そのモガリは熱を知らない【10話】最新話ネタバレ感想|氷堂が殺した証拠とは? | 放課後マンガ

こんにちは。ひらりです。

2021年9月2日発売のモーニングより、そのモガリは熱を知らない【10話】「とらえる手」を読みました。

9話では、

中学生の時に解剖をしていたというランの過去を知ったことでランとの距離を置き始めていた南に、氷堂の魔の手が迫ります。

死体から死因を探るランがようやく何かを見つけた時、氷堂はランが南を解剖してくれると突然言い出していたのです。

それでは、この記事では、そのモガリは熱を知らない【10話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。

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そのモガリは熱を知らない【10話】最新話ネタバレあらすじ

氷堂は南に睡眠薬のシートを見せ、南を人気のない場所へと連れて行きます。

意識が朦朧としてくる南の足首に注射針を刺そうとしたその時、バイクのフロントライトが2人を照らします。ランが来たのです。

医者としては劣っている南を監督医と呼ぶことをバカにする氷堂に、ランは犯人を最初に見抜いたのは南だと言い、氷堂を殺人未遂の現行犯で逮捕しました。

無事に目を覚ました南は、氷堂に対して感じていた違和感の正体を堂島に話します。別に調査を進めていた堂島は10年前に氷堂医院で捕まった看護師から話を聞き、薬を盗んだのは氷堂であったことを突き止めています。

ランの考えと看護師の話から、考えられるのは氷堂が今回出て来た以上に人を殺しているかもしれないという事でした。

捕まった氷堂は、自分が被害者と一緒にいたという目撃情報だけでは連続殺人は立件できないと勝ち誇ったようにランに言います。

南への殺人未遂と他の事件を結び付けるには、カリウム投与による殺人が証明できなければならないのです。

そう話す氷堂に、ランは1枚の健康診断表を見せます。これはある被害者が殺害当日に受けた診断の物です。

死後のカリウム値の減少とナトリウム値の増加は比例し、2つの値の総量がほとんど変わらないのが普通の現象です。

しかしこの被害者は、生前と死後で総量に明らかな差が生じています。ここで生じた20gの差は、氷堂がカリウムを投与した証拠になるのです。

証拠を突き付けられた氷堂は15年前の話を始めました。

当時入院していた氷堂と同室の老人が氷堂にカリウム製剤を取って来てこっそり投与して欲しいと頼みました。

カリウムの投与では自然に弱った心臓が止まったと見せかけることが出来ます。この日家族がお見舞いに来てとても幸せそうにしていた老人は、次に皆がお見舞いに来るのが1か月後であると分かっており、それまでこの絶望に耐えることが出来ないと感じていたのです。

医者になっても人を救うことは出来ない、幸せには出来ないと知った氷堂はこうして犯行に及んでいたのです。

取り調べを終えたランを待っていた南は、蘭の過去が本当の話なのかと聞くとランはすぐにそうだと答えました。

ランも祖父も死体としか会話が出来なかったと言うランは、狩結の名がご法度になったのは祖父だけではなく自分にも問題があるとランは言います。監督医を辞めてもいいと言うランですが、南はランを法医でいさせるため監督医を続けます。

そのモガリは熱を知らない【10話】感想

南危機一髪のところでバイクに乗ったランが駆け付けてくれたシーンはドキッとしました。白バイ隊員でもなければ刑事と言ってもペアがいるわけでもないので単独行動をするランだけが出来る登場方法です。

他の警察官が事故として処理していたこともあり、誰も気にしていなかった事件を解決したランは大手柄ですがきっと他の刑事たちはそれでもランのことを認めようとせず、疎ましい存在だと思うのでしょう。

しかし、ランの周りにはランを信用して協力してくれる人がちゃんといるのです。

そのモガリは熱を知らない【11話】考察予想

次回は真夏の変死体を前にランが真実を導き出すようです。新たなシリーズが始まります。

真夏は他の季節よりも腐乱が早く進むため、変死体と言えば腐乱死体を想像しますが、敢えて真逆の凍死、もしくは低体温症が死因となった死体が見つかるのではないかと予想します。

しかも見つかった場所が冷凍庫などではないという謎。そこまで複雑になっていると、事件を解く過程がすごく面白くなりそうです。南とランの関係も以前より良くなったので、これからが楽しみです。

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まとめ

この記事では、そのモガリは熱を知らない【10話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。

ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。

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