こんにちは。2020年3月18日発売の週刊少年マガジン(2020年16号)より、それでも歩は寄せてくる【51話】を読みました。この記事では、それでも歩は寄せてくる【51話】のネタバレと感想&次話の考察予想についてまとめました。
50話では、その日はバレンタインデー。うるし先輩からチョコをもらえるかもと緊張する歩。ささっと軽いノリで渡さないとめちゃくちゃ恥ずかしくなる、と意識するうるし。結局タイミングを逃がし続けて、部活終わりの時間。
うるしは歩の視線が逸れた瞬間、かばんにチョコを入れようとしてずっこけてしまいますが、取り落とした包みが歩の目に触れたことで、ようやく覚悟を決め、チョコを手渡したのでした。
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それでも歩は寄せてくる【51話】最新話ネタバレあらすじ
歩は部室でテスト勉強をしていました。覗き込んでくるうるしに歩は、テスト範囲が広くてギリギリそうなので今日は勉強させてほしい、と告げます。
自分は勉強に余裕のあるうるしは、今日は将棋なしかと落胆しつつ、それならひとりで棋譜並べでもしようと盤駒を準備します。
と、自分の方をじっと見つめてくる視線に気づくうるし。邪魔かと問うと、ハッとして勉強に戻る歩ですが、あからさまに将棋をしたくてうずうずしている様子。それを見たうるしは、しめたとばかりに誘惑をかけます。
あんまり根を詰めるより少し気晴らしした方が効率がいい、と将棋を勧めるうるし。気晴らしというもっともらしい言葉に、歩は分かりやすくぐらつきます。押せば一局くらい指してくれそうだ、とうるしは追い打ちをかけます。
やっぱり勉強しなければとペンを握る歩のそばに近づきながら、こんなに将棋が気になってたら頭に入らないだろう。
そもそも本気で勉強するつもりなら部室に来たりするだろうか、本当は心の底では将棋に誘ってほしかったのではないのかと詰め寄るうるし。
揺れる歩を見てうるしは、この説得の過程がまるで詰将棋のようだと楽しさを覚え、より勢いづきます。
範囲が広くて、と食い下がる歩。その分理解は浅くていいってことだろう、と巧みに攻め込むうるし。
確かにそうだが量が多いのだと言う歩にうるしは、だからこそ一局指してスッキリした方が効率がいい、と畳みかけます。
ほとんど陥落寸前となった歩に、最後の一手とばかりに、実際テスト勉強なんてそこまでやばくないんだろう、と問ううるし。
しかし歩は青い顔で、実際本当にかなりやばい、と答え、そこまでとは思っていなかったうるしは、最後の一手をミスったと思いつつも、なんかゴメン、勉強教えてやろうか、と持ち掛けるのでした。
それでも歩は寄せてくる【51話】感想
いやはや、テスト勉強には誘惑がつきものですね。ひとりで籠っていても、気づいたら意味もなく漫画を最初の一巻から読み直してしまってたり。ましてやこんな小悪魔な先輩が誘惑してくるとなると、抗うのは容易ではありません。
そして、どんどん調子に乗って生き生き誘惑してくるうるしが大変かわいいです。将棋の寄せになぞらえられているのも面白かったですね。将棋も誘惑も終盤の一手ほど難しい、ってオチにも、思わずクスリとしてしまいました。
それでも歩は寄せてくる【52話】考察予想
やはりうるし先輩は棋風でいうと、攻めの棋風といいますか、逆に攻められるともろくて、すぐに動揺しちゃったりするところがかわいいですね。
さて、次話では彼女のどんなドヤ顔や照れ顔を見られるのでしょうか。まあ、本来攻めたいのは惚れた弱みの歩くんのはずなんですけどねー。
しかしながら彼は、以前やっていた剣道の頃から一貫した守りの棋風という……。そのちぐはぐさと、案外無自覚に攻めてたりするところがまた面白いところですよね。次なるふたりの「詰むや詰まざるや」の攻防もまた楽しみですね!
まとめ
2020年3月18日発売の週刊少年マガジン(2020年16号)より、それでも歩は寄せてくる【51話】のネタバレと感想&次話の考察予想についてまとめました。