こんにちは。2020年3月6日発売の週刊漫画ゴラクより、江戸前の旬【1050話】「江戸前手巻き④」のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
1049話では、父が病に倒れ入院することを余儀なくされたのをきっかけに旬は『柳寿司』三代目になることを決意し、立派に家業を継いでいます。
様々なお客様のリクエスト、同業者との関わりの中、彼はたくましく成長していきます。今回は江戸前手巻きをテーマに旬は動いています。
目次
江戸前の旬【1050話】最新話ネタバレあらすじ
旬と和彦は豊洲市場の横に出来た『江戸前場下町』に訪れました。
せっかくだから何かここで食べていくかと提案する旬に、一瞬心が動く和彦でした。
しかし、女将さんが朝食を用意してくれているのを思い出し、断ります。
その発言に旬はほっこりとした笑顔を見せます。
さて、2人が店に戻ると店の前では真紀が立って待っていました。
朝早く押し掛けたことを詫びながらも沈んだ様子の真紀に、旬はどうしたのかと尋ねます。
真紀の父が、真紀の手巻き寿司を江戸前だと認めないと言うのです。
和彦が握りではないからなのではと言うと、真紀は首を横に振ります。真紀は原因はコハダだと話します。
お客様の中にもコハダを扱っていないのに江戸前を名乗るのはおかしいと言う人も何人かいたので、真紀はコハダを使った手巻き寿司を試作したのですが上手くいっていないことを吐露します。
それを聞いた旬は、和彦に寿司飯を用意するよう指示します。
旬はガリと大葉を刻んで巻いたコハダ巻きを作り、真紀に食べさせます。真紀はそのおいしさに驚きを隠せません。
ガリの甘酢と大葉の爽やかさ、それにコハダの酸味が渾然一体となって海苔が全然それらを邪魔しないのです。
ワサビを多めに入れていても全く感じず、さっぱりした味わいです。旬は真紀の父はコハダを使わなかったことを怒ったのではなく、手巻き寿司に合うように工夫しなかったことを怒ったのではないかと真紀に話します。
旬は江戸前寿司というのは古い仕事を継承するのも大事だが、お客様に喜んでもらうために寿司ダネに一工夫することも忘れてはいけないのだと付け加えます。
真紀は旬の言葉に奮起し頑張ることを誓います。場面は切り替わり、手巻き寿司専門店真紀にて父にコハダの手巻き寿司を食べてもらう真紀の姿がありました。
食べた真紀の父はそのおいしさに涙します。真紀と、父の隣に寄り添う母も涙を流すのでした。
江戸前の旬【1050話】感想
最初は江戸前寿司について右も左も分からなかった旬が、今回自分の腕と知識と経験を真紀に見せて良い方向へ導く姿に頼もしさを感じます。
江戸前寿司と言っても、古い職人の技術だけをひたすら継承するだけではなく、常に温故知新の精神で新たな道を切り開いていかなければならないメッセージを感じました。
江戸前イコール変わらないではなく、やはり時代と人に合わせて順応していく姿勢が大事なんだと再確認するお話だったなと感じました。
江戸前の旬【1051話】考察予想
恐らくですが、今回で手巻き寿司回は一区切りなのかなと思っています。また新たなお客様のリクエスト、同業者の思いや軋轢など様々な困難が旬にのしかかってくるのではと予想します。
しかし、それらを妥協だけではなく、寿司職人の誇りとたくましさで乗り越えて行く旬の姿をまた見られるのだと思うとやはり楽しみでしかありません。
旬が二十歳前から黙々と積み上げてきたものが実を結び、周りに幸せと勇気を振りまくそんな熱くて温かいお話が次回でも見られるのではと思っています。
まとめ
2020年3月6日発売の週刊漫画ゴラクより、江戸前の旬【1050話】「江戸前手巻き④」のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。