リエゾン-こどものこころ診療所-【4話】最新話ネタバレ感想!自閉症スペクトラム症 | 放課後マンガ

こんにちは。2020年3月26日発売のモーニングより、リエゾンーこどものこころ診療所―【4話】「金の卵②」を読みました。この記事では、リエゾンーこどものこころ診療所―【4話】のネタバレと感想&5話の考察予想についてまとめました。

3話では、学校の先生たちと情報共有をしている佐山たちのクリニックにあるこどもの相談が持ち込まれました。

その子は金の卵と呼ぶにふさわしい、素晴らしい絵を描きますが本人は何故かその絵がうまく描けていないといって破いてしまいます。

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リエゾン-こどものこころ診療所-【4話】最新話ネタバレあらすじ

柚木涼太は離婚したため一緒には住んでいない父の会社に1人で来ていました。

嬉しいものの正直迷惑な涼太の行動。

涼太は面会日を待てずに絵の感想を聞きに来たと言いました。父は絵のダメな部分を指摘し、涼太はそれを聞くと帰っていきました。

丁寧な言葉を使い、冗談も言えない涼太と父はよく似ています。

その日、涼太が帰宅すると母がゲームで涼太が欲しがっていた武器を手に入れたと嬉々として話してきました。

明日は病院に行くために午前中は学校を休むので、母は“ちょっと”夜更かしをしようと言います。

しかし、涼太は“ちょっと”が何分なのか明確な答えを求めます。その姿は分かれた夫と重なります。

母は涼太のランドセルから覗くスケッチブックの絵を見せてもらおうとしますが、涼太はそれをかたくなに拒否して部屋から逃げて行ってしまいます。

母は、涼太が描いた絵を元夫に見せていることを知っていました。

翌日、涼太と母は佐山クリニックへ足を運びました。

まずは涼太が色鉛筆を渡され、1本の木を描くように言われます。

しかし涼太は嫌がり、色鉛筆をはねのけてしまいました。自分の前では描いてくれない、という母の言葉を聞いた佐山が、母がいなければ描けるのかと聞くと涼太はうなづきます。

そして涼太は志保と共に別室に移動しました。涼太はそこで1本の木から無意識下の本音を読み取れる“バウムテスト”と呼ばれる心理検査を行います。

その間、診察室では佐山と母が話していました。自分だけが絵を見せてもらえないこと、自分はゲームが下手だから涼太が遊んでくれないこと、母は自分ではダメだと悲しそうに話します。

涼太に異常があるのかを単刀直入に聞く母に、佐山は“自閉スペクトラム症”の可能性を示唆します。

知的障害はないがコミュニケーション障害があると言う自閉スペクトラム症は、こだわりが強く曖昧な表現を理解できない涼太に当てはまる部分が多くあります。

その説明をする佐山の話を遮る母は、涼太を病気というのはやめてくれと言います。

その時、スケッチブックを抱きしめた志保が元気に別室から戻って来ました。

志保は開口一番、母が「上手く描けたら見せて」と言ったことがあるか聞きます。言ったかもしれないと答える母に、志保は涼太が上手く描けるまで見せてはいけないと勘違いしていたことを伝えます。

志保に言われて涼太は母に絵を見せることを了承しました。

母は絵を見て驚くと、元夫にも同じようなところがあったかもしれないと話します。母が気になるのは涼太が治るのかどうかです。

佐山は、“障害”である自閉症スペクトラム症には治療法がないとはっきり言います。母の顔が曇りました。

しかし佐山は続けて、社会生活上のルールを学んでいくソーシャルスキルトレーニングをして成長することが出来ると告げました。

涼太が父に絵を見せていたのは、母に見せる絵が上手く描けているのか確認したかったからです。

そのことを聞き、母は涼太が小さい頃に検診で注意されていたことを思い出し、それを放置したせいで涼太を苦しめたと開き始めます。

苦しかったのは母も同じだと言う佐山は、涼太の絵が描かれたスケッチブックを手渡し、今の母にしかできないことがあると伝えました。

母は涼太の絵が上手く描けていると褒めました。

涼太たちが帰った後、発達障害の子に絵が好きな子は多い、その子たちは決まって大好きなものを描くと佐山は志保に話しています。

確かに、涼太のスケッチブックにはゲームをして笑う母の姿が描かれていました。

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リエゾン-こどものこころ診療所-【4話】感想

自閉症スペクトラム症はよく取り上げられる障害だと思います。昔と違うのは、ただコミュニケーションが取れず手のかかる症状ではなく、その子にしかない秀でた才能があることが多いという事が認知されてきたことです。

ドラマでも記憶力がものすごい医者の様子が描かれたり、実際に天才ピアニストがいたりとそのすごさを目の当たりにして驚くことが良くあります。

親は動揺するかもしれませんが、“障害”と一言で片づけられることのない未来がすぐそこまで来ている様に感じます。

リエゾン-こどものこころ診療所-【5話】考察予想

“金の卵”編が終わりました。志保が小児精神科医を目指すことを決めた最初の話も2話構成だったので次も2話構成の話になるでしょう。

そもそも“リエゾン”というタイトルが何を示しているのかが気になっているのでそこを明らかにしてもらえないかな、と思っています。

クリニックに来ていた先生たちの話にあった落ち着いていられないこどもの話を聞く時が来るのも楽しみにしています。未知のことが多い話題なのでそれぞれの症例や検査の内容を詳しく見せて欲しいです。

➡リエゾン-こどものこころ診療所-【5話】へ

まとめ

2020年3月26日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【4話】「金の卵②」のネタバレと感想&5話の考察予想についてまとめました。

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