こんにちは。ひらりです。
2021年7月8日発売のモーニングより、そのモガリは熱を知らない【6話】「色を変える真相」を読みました。
5話では、
北田が茂上に殺されたと証明するため、茂上のいる山にある秘湯にやって来た狩結は、この場であることに気づき、2つの遺体の解剖を要請します。
茂上が北田を殺したと思い込んでいる南も直接執刀することになりました。
それでは、この記事では、そのモガリは熱を知らない【6話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
そのモガリは熱を知らない【6話】最新話ネタバレあらすじ
1体の解剖をすることになり不安を感じていた南ですが、狩結の指導下で解剖できると考えると不安はなくなりました。
狩結が北田、南が茂上の遺体を担当し同時に解剖を進めます。
狩結はまず南に茂上の外表所見を聞きました。茂上の遺体の様子から茂上があおり運転をしていたと改めて思っている南ですが、狩結はそれが南の先入観だと注意します。
続いて狩結が外表所見を言い始めたところ、北田の遺体は確かにトラックの下敷きになっていましたが、体の傷に生体反応は見られないため北田はトラックと接触しておらず、全ては死後に出来た傷だと言いました。
トラックに潰された時点で北田は死んでいたのです。
南は茂上が先に北田を殺したと考えますが、真相を知るため2人は遺体の体を開きます。
すると茂上の臓器が帯緑色に変色していることが分かりました。死後の死斑が帯緑色に変色しているという事実が示すのは、2人の死因が硫化水素による中毒死を引き起こしたと言う事です。
硫黄泉から硫化水素が出ることを南も勿論知っていますが、それでも実際に行った現場で突然致死量まで濃度が上がることは考えられません。
しかし、事件のあった日、現場のあった場所では自身が起きていたのです。
硫化水素は火山ガスでもあるため、硫黄泉近くにいた北田は地震により高濃度になった硫化水素を吸ってしまい、急死したのです。急死の場合変色は起こりません。
対する茂上は長時間硫化水素にさらされたため変色したのです。
南はあることに気がつきました。
北田はトラックに轢かれたのではなく倒れているところを茂上に助けられ、荷台で運ばれていた途中に茂上も意識が薄れて事故が起きてしまったのです。
茂上が行っていた人払いは硫黄泉の危険性を知っていたからでした。
狩結がこの事実に気づいたのは、栗原が秘湯の場所で涙を流したからでした。確かに涙が出るのはおかしかったという栗原ですが、北田のキーホルダーを強く握りしめていました。
そのモガリは熱を知らない【6話】感想
秘湯と聞けば聞こえがいいですが、正しく管理されていない点から見るととても危険な物であることが分かりました。
今回の事故では茂上の行為が悪意ではなく善意であると1人でも知る人が出来たことがよかったと思います。もし分かりにくい人払いではなく危険だとしっかり伝えていれば誰も死ぬことはなかったのかもしれません。
南の初解剖。解剖の手際よりも思い込みをしてしまうのが南の悪いところだと自覚出来た良い解剖になったと思います。
そのモガリは熱を知らない【7話】考察予想
また1つのシリーズが終わりました。今のところどの事件も狩結が自ら首を突っ込みに行っていますが、狩結の元に正式に依頼が入ることはあるのでしょうか。
他の刑事たちは解剖なんてしなくても捜査は正しいと思い込んでいる連中であるため、狩結に頼るとしたら上層部の指示です。
特別法医捜査室を設置した人物からすれば、もっと解剖を広く認知させたいところでしょう。そのためにも、怪しい事件は解剖に回してくれるようになるかもしれません。
まとめ
この記事では、そのモガリは熱を知らない【6話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。