こんにちは。ひらりです。
2021年2月3日発売のグランドジャンプより、プレイボール2【90話】『はあはあだほうのおそろしさ』を読みました。
89話では、谷原にお株を奪われた格好でシングルヒットの積み重ねで、6点差をつけられた墨谷。 残すは9回1イニングのみ。
応援する田所も良くやったと褒めますが、谷口はまだ試合を諦めていません。 芯でコツコツ打法による連続ヒットで、墨谷の猛反撃が始まったのです。
それでは、この記事では、プレイボール2【90話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
目次
プレイボール2【90話】最新話ネタバレあらすじ
墨谷の連続安打は止まりません。
ついに得点は、墨谷5-谷原9と4点差。
しかもノーアウト満塁です。
谷原バッテリーは変化球のキレが悪いため、ストレートで勝負をするつもりです。
8番島田に対して、体をかがめながらボールとの視線に近くなるように指示。
芯でコツコツ打法で強振します。
サードへの打球はベースタッチの差で半田がセーフ。
内野安打となりました。前身守備ならば今のプレーはホームゲッツー。
そこで谷原の守備は内野が前進にシフトを展開。次のバッターは戸室です。
前の打席も村井からヒットを打った戸室は、今度は前進守備の間を抜いて連続安打。とうとう2点差まで追いつきました。
谷原の監督はタイムを取りバッテリーをベンチに呼びます。
この大会は、野田と村井の分業制で望んだため、9イニング投げ切る体力が村井に備わっていなかったのです。
村井に対してこれでは甲子園で勝つことは出来ないと喝を入れると、ここは神宮球場ではなく炎天下の甲子園だと暗示をかけマウンドに送ります。
次のバッターはトップの谷口。
本日5打席目というタイミングは、結果的に野田を電光石火の1回で交代させて功を奏しました。
しかし、村井を疲弊させているのは、墨谷の「ハアハア打法」だと、谷口たちの粘りによるものだと感じる谷口。
はあはあはあ。
呼吸は乱れながらも執念の打席に立つ谷口。
気色悪いと得体の知れない恐怖に村井は怯えるばかりです。
ぐわっとフルスイングの打球は、三遊間を破る堂々としたヒット。
次の丸井は途中で倒れてしまいますが、倍返しだと気合いのライト前。1塁手前でよろめきながらもセーフになりました。
この間にランナーは生還して、ついに同点。
9安打連続ヒットで、9-9となりました。
あり得ない展開に、監督の髪の毛が白くなるのをマネージャーの樋口は気付きました。
プレイボール2【90話】感想
これで谷口の夏は終わるのかと、前回までは悲観していましたが、ここに来て脅威の粘りを見せる墨谷打線。
良くも悪くも、これがちば先生の「プレイボール」です。
大概は最終回の9回までに満身創痍の墨谷が反撃で試合をひっくり返すというパターンですが、丸井のセリフに「倍返し」など、さりげなく最近のトレンドを散りばめています。
もっとも、この反撃のきっかけも最後まで諦めない丸井のファインプレーがあってこそ。
ベース手前でよろめくシーンは、ちば先生の描写さながらで、「キャプテン」で見せた中学時代の最後打席で放った、執念の内野安打を彷彿させてくれます。
プレイボール2【91話】考察予想
墨谷をコールド勝ち寸前まで追いつめたはずの谷原が、終盤でまさかの大乱戦。谷原の監督が急に白髪になるのも無理なからぬことです。
まして、時系列的には春先の練習試合でボコボコに倒したはずの墨谷が相手であれば尚のことです。
確かに予選で9イニング完投型に村井を仕上げきれなかった采配ミスはあるにせよ、この辺りは当初から3〜4人での分業制を計画していた墨谷とは対照的です。
しかも、谷原にはおそらく3番手はいないだろうと予想されることから、このまま墨谷が有利かもしれません。
しかも、次はイガラシ、倉橋と主軸に回る墨谷。一気に逆転もありそうです。
まとめ
この記事では、プレイボール2【90話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。