こんにちは。2020年3月5日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【新連載第1話】「でこぼこ研修医のカルテ①」を読みましたのでご紹介します。
リエゾン-こどものこころ診療所-【新連載第1話】最新話ネタバレあらすじ
小児科の研修医遠野志保は時間に追われているにも関わらず、そんな時に限って些細なことが気になってしまいます。
その上、必ず何か1つはミスしてしまうのです。
今しなくてもいいであろう前髪の調節をしていた結果、志保はケータイを忘れ、朝礼にも間に合いませんでした。
同じく研修医の加奈に言われて山崎教授の元に行きました。
遅刻の件で怒られると思っていた志保が山崎から言われたのは処方ミスについてです。通常の10倍量の薬を処方してしまった志保は薬局の先生が気付いて山崎に知らせてくれなければ危うく患者を殺してしまうところだったのです。
2度とミスをしないように気を付けますと謝る志保に、山崎は医者に2度目は無いことを伝えます。
ミスは医者を信頼してくれている患者を裏切ることになるだけでなく、命を奪ってしまう可能性があるからです。
山崎は今のままでは志保には患者を任せられないから小児科は諦めろと言いました。その夜、加奈を誘ってやけ酒をしている志保は自分がどうしてこんなにミスをしてしまうのか考えていました。
そんな志保は先日虐待が疑われていた患者について山崎に相談し、児童相談所も動いてくれないと言われたことで勝手に警察に通報したという事もあり山崎から目をつけられていました。
周りに迷惑をかけている自覚はある志保ですが、それでも自分を止めることが出来ないのです。
子供の時からそうだった志保は、自分に優しくしてくれた小児科の先生に憧れてこの世界を目指しましたが、流石に今日心が折れてしまいました。
加奈は志保が子供になつかれることを知っているからこそ焦ってまだ諦める必要はないと言ってくれました。
志保も泣きながら大好きな子供を助ける仕事を諦めたくはありませんでした。
研修が終わるも大学の附属病院では受け入れてもらえなかった志保は、街はずれの小さな児童精神科の病院で受け入れてもらえることが決まりました。
趣のある洋館こそが今回志保が働く“佐山クリニック”です。気持ちを整えて志保が病院のドアに手を掛けると、悪魔と泣き叫びながら男の子が飛び出してきました。
臨床心理士と書かれた名札を付けた向山和樹に、男の子を止めてと頼まれた志保は男の子を確保。向山が男の子を連れて行きます。
男の子が連れて行かれたのはトイレです。
後ろから付いていった志保が目撃したのは、泣きわめく男の子の手を便器の水に無理やりつける男の姿でした。男の子が言っていた悪魔という言葉の意味を理解した志保は男の髪を引っ張り男の子を助けました。
この男性はこの病院の先生、佐山卓です。診察室に移動した佐山は男の子に話をします。天使から手が汚れると病気になってしまうと言われたと話す男の子に、今日手を汚したことで病気になるかどうかは自分で観察するようにと言ったのです。
男の子は潔癖さに対しての強迫観念を持っており、佐山はその治療を行っていたのです。
事情をしった志保は全力で佐山に謝ります。志保の性格は既に知っている佐山は、志保みたいな人間が子供達を救うと言いました。
その言葉が心に響いた志保に、佐山は続けて志保の失敗は正確に問題があるのではないと告げました。佐山は志保が発達障害であると診断したのです。
リエゾン-こどものこころ診療所-【新連載第1話】感想
新連載です。それぞれの人物の表情がとても細かく描かれており子供の不安や喜び、照れなどが良く伝わってきました。
主人公遠野志保が発達障害であることはスタートからどことなく感じていました。ミスが多い志保ですが、勉強ができたから医者になることが出来たのでしょう。
アスペルガー症候群のような物なのでしょうか。小児科がテーマの物語ですが、主人公の発達障害も1つの大きなテーマになって行きそうで面白くなりそうだと思っています。
リエゾン-こどものこころ診療所-【2話】考察予想
赴任が決まった病院で早速発達障害だと告げられた志保。性格上すぐに反論をしてしまいそうではありますが、絶対に怒らない様子の佐山からしっかりとそう診断する理由を伝えられるでしょう。
自分自身がずっと悩まされてきたどうにもならないことが、障害のせいだとわかることは心の大きな重しが取れることに繋がると思っています。
診断がつくという事は対策が出来るという事なのです。今まで人から煙たがられていた志保がにも、心から人に感謝される可能性があります。
まとめ
2020年3月5日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【新連載第1話】「でこぼこ研修医のカルテ①」のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。