こんにちは。2019年5月20日発売のビッグコミックオリジナルより、「釣りバカ日誌」第953話「新たなる船出?」を読みましたのでご紹介します。
952話をまだご覧になられていない方がこちらからお願いします↓
952話では、鈴木建設社長のスーさんは緊張してきた社長生活から解放されて、糸の切れたような状態だ。HANABIのユメさんに入れあげ、クルーザーまで買ってしまった。
そのユメさんの事を内緒にしていたことで、朋友の稲盛、土井さんとももめ、喧嘩してしまい、それを諫めた浜ちゃんの言葉で、稲盛、土井さんの二人は第一線を引くきっかけとなってしまった。
目次
釣りバカ日誌【953話】最新話ネタバレあらすじ
鈴木建設の株価は2千円を超えた。社員も社長以下役員も大喜びだが、市場の評価は社長交代にあるともっぱらの噂だ。
多胡社長代理は、株価の上昇は社長交代に対する評価と受け止め嬉しいが、代理と呼ばれる言葉の響きが気に入らない。
最高顧問に退いたスーさんも複雑な気持ちだ。市場がそのように評価するなら、もうスーさんがカムバックする余地は全く無いと言う事だ。
本来は最高顧問の仕事ではないのだが、浜ちゃんに脅されて、下請け会社の資金繰りの指示をするために佐々木常務を呼び出した。
スーさんは昼飯を食べながら、その話をしようとすし屋に佐々木常務を誘った。
佐々木さんは最高顧問がご馳走してくれるだろうと思い、この機会とばかりに、大トロ、アワビetc高いネタばかりを次々と注文する。
下請けの資金繰りの話をすると、佐々木さんは自分の管轄内の事だとよく知っていて、それは私が断りましたと言い出した。
スーさんはとうとう切れてしまった。“忖度”を持ち出し、援助するように指示した。これで浜ちゃんとの約束は解決した。
さて、HANABIで、スーさんはユメさんとマノーリン号の出航計画を話していた。
1週間後に出港予定だが接岸、離岸がスーさんにはできないので浜ちゃんを誘い、会社を休ませるつもりだ。
稲盛、土井も退任して暇なのかHANABIにやってきたが、わざと二人を無視して話は盛り上がる。まずは大島往復、その次は沖縄、グアムと夢は次々と広がる。
そこに新しい客が入ってきた。ユメさんは知っているらしくバートと呼んだが、何やら胡散臭い客だ。ハーレーを乗りこなし、顔にも傷、たくましい腕はどういう人間か?
釣りバカ日誌【953話】を読んだ感想
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— ビッグコミックオリジナル編集部 (@bigc_original) May 19, 2019
スーさんの社長退任のきっかけでもあり、退任後の喜びでもあるユメさんへのアタックが本格的に始まった。冗談ではなく、本当にクルーザーを買い込み、ユメさんとクルージングの計画を話し合う。
一緒に船舶免許を取った浜ちゃんにも会社を休ませて、同行させるつもりだ。サラリーマンの浜ちゃんにそんなに何日も会社を休ませることが出来るのだろうか?
スーさんはもう社長ではなく、最高顧問でそれほどの“業務命令”は出せないと思うのだが・・・。
釣りバカ日誌【954話】を考察
マノーリン号の処女航海とその後の訪問地の話題で盛り上がっているときに、バートと呼ばれる屈強な男が入ってきた。バートと呼ばれる人物は、港で仲間たちに頑張れと励まされながら見送られて、やってきた。
ハーレーに乗り、腕はたくましく、日にこんがりと焼けている。ユメさんとは何か関係がありそうだが、どのような関係なのか?
オーストラリアからユメさんを追いかけて日本にやってきたのか?折角のスーさんの入れ込みも夢と消えてしまうのか?何とも怪しげな人物である。