こんにちは。2019年6月5日発売のグランドジャンプより、プレイボール2【50話】を読みましたのでご紹介します。
前話では、墨谷高校対大島工業。勝てば都内ベスト16に進出です。先行の墨谷は連続ヒットと押し出しで先取点を獲得します。
そして6番半田は真芯に当てたセカンド頭上のポテンヒットと、走れば自分が囮になるトリックプレーで走者一掃を演出します。得点は4-0と追加得点のチャンスです。
目次
プレイボール2【50話】最新話ネタバレあらすじ
ワンアウト二塁でランナーは半田。次のバッターは7番に下がった井口です。
ピッチャー高田の初球は外に逃げるシュートに空振りする井口。彼は左バッターの場合シュートから入る偵察メモを見落としていた。
続く2球目も外角シュートです。谷口は「芯でコツコツと」打つように指示をしていましが、井口100%ヒットになると強振します。
結果はライトフライ。半田はタッチアップの体勢に入りますが、1塁コーチャーの瀬戸はゴー、3塁の久保はストップと指示が別れます。
瀬戸の判断を信じてタッチアップしますが、お世辞にも足が速いとはいえません。
ライトからサードにボールは返球されますが、半田はサードのグラブ目がけてヘッドスライディング。
クロスプレーによる衝突でサードは落球しますが、塁審に見つかることなく、上手くボールを拾い上げてアウトをアピール。
一方、半田と久保は落球したからセーフを主張しますが、結果はアウト。追加点のチャンスが一瞬にしてゲッツーとして墨谷の攻撃は終了します。
久保は審判に抗議をしています。「審判は絶対だ」とする谷口と急いでベンチを飛び出して久保を制します。
しかし今度は半田が同じように抗議を始め食い下がり始めました。
慌てて3塁に井口が駆けつけ、谷口と二人で半田を押さえます。審判に認められずツライと不満気にライトの守備につく半田。
ベンチに戻った久保と瀬戸はアウトになったとはいえ、半田の細かいプレイに感心します。マウンドにはエースナンバーの谷口ですが、一昨日の半田の特訓で300球も投げ込んでいました。
プレイボール2【50話】を読んだ感想
疑惑の判定はどのスポーツにもつきまといます。現代ならばビデオ判定にチャレンジ制度など、不利な判定を受けたチームや選手に対して救済措置がありますが、40年ほど前の作品の続編のため審判は絶対という雰囲気は当たり前の時代です。
そのため、久保や半田の抗議に対して谷口はすぐさま止めに入ったのです。
井口の暴走はいつものことなので、谷口もあまり大袈裟に咎めることが無くなってきた辺りは、扱いが慣れてきたのかと思いました。
プレイボール2【51話】を考察
大会期間中は過剰な練習を控えるように部員に指示をしたはずの谷口がその禁を破っていました。谷口の真面目というか熱心さが次回ツケとならないかが心配です。
相手の大島工業は過去2試合は打撃で勝ち上がってきたチームです。谷口の調子次第では、この試合は乱打戦になる可能性もあり、初回の4点差も決して安心とは言い切れません。
その場合、墨谷は井口、イガラシなどの細かい継投作戦で大島の攻撃を凌がなくてはいけなくなります。