2022年3月11日発売の週刊漫画TIMES3/25・4/1号掲載の「妻、小学生になる。」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
営業部長に頼まれた仕事も全てこなし、激務を終えた圭介。
そして家にいた貴恵に、圭介はもう弁当を作らなくていいと告げるのでした。
目次
妻、小学生になる。95話ネタバレ
もう弁当を作らなくていいという圭介の言葉に、少し寂しそうな顔をする貴恵。
そんな彼女に圭介は、これからは自分と麻衣で弁当を作ると説明します。
麻衣がせっかく料理を熱心に頑張っているので、お弁当も作れるようになってもらいたいし、自分も作れるようになっておきたいのだと圭介は話しました。
その後、貴恵は家に帰り、圭介が初めて自分の弁当を食べてくれた時のことを思い出します。
そして先ほど圭介が一度も自分と目を合わせなかったことを思い返しながら、もしかして彼は変わろうとしているのではないかと感じました。
一方、圭介は貴恵を安心させるには、まだ足りないと考えていました。
一体自分に何ができるのかと悩む圭介。
次の日、貴恵は鏡に向かって万理華に、もう大丈夫だから戻ってきてと声をかけます。
しかし当然万理華には戻りません。
なぜなら貴恵は今モヤモヤした気持ちでいました。
以前、万理華に戻った時は麻衣と蓮司を見て心からホッとして、心がとても軽くなっていました。
そのため、貴恵はどうしたらいいのかと悩みます。
一方、圭介は外が雨のため、会社の休憩室で弁当を食べることにしました。
するとそこで弁当を食べている守屋と遭遇し、一緒に弁当を食べることに。
そんな中、守屋は圭介に最近何かあったのかと尋ねます。
守屋は圭介が営業部長を助けようと頑張っていたことはすごいと思ったものの、彼が自分を追い込んでいるように見えたらしく、何か力になってあげないと無理をし過ぎて追い詰められるんじゃないかと心配になったのだとか。
そんな彼女に圭介は、今までの自分が情けなくなって自信を取り戻したくなった、妻に頼ってばかりで彼女を苦しめていることに気づいたのだと説明します。
すると守屋は、数少ない貴恵の事情を知っている身なので、何があったか聞きたいと要求しました。
そこで圭介は守屋に、貴恵は生まれ変わりではなく、憑依という形でこの世に残っているだけかもしれないのだと打ち明けます。
以前守屋は圭介に、天国にいた貴恵が圭介を元気づけるために戻ってきてくれたのかもしれないと言っていましたが、圭介は恐らくその通りだと言います。
言い方を変えれば圭介がふがいないから、貴恵は小学生の体を借りて現世に残り続けているともいえるため、貴恵にもう心配はいらないと行動で示したいらしく、そのためにはもっと仕事を頑張りたいと思っていると決意を口にしました。
圭介の話を聞いた守屋は、一途で真っすぐなすごい愛だと感じました。
しかし貴恵が成長した圭介を見て、心配ないと現世に残り続ける理由がなくなったら、もしかして消えてしまうのではないかと心配になる守屋。
そこで圭介を呼び出して、守屋はそのことについて尋ねました。
すると圭介は先月一度貴恵の記憶が消えて、普通の小学生のようになり、数日後に彼女の記憶が戻ったことを打ち明けます。
それがきっかけで貴恵は生まれ変わりではなく、万理華という小学生に彼女の人格が乗り移ったことに気づいたという圭介。
生きていた小学生の体を借りて生きているということは、その子の人生を奪っていることと同じこと。
そして誰かの犠牲の上で成り立つ幸せを、誰より家族を愛していた妻が望むはずはないと圭介は語るのでした。
妻、小学生になる。95話感想
貴恵も圭介が変わろうとしていることに気づいたようですね。
そして圭介から貴恵の話を聞いた守屋は、何を感じるのでしょうか?
次回の妻、小学生になる。96話が掲載される週刊漫画TIMESは4月1日に発売されます。
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