こんにちは。2019年5月8日発売の週刊少年サンデーより、「十勝ひとりぼっち農園」第69話を読みましたのでご紹介します。
68話をまだご覧になられていない方はこちらからお願いします↓
68話では・・・おいしいカレーを一から作るため、北海道十勝で農園を開いた漫画家横山裕二(以下、園長)。最も簡単と高をくくっていたジャガイモを病気で全滅させてしまいガッカリ。そんなところに担当編集から、あの「青山剛昌」先生が収穫祭に参加することになったとの連絡が。
しかも青山先生、好物は正統派のカレーだというのです。既にジャガイモを失い、「正統派」とはかけ離れてしまった農園の残りの具材。横山園長は、大根や夏野菜トッピングにカレーの命運をかけるのですが・・・・
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目次
十勝ひとりぼっち農園【69話】最新話ネタバレあらすじ
9月初頭。「じゃがいもはダメだったけど、それ以外は順調・・・!」よしよしと、自らの農園の成果に安堵する横山園長。茄子やシシトウ、キャベツの収穫を行い、トウモロコシの成育も確認します。
”夏野菜によるトッピング”を派手にすることで、じゃがいもがない事をごまかせそうだと一安心。
しかし心配の種は尽きません。台風21号が接近しているのです。ところが園長、やや余裕の表情。
というのも、農園隣の畑の所有者が建てた防風フェンスが農園の北面に。自生している森林が農園の西面にあり、これも防風林に。
「周りのおかげでなんとかなりそう!!」自分の農園は守られていると確信していたのです。
結局、台風襲来。直撃ではありませんが、農園近くの予想風速は25m以上。フェンスや防風林に守られてるとはいえ、さすがに畑が心配です。
「今なら気持ち分かるな・・・」
むかし、園長のおじいさんが台風の時に畑を見に行こうとして家族に止められていたことを、今となってはわが事のように思い出す園長。
しかし、こうなっては人間には、「祈ることしかできないのだ」静かに翌日を待つ園長でした。
台風一過。
自動車で農園に向かう園長が、道々目にするのは余り大きな被害を受けてない様に見える他人の畑。
これは大丈夫。そう確信して農園にたどり着いた園長が見たモノは、「!!!」強風に曝されてぐったりしているトウモロコシはじめ、壊滅している夏野菜でした。
北面と西面だけ守られていた農園は、南からの台風には何の備えもなかったのです。
十勝ひとりぼっち農園【69話】を読んだ感想
さすがに展開読めすぎです。いくら備えても備えきれないのが天候の変化なのに、北と西だけガードしてあれば大丈夫と思うのは甘すぎる。
「え。南と東の備えは?」賢しげに自分の畑は守られてるとニヤニヤした園長みて、そう思いましたよ。案の定の南風による壊滅。
ちょっと気遣いがれば、日本の台風は北上・東進してくるものというのは常識なわけで、南に備えを怠った園長に今回ばかりは、「あーあるある」とは言ってあげられません。
ガーデニングや自家農園の初心者が病気や生育不良に気が付けないのとはレベルが違いすぎて、さすがに今回の話は、「連載のストーリーを保たせるためにワザとやってんのかな」と思う程でした。
そんなことは無いと信じたいですが、だとすれば、こんどはこの園長、「現状が平気なら将来も何もしなくても平気なはず」という、生き物を扱うには向いてない人にしか見えません。じゃがいもの一件で懲りてると思ったのですが。
次回、リカバリできるんでしょうか?
十勝ひとりぼっち農園【70話】を考察
もう誰かに助けてもらうしかない惨状です。色々教えてくれている農家さんに、途中まで育っている作物を分けてもらう(畑を一部管理させてもらう)形でしか、連載が続けられなさそう。
せめてもの期待は、次回へのヒキのために大げさに「夏野菜グッタリ!!」で締めているだけで、本当は大したこと無いダメージだったっていう展開くらい。本当に作物が全滅して、かつ自力意外頼ってはいけないのなら詰み。
連載自体が終了しかねないですよね。まさかこんな形の最終回?それはそれで日本漫画史上、もっともリアリズムに満ちた最終回になるのでしょうけど。
いやいや、連載開始から「結局どんなカレーになるのか」と見守ってきたんです。今回は辛口な感想になってしまう程、愚しかった園長ですが、もう少し踏ん張って欲しいところです。