令和4年4月20日発売の花とゆめ第10・11号の「暁のヨナ」についてネタバレをまとめました。
【前回までのあらすじ】
ラーン将軍はハクの姿を見て涙を流して喜び、高華国の兵士ですと打ち明けます。
ヘンデと二人で心強いと感じながら敵をなぎ倒していきます。
カジ将軍がスウォンがメイニャンを拉致したと話すと、ハクはメイニャンは無事だと伝えます。
本調子じゃないハクがあと一撃動けばと考えているとゼノが空から傷だらけで降ってきました。
お互い驚きながら再会を喜んでいると、クラウ将軍がまだ生きているのかと楽しそうにやってきました。
チャゴル殿下の玩具にちょうどいいと楽しそうに話すクラウ将軍にハクは怒りの一撃を放つのでした…
目次
敵兵が騒然とする中、カジ将軍はこの世で最も憎い男がこんなにあっけなく死んだと感じていました。
すると力を使い果たしたハクがその場に倒れ、ヘンデが戦いながらもハクを気遣います。
クラウ将軍は何を躊躇している、と自分を鼓舞して戦況としては最悪だからこの男を今倒しておかないと脅威になると感じました。
するとその首もらったと声を出した兵士とハクの間にゼノが立ちはだかります。
兄ちゃん交代だ、寝てろと言い龍の腕で剣を防ぎます。
傷がくっついてきたからと言って、兵士を蹴り飛ばします。
クラウ将軍は死にかけていたはずのゼノを見て本当に身体が再生しているのかと驚きます。
メイニャン様を今度は自分が助けると決めたんだろと覚悟を決めて、隊列を組みなおして高華国軍へ突撃しろと命じます。
俺はともかく兄ちゃんが踏みつぶされるとゼノが危機感を感じているとゼノ君下がってとジェハの声が響きます。
飛び道具で敵を倒し、残りの敵をシンアが倒していきます。
シンアがゼノを見つけたと言い、麻痺返しが来ても能力を使える技を編み出したとジェハに背負われながら得意げに報告します。
ゼノは楽しそうにいいじゃんと言い、ジェハはよくないと嘆きます。
グンテ将軍とトク達が救出活動してきたから捕虜を預けてきたと言い、トク達も無事だったんだなとハクが呟きます。
水攻めから生還して人助けとは流石と続けるハクにジェハは自然と阿波の海賊は水攻めにやられるほどヤワじゃないと言い返します。
君ほどじゃないけど…と振り返りシンアと二人で心底驚きます。
ハ…ハ…と言いながら落としたシンアにも構わず生きてたの!?と叫びます。
死にかけていると答えるハクに、シンアがあおむけのままハクにずって進みます。
怖い…と言うハクにもっと早く見つけたかった悔しいと呟きます。
いろいろあってすぐに戻れなかったと謝るハクに、ジェハは深く安堵のため息をつきました。
ヨナの事を尋ねるハクに国王や参謀たちと一緒にいると答えます。
皆の士気を高めるために、君が行方不明になってめちゃくちゃ泣いていたと付け加えます。
知らないけどね、といつものように伝えて僕の前では泣いてないしと心の中で呟きます。
ここは僕とゼノ君でやるから休んでろと伝え、向こうではキジャが暴れていると言いました。
敵本陣はもうすぐ落ちると言い、キジャとジュド将軍が大暴れしていました。
敵はクラウ将軍の不在で統率が取れていないなら動きようがないと感じます。
ヒッタン将軍がそう案じていると、キョウガが斬りかかり我々火の部族が援軍を崩すと宣言します。
敵の士気の高さに比べ、傭兵が多くて結束力が低いとヒッタン将軍は分かっていました。
チャゴル殿下は戦場に出ることはないから、司令官への信頼の差だと感じていました。
無駄に全滅だと感じていると、南戒帝国軍撤退と叫び声が上がります。
カジ将軍はヒッタン将軍から撤退の伝令を受け、ラーン将軍はカジ将軍に撤退を勧めます。
心中を察したラーン将軍はメイニャン様はヴァル将軍が救出に向かいましたと伝えます。
ゼノはハクに立てるかと声を掛け、早く医療班の所へと伝えます。
ヨナも待ってるとシンアも言い、キジャがハクに戦は終わったと伝えます。
するとハクは馬に乗って、走り出しました。
すると敵兵がハクの姿を見つけてカジ将軍に報告します。
ものすごい形相で走ってくるハクを見たカジ将軍は俺だけに向かってくると感じました。
俺の利き腕はもう動かないのに、逃げるなと言う事かとカジ将軍はハクへ向かっていきました。
南戒撤退と高華国の兵士たちがスウォンとヨナを称えます。
スウォンはすごい汗を流しながら、痛みがひどくても勝つ自信はあったと考えていました。
この金州はハクが命を賭して守り、この戦はヨナや四龍の力で窮地を脱したと理解していました。
捨ててきたものに助けられたと心の底から感じていました。
スウォンが馬から降りた瞬間、ミンスがお茶の準備がしてありますと促します。
戦はまだ続くからこの身体を引きずっていかなければと心に決めます。
ヨナも馬を降りてキジャたちはどこへ行ったのか案じていると、南戒の兵士を発見します。
弓を引いたヨナはスウォンに下がるように言い、ケイシュクも警戒します。
ヨナが狙いを定めていると、気が抜けたように矢を下ろしました。
そこには南戒の兵士の姿をしたハクがやってきて、血だらけで馬を降りてきました。
そしてまっさきにスウォンに駆け寄り、巾着袋を差し出します。
力なく千樹草…と呟いてスウォンに倒れ掛かりました。
呆然とするヨナと、スウォンの手にはハクから千樹草が渡されたままでした…
暁のヨナ224話「限界を超えて」護りたい者のためにの感想
ようやく、皆が再会できましたね…
ハクの執念と友を想う気持ちが全てを勝利に導いたと言っても過言ではないと思います。
ヨナよりもハクに駆け寄って千樹草を手渡すところは感動でしたね!
次回の暁のヨナ225話が掲載される花とゆめ第12号は5月20日発売です!