2022年5月12日発売の週刊少年チャンピオン24号掲載の「SHY-シャイ-」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
ピルツはスティグマの策略にはまり、過去を思い出して苦しめられていました。
目次
SHY-シャイ-130話ネタバレ
スティグマとピルツが乗った列車は、ティアタウンに到着しました。
スティグマはピルツに、悲しい未来はこの街に流そう、歩みを止めたっていいと語りかけます。
しかしピルツは聞いてはダメだと耳を塞ぎ、あの日にだけはもう戻りたくないと考えます。
その時、ピルツの頭の中にシャイの言葉が浮かびました。
するとピルツはこんなところで立ち止まれないと、スティグマに蹴りを入れます。
スティグマは本でそれを防御しながら、君の望み通り絶望の未来を見せると告げ、彼の能力で再び過去へと戻されました。
幼い頃、ピルツは母と父と家族水入らずで、久しぶりの休暇を楽しむ中、父から黒十字に入ることを聞かされました。
しばらくは紛争被害地の復興が主な仕事らしく、そこで色んな人の助けになりたいのだと語る父。
ピルツは世界中を飛び回ってみんなを助けるなんて、まるでヒーローみたいだと喜び、父を応援しましたが、本当は寂しくてたまりませんでした。
すると母は、ピルツの手を握りながら、自分がそばにいると言います。
そんな彼女の思わぬ言葉に、ピルツは驚きます。
母は激務から離れて初めて自分がどれだけ余裕なく周囲と接していたか分かったらしく、少しずつ変わるつもりだと告げます。
しばらく仕事は抑えて毎日家に帰って料理をして、次の休みに一緒にスキーに行こうと話す母。
ピルツは嬉しそうに母に抱き着き、彼女に感謝しました。
その後、ピルツは父と母と共に昨年まで紛争が起きていた街を訪れました。
建物は崩壊して戦争の跡が生々しく残っており、ピルツは怖がります。
父はこれが自分たちの住む現実だとピルツに教えますが、ヒーローたちの不断の努力によって戦争は終わったため、今度は自分たち黒十字がこの地に再び美しい花を咲かせるのだと語りました。
それからピルツは黒十字として活動する父と母の姿を見ました。
そこで彼女が見たのは紛うことなき、ヒーローの姿だったのです。
誰にも知られることもなく、誰に褒められることもなく、ただ誰かのために動き続けるヒーローたち。
その時初めてピルツは、どうして母が倒れるまで頑張って、父があの日患者のところへ行ってしまったのか、理解しました。
そして初めて母が笑っている姿を見ました。
そんな中、ピルツは街の角に一輪の花が咲いていることに気づきます。
この地に再び美しい花を咲かせるんだと父が語っていたこと思い出したピルツは、こんなところにもう花が咲いてると、嬉しそうにその花の元へと駆け寄ります。
これを見せたら絶対母もまた笑ってくれると考えたピルツは、父と母に向かって、ここにお花が咲いてるのと叫びました。
しかし母は慌てた様子で、今すぐこっちに来なさい!と叫びます。
ピルツが花を見つけた場所の近くには不発弾があったのです。
ところがピルツは全く気付かず、無邪気に両親に手を振っていました。
そのため父は慌ててピルツの元へ駆け付けます。
その瞬間、不発弾が爆発し、父は死んだのでした。
SHY-シャイ-130話感想
ピルツの思い出したくなかった過去が明らかになりましたが、かなりショッキングでしたね。
ピルツの言葉を見る限り父だけが死んだようですが、母は生きているのでしょうか?
次の展開が気になりますね。
次回のSHY-シャイ-131話が掲載される週刊少年チャンピオン25号は5月19日に発売されます。