2021年12月20日発売の週刊少年ジャンプより、ヒロアカ【338話】「使い捨ての人生」を読みました。
ヒロアカ337話では、デクと葉穏から青山達家族が逃走しようとしていましたね。
両親は息子を庇いながら出来るだけ遠くに逃げようとするも、相手はワンフォーオール兼オールマイトの弟子。
抵抗を試みる彼らをデク達はじわりじわりと追い詰めます。
物語序盤には無個性で生まれた青山を憐れんだ両親が、オールフォーワンに協力することにしたことに触れられていました。
デクや雄英の情報を漏らせば、個性を自由に与えてくれる。
オールフォーワンにとって青山達は単なる駒ですが···。
裏切りや失敗をした者は平気で排除されると知らず、息子の為を思って両親は承諾したんですね。
青山優雅自身も多くの人の役に立てるならとプラスに考えました。
結果的にクラスが孤立するタイミング·合宿先などの情報を、言われるがままに洩らした青山。
雄英に戻ったデクが一人になるよう誘い出したのも彼の仕業。
しかしデクは自分と同じ無個性で、それなのに必死に戦っていた。
青山は応援もせず敵対していたことに絶望。
今更もう遅いとデクと葉隠に向け、ネビルレーザーを発射。
その瞬間葉隠がデクの前に出て、ネビルレーザーを両手で防ぎました。
彼女には光を屈折させる能力があるのです。
徐々に打つ手がなくなってきた青山達家族を、最後はデクが黒鞭で拘束。
雄英に連行することに。
青山達が移送された雄英高校視聴覚室には、根津校長·オールマイト·塚内などの要人がズラリ。
更にA組生徒達もいて、複雑な心境を抱きつつ青山のほうを見ています。
因みに内通者といっても、オールフォーワンに関する情報は一つも持っていません。
不要になったら排除されるだけ。
さて青山優雅本人は今の自分はヴィランだと決め付けました。
しかしデクは罪を犯しても一生ヴィランということはない!君はまだヒーローになれる!
前回のラストではこんなイケてる台詞を言っていましたよ。
目次
ヒロアカ338話ネタバレ最新あらすじ
場面は塚内が部下に、青山の口を塞ぐよう指示したところから始まります。
今の青山は椅子に拘束され言葉も喋れない状態。
レディ·ナガンの時のような仕掛けがないとも言えないし、オールフォーワンに加担した罪は消えません。
塚内はその上でセントラルの検査結果が出るまで、これ以上青山に喋らせるのは良くないと言いました。
さてここで青山の両親に、神野の襲撃を何故報告出来なかったのかと質問する塚内。
両親はこちらから連絡することは不可能で、向こうが求めた時のみだと返答。
つまり青山達が捕まってもオールフォーワンには辿り着けない。
だったらあの戦いはと話を続けようとすると、デクが結局オールフォーワンは見つからないのが今の見方でしょ?と指摘してきました。
そして上鳴が出方を誘導出来ればいいことに気付きます。
更に八百万が現状で青山だけがオールフォーワンを欺けると発言。
つまり青山に罪滅ぼしの機会を与えようとしているとも受け取れます。
プレゼントマイクは罪は罪、今更青山を信じられるのかと口を挟みますが?
飯田はそれは過去の話で、青山の心の内を掬い取れなかった自分達の責任でもあると断言。
今泣いている絶望している友の手を取りたい。
それが自分達と対等になれる唯一の方法だと飯田が言うと、クラスメイト達もそれぞれの思いを語りました。
爆豪に瀨呂に切島、次々と青山に好意的な発言をしたのは印象的。
特に切島が「緑谷を止めに行った時誰か一人でも”無個性”をせめたかよ!?涙こらえて隠し事してた奴嫌いになったかよ!?」と青山に叫んでいる部分。
とてもインパクトがあり忘れられません。
こうした生徒達の気持ちは塚内の心に響きますが、捜査協力を頼むとしてもそれだけで許していいのか···。
警察関係者としては複雑な心境。
とここで相澤から端末の通信が入ります。
相澤は見抜けなかった責任が自分にあることを認めた上で、気持ちは生徒達と同じだと告白。
A組担任として青山を除籍にするつもりはなく、考えがあるとも明かした相澤。
それから青山達に聞こえないような声で考えを伝えていきました。
根津校長は検証は必要だが実用性は高いと肯定的。
塚内もやる価値はあるから本部で詰めたいと言いました。
君達はこの事を決して他言するなと言い残し、その場を後にする塚内達。
デクは青山に声をかけますが、そのまま連行されてしまいます。
場面は切り替わり寮のロビー。
A組一同は決意を新たに団結力を高めました。
さてここでデクは次の戦いに備える為に、装備を修理してもらいに発目の元を訪れます。
来るべき戦いの準備は着々と進んでいるようですね!
ヒロアカ338話ネタバレ!感想
本来なら青山の犯した行為は許されるものではありません。
しかしA組は青山の心の内を見抜けなかった責任は自分達にあると、彼に対して好意的でしたね。
あれだけ危険な目に遭ったのにA組のみんなはかなりお人好し。
もっと厳しい人達なら雄英から追い出されていたでしょう。
いずれにせよ青山には名誉挽回のチャンスが与えられました。
オールフォーワンを誘き寄せる作戦とは何なのか気になります。
きっと青山なら自分の罪を悔いて、皆の為にやってくれるのではないでしょうか?