をくれた吹雪が郎党として仲間に加わっていることで、やる気と更なる希望が生まれています。
やる気があるだけでかなり結果は変わってくるので1年半もあれば時行はすごい成長を見せるでしょう。
逃げ上手の若君【26話】最新ネタバレ「話はまだ出ていない」
中先代の乱が起こると言うのは歴史の史実として記録されているから分かることですが、頼重はまだ乱を起こすことを時行に話していません。
この時点で頼重は乱を起こすことを考えているのでしょうか。
時行に手伝ってもらったことで無事に不思議な力を取り戻した頼重は、衝突する未来も近いうちに予知するでしょう。
しかしこの乱は北条残党が起こすものであり、頼重が戦っている未来を予知しているのはおかしいです。
つまり、頼重は足利を討てるチャンスがあると予知したのではないかと予想します。
逃げ上手の若君【26話】最新ネタバレ「新たな郎党登場」
現在いる郎党は戦闘担当の弧次郎と亜也子、戦力兼策士の吹雪、盗人で情報収集の玄蕃、そして不思議な力で時行たちを導く雫です。
勿論諏訪新党や、他の諏訪の武士たちも一緒に戦ってくれるわけですが、時行が直接率いる逃若党にももっと戦力が必要となるでしょう。
しかし北条の残党としてあまり情報を出し過ぎれば危険が迫るのも確実。
今の時行にとって必要な人材として新たな郎党を迎えるにしても、かなり注意して探さなくてはなりません。
逃げ上手の若君【26話】最新話ネタバレ確定「国司1334」
春になり、二毛作で麦を育てていた田んぼで収穫が行われています。麦は年貢を取られないため、皆嬉しそうに収穫をしています。
時行は信濃中の民が笑顔でいるかを想像していますが、北信濃には笑顔がありませんでした。
年貢が取られないはずの麦を、北条の下についていたという理由で没収されているのです。
全ては信濃国司“清原信濃守”の指示です。
守護であり国司の部下に当たる貞宗は、恐る恐る麦からは年貢を取らない取り決めがあることを伝えますが、清原は、信濃の掟は国司である自分が決めると年貢徴収を止めません。
それどころか、麦を取り返そうと必死にすがる民を斬るように指示を出しました。
北条の犬はどれだけ殺しても許される、と清原は不気味に笑います。
この横暴に、清原の支配地に住む民の不満が爆発し、北信濃に住む諏訪神党の保科弥三郎が挙兵しました。
敵勢力の土地に住むとなれば一族郎党を養うため、仕方なく敵方に従ってきましたがそれも限界なのです。
頼重は保科の軍に勝ち目はないと見ていますが、全面戦争を引き起こすわけにもいかないため諏訪からは救援を出すことが出来ません。
そこで頼重は保科たちを説得して戦を止めさせる任を逃若党に与えました。
もう未来が見えるようになった頼重はこの任務に置いて時が無事帰って来ることを分かっていますが、諏訪神党の死者数までは見ることが出来ないのです。
仲間の命を守りたい、と頼重は時行にこの任務を託しました。
同時にこの任務を通じて、頼重は時行に“個”1人で逃げる力だけでなく“軍”を率いる大将の逃げる力を鍛えさせようとしています。
北信濃に向かうまで、弧次郎は自分が時行を守るから時行が死なないのかもしれないと考えていました。壮であれば弧次郎の動きが神党の死者数を決めることになるのです。
しかし時行は郎党たちに指示を出し、弧次郎には自由に動いてくれと言いました。
北信濃、川中島に到着すると、時行たちは臨戦態勢の中本陣の保科の元に向かいました。
話し合う、その予定のはずがいきりたった侍たちには話を聞いてもらえる雰囲気ではありません。
保科は諏訪からの援軍がないことを確認すると、当初の予定通り勝ち目がなくても命を捨てて戦うと叫びます。
逃げ上手の若君【26話】感想
貞宗が少しまともに見えてくるような、貞宗の上司が登場。
帝以外で貞宗の上司に当たる人物が出てきたのはこれが初めてでしょうか?
麦を年貢として取ってはいけない、という決まりを清原に伝えた貞宗を見た時はまともなことを言っていると思いましたが、
それも更に上の帝に叱られないようにするためなのかもしれません。
しかし貞宗も上司が清原であることは嫌なはず。
保科軍が殺してくれればハッピーだと思いますが、かといって見て見ぬふりをすることも出来ないので非常に難しいところでしょう。
まとめ
この記事では、逃げ上手の若君【26話】の考察・展開予想とネタバレ確定&感想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。