こんにちは。ひらりです。
2021年2月1日発売の週刊少年ジャンプより、アイテルシー【第1話/眤(い)】を読みました。
今週から始まった稲岡和佐先生の新連載です。キャッチコピーは『事件の傍には謎と彼女が!』。
前作の『キミを侵略せよ!』のSFコメディから一転して、今作は超異質&超異常と銘打った、クリミナルサスペンスものになっています。
それでは、この記事では、アイテルシー【1話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
目次
アイテルシー【1話】最新話ネタバレあらすじ
俳優の田亀敦は、女性ファンに声を掛けられます。敦は握手に応じようとしますが、彼女は意味深な発言を残して立ち去ります。
それから、暗い部屋の中で、女性ファンは敦の写真を見つめ「愛してる…」と呟くのでした。
その後、敦に2人の刑事が接触してきます。彼らは兄弟で、兄は二月右近、弟は左近といいました。
彼らはタレントの篠宮遥が殺害された事件を調べており、友人関係にあった敦に話を聞きに来たのでした。
敦は遥がストーカーされていたことを伝えます。すると、右近から変わったファンに心当たりはないかと尋ねられます。
敦が昨日の女性ファンのことを伝えると、刑事は表情を変え、犯人はすぐに捕まると言い残して去っていきます。
1人になった敦は、次の瞬間、悪寒を感じて振り返ります。
そこには誰もいませんでしたが、実はその女性ファンがテーブルの下に潜んで、彼の背中を見つめていたのでした…。
翌朝、敦のマンションに刑事を名乗る女性が訪ねてきます。刑事は篠宮殺害の凶器が見つかったこと、殺害現場に落ちていたレシートから犯人が特定できたことを伝えます。
そこへ、左近刑事から電話がかかってきました。そして、そんな女刑事は知らないと言われます。
敦が振り返ると、いつも間にか背後に女刑事が。恐怖を覚えた敦は、思わず彼女を突き飛ばします。
その正体は先日の女性ファンの変装でした。敦は屋上へと逃げますが、すぐに追いつめられてしまいます。
そして次の瞬間、彼女から篠宮遥さん殺害の犯人はあなたですよね!とキラキラした目で告げられます。
彼女の真の正体は、警視庁の刑事、相生りさでした。
彼女の言う通り、篠宮殺害の犯人は敦でした。りさは敦をストーキングして、レシートのトリックを見破り、物証まで手に入れていました。
恋する乙女の表情で、敦のことを『白馬の犯人』と呼ぶりさ。
敦はその好意の異常性に恐怖し、自ら警察に駆け込むのでした。
その頃、二月兄弟は相生刑事の特殊な捜査方法について話していました。
彼女は5年前に起きた『明珍市少女誘拐事件』の被害者で、何故かその犯人を愛してしまったという過去がありました。
誘拐犯はまだ捕まっていませんが、それ以降、彼女は犯罪者という理由だけで犯人に恋をするという、特殊な体質になってしまったと言います。
左近刑事はそんなやり方は認められないと言い、今後は自分が目を光らせると相生刑事に宣言し、新たな刑事コンビが誕生したのでした。
アイテルシー【1話】感想
今週から新たにスタートした連載作品。敦の視点で物語が進み「相生りさが犯人では?」と読者にミスリードさせる展開が面白かったです。
序盤は相生りさはほとんど顔を見せず、ストーキングすることで敦にジワジワと恐怖を与えますが、いざ登場すると、その顔面はめちゃくちゃ美少女。
しかし、犯罪者しか愛することが出来ず、また犯人をストーカーすることで証拠を集めていくというぶっ飛んだ捜査方法が、今までになかった設定でユニークでした。
何故、彼女が犯罪者しか愛せない体質になってしまったのか、その理由も気になるところです。
アイテルシー【2話】考察予想
来週からは、左近とりさが組んで、本格的な刑事バディものが始まりそうです。
熱血気味で、りさのやり方を認められない左近と、刑事でありながら犯罪者に異常な愛情を抱き、犯人と愛の逃避行をすることしか考えてないりさ。
…今から左近がりさに振り回される姿が目に浮かびます(笑)りさの特殊な捜査方法が判明した今、今回のようなミスリードは使えないでしょうから、来週から物語にどんな仕掛けを施して、読者を驚かせてくれるのか楽しみです。
今回はりさの特殊性にスポットが当てられた話で、右近と左近にはあまり見せ場がなかったので、彼らの活躍にも期待したいと思います。
まとめ
この記事では、アイテルシー【1話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。