こんにちは。2019年6月5日発売の週刊少年マガジンより、はじめの一歩【第1264話】を読みましたのでご紹介します。
まだ1263話をご覧になっていない方はこちらからお願いします→はじめの一歩【1263話】
前話では、間柴対伊賀の試合は、見事に間柴の圧勝劇で幕を閉じました。一歩のかつてのライバルたちは着実に世界へと足を踏み入れて行きます。
現役を退いて客観的にライバルの試合を観戦するようになった一歩は、その中から一つの答えを見つけるのでした。それは・・・なぜ自分が負けたのかという理由。
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目次
はじめの一歩【1264話】最新話ネタバレあらすじ
鴨川ジムに戻った翌日・・・一歩は一人サンドバッグを叩いていました。それは今までのおさらいとして・・・。
鴨川会長がそれを見つけ話しかけると、負けた理由を語り出したのでした。
―――基本の左ジャブをいつの間にか忘れてしまっていた。
―――これでは負けて当然だと言ったのです。
しかし、鴨川会長の答えは違っていました。 デンプシー・ロールを装備してたしかに一歩のスタイルは変わった。
左ジャブが極端に少なくなったのも事実。ではお前に問う・・・――――デンプシーなしでキサマは勝てたか?・・・
――――Thepersonwhocontrolstheleftcontrolstheworld―――
左を制するものは世界を制す―――ボクシングをしている人なら誰もが知っている言葉です。
ジャブといってもその種類はたくさんあります。相手との距離を計るモノ、動きを制御するモノ、リズムを作るモノ、ダメージを与えるモノ、見せるためのモノ、次弾に繋げるモノ。
このジャブをどう使いこなすかで大勢は決定づけられる。ゆえに左は世界を制すということ。
一歩はそのジャブ、いわば小刀を捨ててその身を刃に変えて戦ったのだと鴨川会長は答えました。その姿はまさに勇猛果敢であったと。
その話を聞いた一歩はそれでも納得いきません。
「今ならわかります!ジャブを使って前に出てその上でデンプシーだったと・・・!」
「会長の教えを忘れなければもっと期待に答えれたはずです・・・!」
―――もしかしたら・・・今の僕ならっ・・・!!!―――
そこまで言ったところで鴨川会長に止められました。
「伝えていけ・・・自分が出来なかったこと、勉強したこと、反省したこと。」
その言葉は、指導者としてということ。その言葉を残して会長は部屋をでました。叱ってくれない会長・・・
そのもどかしさは現役を退いたゆえのものでした。
悔しくなり一歩はサンドバッグに気持ちをぶつけます。
――――ズドーンッ!!!!――――
その後 某ホテル
「日本というものが私は大好きです。」「しかし、みなさんに謝らなければいけないことがあります。」
「日本が誇る無敗の英雄に最初に勝つ男になってしまうからです!」
―――お前は俺さまに・・・負ける!!!―――
鷹村世界防衛戦記者会見!!!
はじめの一歩【1264話】を読んだ感想
一歩はやはり現役に未練がありそうでした。幾多の死闘を繰り広げたライバルたちの活躍を目の当たりにして、なおさら現役復帰に気持ちが傾いたのではないでしょうか。
その気持ちを、鴨川会長に伝えようとした一歩の気持ちもわかりますが、会長が止めた理由もわかります。
現役復帰はそんなに甘くないと。今後の一歩はやはり指導者としてやっていかなければいけないのか、そうなるとちょっと残念です。やはり戦っている一歩を見たいのが本音です。
はじめの一歩【1265話】を考察
木村が思った通り、現役を退いた人は一度外から見ると今の方が出来るのではないかと思ってしまう。それは一歩もそうでした。
それを鴨川会長もわかっていたのでしょう。復帰に対しては一度も触れませんでした。ということは一歩の復帰はまだまだ先になるということです。(復帰するなら・・・)そして最後に鷹村の防衛戦が組まれました。
今回でミドル級は最後にすると言っていたので、見事防衛して次の階級にステップアップしてほしいです。